注文の多すぎる患者たち
ハーパーコリンズノンフィクション。タイトルは宮沢賢治のあの作品からだけど、中身は野生動物を相手してきた獣医によるエッセイ本。数多くの野生動物を相手にしてきたがために、知識量ととにもかくにものチャレンジ精神がすごすぎる。 カラーページでの説明からして本当に面白い。野生動物たちがかかる病気や、どうやって捕まえてどうやって手術するのかとか。 とにかく動物の名前が多すぎてそこで躓くところもあるけど、調べて写真をみてから「すごい！！」になる感じがまた面白かった。 野生動物たちは人間の手が加わらないから察知するのも難しいし手出しをしすぎて野生の生活が失われるのも大変だしで 作者の人生の大変さもうかがえた。 でも面白かったなー。
- 30th.Jul
- Book