色々書き溜めとく所。
更新履歴にはのせない予定。



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//漂白
//

▼ うそ



愛しているなどと

容易に嘯くものではないと

どの唇がほざくのか


(あなたでは無いことを祈ろう)







2011/05/27 20:43//Com*0

▼ ギン乱


手を繋ごう、そう言って差し出した僕の手を君はぎゅっと握った。小さな子供もの様なその仕種に心が酷く軋む。何処にも行かないよ、って言いたいのに。どうしてだか僕は君に嘘を付けない。


(だから、せめて)






2011/05/27 00:07//Com*0

▼ ギン乱


空を振り仰いで

その途方もない大きさと

太陽の遠さに泪が溢れた


(手なんて届かない範囲)






2011/05/26 13:24//Com*0

▼ ギン乱



きらきらした宝石も

甘い甘いお菓子も

全部僕が君にあげたかったもの


(無力な少年時代)






2011/05/26 02:02//Com*0

▼ ギン←乱




私が高い所を嫌いなこと貴方は絶対知っていたんでしょう?昔からのことだもの。知らない方が可笑しいわ。だから。ねえ、だから空へと昇って終ったんでしょう。私が怖くて行けない高い所へ。


(自惚れじゃない、事実)



先日、高所恐怖症なギンの手を引く夢を見ました。




2011/05/26 00:21//Com*0

▼ チルッチちゃんと神様


私は知っている。
自身が幾らでも替えのきく兵士だとと云うことを。

そう、唇の端を歪めれば、創造主は少し嬉しそうに微笑んだ。勿論、上辺だけのものなのだろうけれど。鳶色が私を射貫く。その大きな掌がひっくり返る。低いテノールが嘘を付く。

「君は実に良く理解している。棄てて終うのが惜しくなる様だよ」

本当、本当うざったい。貴方が必要なのは旧世代の兵器じゃあ無いんでしょ。そして新しい武器でも無いんだわ。たった一人のあいつが欲しいんでしょう。良い気味だわ、と私は笑う。そんな終わりの日の歪み。


(神様なんて死んじまえ)




女性キャラの中でぶっちゃけチルッチちゃんが一番好きです。
初登場シーンから好きでした。






2011/05/24 23:08//Com*0

▼ ギン→乱



どうか僕に
君に口付けるだけの勇気を下さい

必死にお願いする僕に
意地の悪い満月はただただ笑っていた


(ないものねだり)



2011/05/24 01:03//Com*0

▼ ギン乱




ねえ、と彼女はその肉厚の唇を開いた。甘い甘い菊の香が鼻孔をつく。

「ギンは、」

「言わんでええよ、その先は」

乱菊の流れる様な、輝く金糸を指先に絡めて唇に触れるだけのキスをした。


(君が此処にいる事実)







2011/05/21 13:49//Com*0

▼ ギン乱




ねえ、と彼女はその肉厚の唇を開いた。甘い甘い菊の香が鼻孔をつく。

「ギンは、」

「言わんでええよ、その先は」

乱菊の流れる様な、輝く金糸を指先に絡めて唇に触れるだけのキスをした。


(君が此処にいる事実)







2011/05/21 13:49//Com*0

▼ ギン乱



例えば、
世界に死神と呼ばれる存在が
僕一人しかいなくても

僕はきっと
見えない君に恋をする



(薬指の赤い糸)







2011/05/12 18:01//Com*0
  



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