Tin ice in the sun

なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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明治からの読書の体験、どんな本が流行ったのかという流行と生活の関係性、最後に「働きながらでも本を読みたい人へ」のまとめだった。 大人になってから本が読めない! という体験は自分もしていてそれはすごく身につまされる話だった。 なんでこんなふうになったのか、どういう社会の育ち方をしたのか。それをまとめているのがこの本。まあ中身としてはすごくオススメ! という訳では無い。まとめ方も「そうだね……」になる。 でもこれは読書するきっかけを再び得られた人間だからこそ言えることかも! と思った。 わたしは社会人になってから本当に本が読めなかった。忙しいし一人暮らしで大変だしで。 でもあるタイミングから本を読めるようになっていた。恐らくだけど、読書や映画の趣味の合う方を見つけてフォローできたからだと思う。 その方の感想を読む度に「わたしも読みたいな……」になっていたので、せっせと同じ本を買うようになっていたし、最近は自分から本を探しに行けるようになった。 SNSをチェックしてしまうオタクなので、そこに本が見られるようにするというのはいい働きかけだった気がする。 文アルのオタクなので純文学、大衆小説などの分け方がうまれた話とかどんな人達が読んでたのかの話も面白かったなー。 追記から自分なりの読書の話


社会人だけど読書するのに効果があったことまとめ 前提↓ 独身である 介護などはない 1) 趣味の合うSNSアカウントをフォローする これはいちばん大きかった気がする。 スマホ見ちゃうから、結局。 2) 家に帰ったら本を読めるような体勢を作る 寝ながら使える大きめなクッションを買った。本を読むと疲れてきちゃうけど、これがあると本当に楽……。 3) 読めないと思ったら諦める 無理して読まない。 4) 読む時に人を集める SNSで募集をかける。もしくは一定の時間になった時にわらわら集まる。 人がいると読まなきゃの気持ちになる。これも効果があった。

  • 28th.May
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