6/12 23:02  


やっぱり爪「及川とごしょくっぽい」って言われた。

でもその前は「音駒とー…ほら、あれだ、あ、及川」って言ってた。どうやら音駒と白鳥沢のカラー見分けがついてないらしい。



追記



6/9 21:30  


ウィンリィのことは好きになれないけど(ガチめの恋敵だから)嫌いなわけじゃないんだよ。最終的には「やっぱり好き」ってなるんだよ。

なぜならそこに私は一切干渉もなにもできないけど、ウィンリィがいなかったら兄弟はもっと違う道を進んだかもしれないから。ウィンリィがいない世界なんて成り立たないんだよ。


追記



6/4 20:40  
* 柳 *

「いいから行けって!頼むからマジで!」

丸井にそう言われて、仕方なく用もない教室へ向かうことにした。赤也がたのしそうにしているのを見る限り、なにか用意でもするのだろう。それなら話を飲まないわけにもいくまい。
そう思って部室を出ようとしたとき、

「今日はこのまま直帰だよ」

そう言いながら荷物を渡された。

「…どう言うことだ」
「そのままの意味だよ。まさか誕生日を迎えたついでにボケも始まった?」
「精市、真面目に答えろ」
「やだなぁ蓮二、俺は大真面目だよ」

最近妙に苛立つことが多いのは自覚している。そしてその原因もわかっている。

「ほら、早く行ってあげて」

それが意味するところは推察できかねる。なぜなら推察するほどの材料がないからだ。
いまいち腑に落ちないまま、俺は教室へ向かった。



追記



6/4 16:08  
* 柳 *

幸村くんと丸井に相談して、やっと決まったプレゼントを抱えて校舎を歩く。
いつもなら不思議に思うくらい遭遇するのに、今日はまったくといっていいほど柳さんに会わない。そう言えば、ここ数日ちゃんと話しすらしてなかったかもしれない。

柳さんに関する相談を、まさか本人の前ですることもできず、結果として私は避ける形をとっていたのではなかろうか。それならば聡い柳さんのこと、持ち前のデータと直感力と推理力で私を避けることなど容易いだろう。もしかしたら、このまま避けられ続けて卒業を向かえるのでは?とすら思える。そう思わせることができるのが、柳さんなのだ。それは…

「とても、困る」

何が困るって、そんなの決まってる。予期せず不快感を与え嫌われてしまった可能性については受け入れよう。それは私の落ち度に他ならない。それから、これからゴミとなるこのプレゼント。処分も…気は進まないができなくはない。
困るのは私の気持ちの行き先だ。
渡すことも捨てることも叶わず、このまま腐らせるだけだと思うと、自業自得とは言え悲しくなる。放課後部活に勤しむ柳さんが教室に戻ることもない。せめてもの供養にと、渡す予定だった人の机の上に置いてその場から離れた。




6/3 11:03  
* 丸井 *

「幸村くんに聞くって、あんたもなかなか度胸あるよな」
「うっ…だ、だって、仲いいから」
「まぁそうだけど」

普段はどっかおどおどしてるのに、だからって幸村くんに聞こうと思えるのがすごいんだよ。まぁ真田にはいけないから無難だとは思うけど、もっと聞きやすい奴いるだろ。
たまに思うけど、こいつ変なところで肝が座ってるんだよな。

「で?幸村くんはなんて?」
「私が自分で考えたならなんでもいいんじゃない?って…」
「あー…」

間違っちゃいないけど、人選がなぁ…

「しかもね?話を聞きに行ったら柳くんまできちゃって」
「え、柳の前で話したの?」
「してないよ!幸村くんが気を使って場所変えてくれたの」
「なんて言って?」
「え?えっと、地区予選の話だったみたいで、柳くんにはそれならお昼に話そうって言ってた」

いや、それ…いいや、考えたところで俺が言えるものじゃない。だってその話はもう終わってるはずだから。

「部活の邪魔しちゃったかなと思ったけど、廊下に出たら幸村くんいきなり笑い始めるから何があったのか聞いても教えてくれなかった…」

幸村くん絶対面白がってるし。柳はなんでこいつが幸村くんの所にいたのかよくわからないまま放置されたから荒れてたのか。

「どうしよう…」
「まぁ目星がついたら相談にはのってやるよ。それ見て柳が好きそうかどうかなら言えるし」
「ありがとう…!」

柳、もう少ししたら全部わかるから。だからドアから俺を見るな開眼しないでくれ。



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