06/07 ( 11:50 )

琉夏とローズクイーンバンビちゃんの可能性について
ローズクイーンバンビちゃん→小鳥ちゃん
真咲デイジーちゃん→岸あいこちゃん

琉夏とローズクイーンバンビちゃんの可能性について

美男美女パーフェクトカップル。
このバンビはちゃんとはきはき物言う子。まあ高校平みよの話の派生という物凄い遠回りで出来た子なんですが。
琉夏がベタベタしてきてなし崩しにエロへ持ち込もうとするのに切れて
「私の目を見て、やらせてっていったらさせてあげる!」とガン睨み。
ただ普段は凄くラブラブ。
勿論アンネリーバイトで、真咲先輩がちょろっと顔出してバンビにちょっかい出して琉夏が不機嫌になる。多分
琉夏は真咲みたいなタイプが苦手だから、殴ったり排除したりはしない。お兄ちゃんタイプに弱いのは、琥一の
所為か。真咲が琉夏を飲みにつれてっても良いと思う。

「どっからどー見てもそうだけど、一応聞いとく。あのこと付き合ってんの?」
 奢るという言葉に釣られて飲み屋に釣れて来られた琉夏は、さばみりんを抓みながら軽く顎を引いた。
「ふーん、美男美女カップルってホントあるんだな。うん」
「エンガワも頼んでいっすか」
「おう、食え食え」
 ビッグスマイル、とはこういう奴の顔のことを言うのだろう。真咲とか言うこの男はそれ程敬遠しなくても良
さそうだと、僅かに警戒を解く。男の店員の方が多いのにわざわざ女性店員を捕まえる姿には呆れるが。
「オネーサン、エンガワと鯛差しともろきゅう、それに焼酎キープ入れられる?」
「あ、焼酎飲めないのあるか?」
「イモはパスで」
 高校生であるとか、そういうことは気にしないらしい。やがて料理がある程度揃った頃、無意味になみなみと
酒の入ったがちんとグラスを触れ合わせた。
「ここ、魚うまいっすね」
「そーだろー、俺のお気に入り。彼女ちゃん…は、無理か。誰かと来るといい」
 何をするわけでもなく料理を抓んでは酒を飲み、真咲の話に付き合う。踏み込む距離感が絶妙で、琉夏のやわ
らかな神経を刺激することなく彼は雑談を続けていく。
「俺もさ、実は彼女とアンネリーで知り合ったんだよ」
「へぇ…」
 かぱんと開いた携帯の待受で微笑む少女は、どことなく小鳥に似ていた。
「かわいーだろー」
 でれっと相好を崩す様子に少し笑ってしまう。俺も小鳥の話をする時はあんな顔なのだろうか。
「…俺の小鳥の方が可愛い」
「なに!聞き捨てならん!」
 口調は怒っているが真咲は笑顔で、琉夏の首を軽く締める。琥一以外とこうやってじゃれるのは久しぶりで、
なんだかくすぐったい。


「ばか!ばか元春!」
 真咲の知り合いが経営するバーに、べちべちと頬を打つ音が響く。すっかり深夜、閉店後のスツールで酔いつ
ぶれる真咲を、先程待受けで見た女がべちんべちんと叩いている。
「う…」
 かくいう琉夏も、一見平常だが実は腰が立たない。
「キミも!呑みすぎ!!おうち帰れるの!?」
「うるせー…」
 それだけ言って突っ伏した琉夏のポケットから、サクラソウに似た花のストラップがこぼれ出る。
「もー!携帯借りるよ!」
 女はストラップを引っ張って琉夏の携帯を取り出し、母親と父親、実家の番号を探したが見当たらない。
「親不孝ものー、じゃあ短縮だ」
 短縮の一番に電話を掛ける。
「るかくん…?」
 深夜だというのに2コールで少女らしき声が電話を取った。
「はじめましてこんにちは、岸あいこといいます。このケータイの持ち主の金髪君…の知り合い?」
「!琉夏くんが、なにか…」
 電話の向こうの声が一気に覚醒する。
「重大なことじゃないのよ、安心して」
 この金髪は、電話の向こうの子に普段どれほど心配をかけているのだろう。そう思うといらっとして一発ぽか
りと殴ってしまう。結局彼の兄だとか言う厳つい男がバイクで駆けつけ、真咲を担いでタクシーに放り込んでく
れ、金髪男―琉夏という名前らしい、を引きずって帰ってしまった。


 琉夏は酔っ払うイコール気を許している。琉夏はザルとかそんなんじゃなくて相手が他人だと思うと気を張っ
てるしがぶ飲みのしないので酔わない。
「真咲さん家で宅飲みするけど、小鳥も来る?」
「あいこさんは?」
「あいこさんも来るっぽいよ」
「じゃあ行こうかなあ…」
 女子は女子会ですよ、スイーツで。
「甘いもんもたべたい」と言った琉夏が。ごっそり女子会スイーツ奪ってデイジーに平手打ちされたり。



05/16 ( 03:49 )

※閲覧注意 バンビがかわいそうです
※男性向け的エロ。琉夏がバンビに中だし。
※元ネタがあります。


「きょ、今日は危険日だから。やだ…」
 俯く小鳥の顎を捉え、至近距離で琉夏が囁く。
「危険日だから?じゃあ、どうする?」
 夕日の差し込む教室で、ますます俯く小鳥はぺちゃっと床に座り込んだ。
 歯でズボンのファスナーを空け、琉夏の陰茎にボクサーパンツの上からキスをする。
「ふうん、口でしてくれるの」
 軽く机に腰掛けた琉夏は、足で少女を挟むとだらりと力を抜く。
 口で、満足させないと、犯される。
 そう思うと、いつもより口淫は入念なものになる。流石に下着は手で降ろし、両手でそれを支えて先端を口に
含む。舐めるのではなく、口内を膣のようにして何度も吸い付き喉の奥まで迎える。
 ちゅぱちゅぱと涙目で懸命に奉仕する小鳥を見て、琉夏はぞくぞくとした嗜虐に身を震わせる。
 彼女の前の生理が終わった日から、もう何度も中出しをしているというのにそれでも未だこの少女はこういっ
た行為に及ぶ。普通なら諦めて溺れるのではないか、と思うがそうでもないらしい。
「凄い顔になってるよ」
 小さな鏡をポケットから取り出し、唇を突き出して陰茎に吸い付く顔を見せてやる。
 ぶる、と震えて涙をつうと流した彼女はしかし奉仕を止めない。頭全体を動かして、いよいよ琉夏をイかせよ
うとする小鳥を琉夏は優しく撫でる。
「小鳥、放して」
 ふるふると首を僅かに振って、抵抗する彼女を力ずくで引き離し。向かい側の机に押し倒す。
「や、やぁぁぁぁぁ!」
「ふ、はぁ…」
 即、スカートの中に手を突っ込み、パンツをずらして挿入する。十分に濡れたそこはずるりと陰茎を飲み込み、
二三度痙攣した後精液をぶちまけられてしまった。
「はぁ…、ひどい、ひどいぃ…、うぇ…」
「そんなに嫌なのに、何で濡れてるの?」
 じゅぷ、じゅぷと十分なぬめりと混ざり合った精液で、琉夏の腰が滑らかに動く。
「はぁ…!んやぁ、やぁん…」
「キモチイーんだろ?」
 ぎゅっと抱き締めて、耳元で囁いてやりながら腰を打ち付けると、びくびくと小鳥は痙攣する。
「ほら、せーえき出されて気持ち良いって言ってみな」
「ぁ…、はぅぁああ!」
 ごりごりと突き当たりに押し付けられたかと思うと、そこに精液を注がれてしまう。
「ひぃ、ぅ、奥ぅ、来てるっ」
「―っは、ふ、凄いね。ぎちぎち」
 かくかくと痙攣する腰の奥、子宮に直接白濁を注がれ、小鳥は泣きながらも凄まじい快感を覚えていた。
「るかくんのが、すごぃ…」
 とろんと蕩け、涎を垂らす小鳥に、普段の清楚でローズクィーン候補の雰囲気は微塵も残っていない。
 挿れたまま小鳥をうつ伏せにし、ガツガツと突き上げる。
「あひ、ひぃん、あっ、あんっ!」
「ここ、教室だよ?そんなにあんあん言って恥ずかしくないの」
 そう言うと、きゅうんと膣が締まる。要するに彼女はMっけがあるのだ。
 ぱちゅぱちゅと湿ったうちつける音と一緒に、琉夏の精液がだらだらと小鳥の膣内から漏れ出してくる。
「零したら…勿体っ無いね―っ」
「あ、ぁああああああ!」
 ごりっと深くまで押し込まれ、三度中に出された小鳥は、絶望と快感に涙を流している。
「あかちゃん、っできちゃ…」
 犯されて、めちゃくちゃにされているのに死ぬほど気持ちが良い。つんと尖った胸も机と擦れてじんじんして
いるし、クリトリスにも触れたくて仕方がない。
「今更なに?ってか、小鳥のナカ凄い、きゅんきゅんしてる」
 よいしょ、と今度は机に腰掛けた琉夏の上に座る姿勢にされる。
「動いて」
「ぁ、…ぁぅ、はぅ…」
 彼にすがり付いて、ゆさゆさと腰を振る。ブラウスを乱されて下着もずり上げられ、ちゅっと胸に口づけられ
た。
「ここからおっぱいが出るんだよねー。俺も飲みたいかも」
「や、やぁっ!そん…な!」
 強めに噛まれて、腰が痙攣してしまう。
「おっぱい出しながらエッチなことする小鳥も見たいなあ」
「ら、めぇ…、あ、またくるのっ、るかくんのっ、すごぉ…」
 こつこつと奥に当たるようにじゅぼじゅぼ激しく上下する。琉夏の体に敏感な突起も擦りつけ、背をそらして
腰を振る。
「あ、ぁああああああ…」
「あー、ふ、すっごい気持ちよかった。そうだ、今日、帰りに妊娠検査薬買って帰ろ、ね?」
 失神寸前の小鳥は、その声が聞こえているのか居ないのかぼんやりと涙を流し続けた。




05/04 ( 12:43 )

平みよ殴り書き詰め合わせ エロ注意

【 お 知 ら せ 】 只今平健太 争奪戦開催中!奮ってご参加ください
みよ「争奪戦…?自惚れないで」
バンビ「じゃあ私が平君貰うね」
二流大女子「ちょっと待ってよ私も!」
みよ「…だ、だめ!」
平「ちょっと皆落ち着いて」


 平均で平凡だけれど、精一杯平は生きている。けして50パーセントの所に安穏としているわけではないのだ。
あまり大それたことは望まないが、安定した幸福は手に入れたい。
「普通で、でも幸せな生活をきみにあげるよ。それもずっとだ、そのために努力もする。だから結婚してくれな
いかな、みよちゃん」

 雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう。そして深夜には大粒の雹になった。
「うわ…」
 ばらばらと煩いほど窓を打つ音に、カレンは思わず呟いた。一時帰国するなり、みよが自宅に飛び込んできた
のだ。真っ赤に腫れた目でぐすぐすと文句を言い続ける彼女が、この超悪天候の原因とは考えたくなかった。

「無理心中、か」
 二人で見たサスペンス映画の結末に平は呟いてしまう。自らを殺め、好きな人すら巻き込むその強すぎる感情
は平には理解出来なかった。
「よくあること」
「そうなのかい?」
 けろっとしてそう言うみよは、にっと目を細めて意味深な笑顔を向ける。
「浮気したら殺してやるから」
「ひぃっ」

 どてらを着てこたつに入るとみよはてこでも動かない。一日中でも丸まっているから、普段翻弄されっぱなし
の平はちょっと寂しい思いをしてしまう。が、いいこともあった。みよの後ろに座り膝枕の要領で彼女の頭を膝
に乗せる、抵抗なく寛ぐみよの滑らかな髪や頬を撫で放題という貴重な時間でもあった。

 特に何をしたわけではないが一緒に眠った朝、ぎゅうっとしがみ付かれていることがよくあり、そのあまりに
も安心した表情に俺は抱き枕かと平が自問した回数は数知れない。
「う?」
 顔を思い切りパジャマで拭かれても、文句は言えなかった。彼女は低血圧なのだから。
「朝だよ」
「まだ…ねむい…」



05/02 ( 21:37 )

みみかき

「コウくん!」
 正座した沙雪が自らの膝をぽんぽん叩き、手招きする。
「あ?」
「耳かきしてあげる!」
「…正気か」
 照れて首を掻く琥一を、少女はじっと見つめ続ける。その視線に耐えかね青年は膝枕に頭を預けた。
「くすぐったくなあい?」
「…おう」
 他の何物にも例え難い温かなふかふかがこそばゆい。何となく、重くは無いだろうかと首に力を入れていると
首をさわさわとくすぐられる。
「おぅ!?」
「リラックス〜りらっくす〜」
 仕方なく、といった体で琥一は完全に沙雪の膝に体重を預けた。
 暫く黙々とした時間が過ぎる。目を閉じてされるがままになっていると、はいおしまいと肩を叩かれる。
「はい、逆の耳ね」
「へいへい」
 ごろり、と寝返ると柔らかな腹に顔を埋める事になってしまう。それはあまりにもな気がして、琥一は体を起
こして体勢を変えようとする。
「え?いいよ、このままごろんって」
 無理矢理引っ張られ、彼女に頭を抱えられるような体勢になってしまう。無駄に大きな胸もふわと頬に触れる。
「ハァ…」
「どうしたの?」
 どうしたもこうしたもねえよ、と諦めた琥一はそのまま片手で沙雪に抱きこんだ。

歌うキッチン

 昨晩沙雪はとてもご機嫌で歌いながらエビフライを揚げていた。
「エッビフ〜ライ♪エッビフ〜ライ♪サクサクじゅわ〜♪サクじゅわ〜♪」
 そして何故か現在、琥一の脳内で延々とその曲が駆け巡っている。あまりのループに眉間に皺を寄せると、桜
井組の社員にビビられてしまった。
「今日琥一さん機嫌悪いな」
「珍しいな」





04/30 ( 01:39 )

silly tory

紺野

 特に仕事が無いのに生徒会室に居残ってしまうのは、紺野が居るからだ。
 パイプ椅子に座って黙々と書類を読む彼をちらちらと見ながら、雪子はひたすら予算案の監査の下計算をして
いる。一緒に帰りたいな、今日は何か用事があるのかななんて思っていると、紺野が書類から目線を上げて雪子
を手招いた。
「なんですか?」
 小走りに近寄ると、両耳の辺りに手を回されちゅっとキスされる。身長差がかなりあるせいで、紺野は僅かに
腰を浮かせただけだ。
「なっ…なんっ」
 しーっ、と唇に指を当てて笑われると何も言えなくなってしまう。
「君が、僕のことを気にしてくれるのが嬉しくてしょうがないんだ」
「…見てたの、気付いてたんですか」
 意地悪、と少し膨れるとごめんごめんと頭を撫でられた。

 結局二人で一緒に下校できる事になり、うれしい気持ちと共に仕返しをしてやろうといういたずら心が湧いて
くる。しかし根が正直で控えめな雪子は、上手いいたずらを思いつけない。
 結局思いついた仕返しは、ひどく子供じみたものだった。
「しりとりしませんか?」
「どうしたの急に?別に構わないけど」
 一瞬目を丸くしたものの、紺野はいいよと笑ってくれる。
「先輩からどうぞ」
「じゃあ、しりとり、からだね」
「はい、リバプール」
「ルックス」
「スルー」
 雪子は脳をフル回転させて、語尾を出来る限りルにする。ルで始まる単語は少なく、紺野を困惑させようとい
う算段だった、が。
「ルクセンブルク」
「クール」
 一向に詰まる気配を見せず、彼は悠々と答えていく。
「留守番電話」
「ワイマール」
 段々雪子の方がきつくなって来て考え込むようになってしまう。
「ははっ、ル責めが効かなくて困っただろう?小学生の家庭教師してるとよくしりとりに付き合わされるんだよ、
だからちょっとは得意なんだ。そろそろネタ切れだし、はいルーブル」
「え、えええ、も、もぅ…」
「大体僕が思いつく範囲のルで始まる単語は言ってしまったよ?」
 やっぱり意地悪だ、と思いながら雪子は必死で単語を思い出そうとする。
「る…、る、る、…琉夏くん…、人名は…うーん」
 雪子の口からほろりと出た名前に、ほんの少し紺野は眉間に皺を寄せた。
「僕の勝ちなら、一つお願いを聞いてもらってもいいかな」
 しゅんとして負けを認めた彼女の手を握る。
「このまま、駅まで手を繋いでいて」
「え…は、はぃ…」
 素直に手を差し出して、頬を赤く染めた彼女に醜い嫉妬心は霧散する。
「僕も大概、大人気ないよなあ」



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