それでも明日は(ゲームするから)無理ということで、志摩と朝陽のデートは断念。
「じゃあこれからご飯でも食べ行く?それぐらいならいいよ。」
けど、これからなら話が別なのか。 明日が出来ない代わりに、今日これからご飯行こうと朝陽からのお誘いが。
「え。」
しかし、それはそれでまた明日よりも急なお話。 今夜、見たいドラマがあったことを思いだし、志摩はその案に固まってしまう。 あっちは自分よりもゲームを選んだんだ。 だからと言ってこっちまで相手よりドラマを選んだら、この先もこんな感じですれ違いまくるかもしれない。
「どうする?行くの?行かないの?」
急なお誘いって『そこをなんとか』じゃ、どうしようもないんだな。っと、自分のさっきの行動を深く反省。
「・・・行く。」
「ましクンも用事あるんだったら、無理しなくていいんだけど。」
「行くっつってんだろ!」
そんな苦渋(?)の決断の結果。 あっちはゲームだったけど、こっちはドラマより相手。 こうして志摩と朝陽は、2人でご飯食べに行くこととなった。
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