「そんなにいいのか?煙草って。」
だから気になって口から出たこの一言。 それがきっかけの始まり。
「1本吸ってみる?オレのでよければ試しに。」
「え!?」
朝陽がポケットから煙草をポンッと取り出し、その1本を志摩に手渡そうとしていた。
「いやいやいやいや。俺は吸いたくて言ったわけじゃなくて。良さが全然、俺には分からないから言っただけでででで。」
「なら、なおさら1回でもいいから吸ってみなよ。じゃないと良さもクソさも分からないでしょ?何事も経験大事(はぁーと)。」
「・・・朝陽さんがソレ言うと、すごくやらしいことのように思える。」
「えーっ。それはちょっと心外じゃない?」
ちなみに志摩も朝陽も成人済みの男なので、このネタ書かせていただきました。 煙草は20歳になってから。 未成年の方は吸わない、成人の方は吸わせないように・・・。
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