2人のすれ違った会話は、どんどんどんどんエスカレート。 主語も語らないまま語れないまま、とんでもない方向へ進んでいく。
「ってか、さっきからなんで?・・・枝葉は大丈夫な方向で話進めてんだよ?」
「なんでって言われても、俺は別に平気だし。おばさんに見られて恥ずかしがるリンも、ちょっと見てみたい気もするけど。」
「なッ!?どこで覚えてきやがった!そんな鬼畜な羞恥プレ・・・げほごほッ!」
いきなりで突然であんまりな展開に、燐之助も噎せてしまう。
「あーあー。病人なのに大きな声出し続けてるから。大丈夫か?」
「・・・誰のせいだと思って。」
「悪い悪い。・・・そっか。」
でもその隙を狙われたのか。 頑なに拒む燐之助に、枝葉が決めの一手を講じる。
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