ロシア文学の怪物たち
思ったよりも論文の話はしていなくて読みやすい本だった! ロシア文学の中の異質さがあるものを章ごとにひとつずつピックアップして解説してくれるような本。ロシア文学のガイドブックのようなものだなーと思った。 ロシア文学といえば小難しくて訳分からなくて疲れるーみたいなイメージに「それはそう」と頷きながらどうしてそんな理不尽性を持っているのか そんな作品が誰に届いてきたのか、という話がされていて興味深く読んでいた。あとこの作者さんが結構な変人というか、面白い人でそのエッセイパートも面白かった。
- 20th.Sep
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