快楽の拷問2※※



 良い所を永遠と突かれ、出しても出しても終わりが見えないそれは拷問のようだった。

 ひたすら良い所を抉られ、蜜口をぐじゅぐじゅに詰られ、欲望を吐き出しても刺激が止む事はなかった。



 いつになったら終えるのだろうか。
 いつかの眠気を思い出したかのように、意識が朦朧としてくる。



「相変わらず早いな、今ので何回目だ?」

「っるさ……、……もう…ぃやだ……」

「やめる?」


 その言葉が信じられなくて、希望に縋るように呆然と未だ着衣したままの斯波を見上げた。
 涼しくなったはずの季節なのに、夏が戻ってきたかのように熱い。斯波もそれは同じらしく、首筋に汗が伝っている。


「馬鹿だね。こんな良い所でやめるわけないだろ」


 そう言って、斯波が緩慢とした動きで制服を脱ぎ始める。



 諦めかけた意識が戻ってくる。


 今だ、と頭の中で何かが囁いた。


 

 どん、と斯波を押した。制服を脱ぐ途中だったからか、簡単に後ろに倒れる。




 もつれる身体を引きずって主祭壇に続く身廊へ躍り出た。


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