Tin ice in the sun

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論

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荒木飛呂彦の言語化能力の高さって本当に自分の尊敬するところで、知識量の多さにも感服される。 このホラー映画論によればこの前見たばかりの『関心領域』もホラーになるんだろうなあと思った。 見た人を不快にさせるというか、そういう狙いがあるというか。 古典ホラー(80年代以降)の映画の話をしながらも、たまにトンチキホラー映画の話もするので読んでて知らない映画もありみたい映画リストも増えた。 こういう知識量からジョジョの世界観とか生まれるのかなあとも思った。ふとしたことがホラーの、人間の恐怖に繋がるという視点はいつも興味深く見ているのだけどもっとその視点が深まりそう。


  • 28th.May
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