「アズがどうかー・・・。」
朝陽の妙な反応が気になる志摩。 やきもちじゃないとしたら、なんだ? まさか今度はアズに標的の矢先を向けていたのか?
「言っとくけど、アズにまで何かやかしたら俺が黙ってないからな。」
だとしたらそんなことが起きないよう、先に回って忠告の釘を打つ。 可能であればそこに自分も混ざりたいと言う下の欲が生まれたけど、アズの平和を脅かす奴は許さん! そんなこと断じて許さん!
「ん?あぁ、大丈夫大丈夫。そういうのじゃないって。オレ、同属嫌いだし。」
「アズを朝陽さんと一緒にすんな!月とすっぽんの差、むしろ朝陽さんのような属性が他にいてたまるか!」
けどいくら朝陽でも、それが目的で見ていたわけではないようだ。
「いいね!それ!もちろんオレがすっぽん側だよね?ね!?」
「すっぽん側で喜ぶな!このクソMが!!」
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