久しぶりのカラオケ。しかもクロスカルテットのメンバー全員でのカラオケ。 キィもエーチもハイなテンションで高く、大いに盛り上がっており始まりから最後まで煩かった。 けど、
「Zzz・・・。」
そんな騒がしい中でも寝てしまうアズ。 エヴァの肩をかりて気持ちよさそうに、すやすやすやすや寝息を立てていた。 そんなアズに煩い二人も気づく。
「あれれ?アズ寝た?」
「うん、寝た。」
「すごいよな。これだけキィちゃんと煩くしてた中、寝れるなんて。」
「まぁ、すごい才能だよな。・・・ぃっしょ。」
けどあまりにも気持ちよさそうだったので、このままにさせて無理矢理起こすことなどしない。 しかもエヴァなんて肩から膝にゆっくり動かし、そのまま枕にさせて、制服の上着までアズに貸す始末。 利用時間いっぱいまでアズを寝かしてあげた年上のお兄ちゃんたちだった。
|