性癖の悪さに自覚はちょっとある。 けれど酒癖の悪さには自覚がない。というか記憶が飛んでしまうから分からない。 なので三杯以上は飲むなと周囲から注意を受けていた志摩。
「俺、真昼さんを犯して「ないですからご安心を。」
妙な夢を見たあれは本当に夢だったのか、それとも現実だったのか。 図々しいと思いつつ、昨夜にあった出来事の真意を真昼に尋ねる。
「俺、真昼さんをメチャクチャに「されてないですってば。」
「俺、真昼さんとセック「いい加減にしていただけませんか?止めたいんですけど、この会話。」
全部の質問に全否定で返ってきた答え。 ああ、よかった。本当に何事もなかったんだ。
(本当の本当に・・・?)
|