そんな志摩に、グーのパンチが炸裂。
「い゛っ!?」
待ちに待ったはず(?)のツッコミなのに、そのグーパンには加減なんてものはなかった。 もちろん志摩を殴ったのは、
「そこまでにしようか?志摩くん。」
「「「てっちゃん!」」」
「あ、兄貴・・・。」
志摩の兄であり上司でもあり、クロスカルテットのプロデューサーでもある徹夜。 今の話をどこから聞いていたのだろう。
「アズもエヴァも気を悪くさせてごめんね?今この変態を始末するから、ちょっとだけ待っててね。」
「ちょ、兄きッ・・・ぐふっ!ギャーッ。ごめんなさいごめんなさいごめんなさいいいいいい!!!」
ニコニコと顔は笑っているのに、殴られる拳には静かな怒りで満ちている。 そして容赦なく不純な弟に制裁を執行したのでした。
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