Tin ice in the sun

ナミビアの砂漠

やりたいこと果敢にせめていったこととそれが人に伝わったことは大きいな、と思う。 ただまあ、根底のイメージ表象として平成を生きてきた人間には「ケータイ小説だ!」になるところがしばしばあり これを「果敢な表現」ととるにはあれらの作品だってもっと評価されてよかったよな……?? をした。 好みかどうかで言えば好みじゃない作品なのだが、評価されることには納得もする。 共感のしにくい主人公像ではあるけれど、その突き放した感じと臆すことのない主人公の喧嘩像がとてもよかった。どんな生き方をしている人間であれ、やるときゃやるし。 セフレのだるい会話シーンの解像度が高くてそれらのシーンだけずっと笑ってしまった。21歳のまだまだ訳分からない世界を生きてる子どもに刷り込みをしたいけど失敗するセフレたちだ。 ホストのシーンとかの小さな所まで今まで切り落とされていたようなそんな表現達が集まっていたのはよかった。


  • 23rd.Sep
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