Tin ice in the sun

僕は君たちを憎まないことにした

2015年のパリ同時多発テロ事件で妻を失った男の実話の映画化ということで覚悟してみたけれど、常に喪失感と「憎まない」ための焦燥感と社会性の煩わしさなどを考えてしまった。 人間に必要なケアとは人それぞれであるというのはよく知っているが、「手紙」が公開されたことによりそれだけが全ての話だと思って振る舞う周りなどを見て苦しくなった。 息子がまだ幼く、母親が死んだことが全く分からないという姿がしんどかった。しかし幼い子どもとて父が変であることは分かっていて小さいながらに寄り添おうとする姿もあり泣いてしまった。(そして父親はそれに気づいた様子がなかったところも余計につらかった。) 『アマンダと僕』は姉をテロで亡くし、その娘と共に生きていくことにした男が主人公だったがあのお話はまだ苦しんでいることを分かち合える存在がいることが救いだったんだなーと思った。 追記はこの映画みて思ったこと 


ミカエルアースのこと、監督きらいでしょ

  • 24th.May
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