Y日目

X日目つづき


<7日目>

 「それじゃあ次は尿道だ。」
 「にょ、にょう、どう…」

 向かい合ってベッドに座る。相変わらずアニキは感情の読めない顔でよくわからんことを言う。しかしアニキとエッチするため、俺はとりあえず頷いといた。乳首がじんじんした。

 「ほら、足開け」
 「っちょ!!?は!?」

 なんとなくだけど、尿道ってことでちんこの長さ分、だいたい10センチくらいの何かを入れたりすんのかなぁと推測してた。で、実際。アニキの手にあるやつ、
20センチちょいの鉄の細い棒。
そこに満遍なくローションが絡められている。ざぁっと血の気が引く。自分のちんこがあれに串ざされるのを想像して、ちんこが縮み上がる。

 「そんな…マジで…っ!?」
 「ちゃんと滅菌消毒済みだって。」

ちんこの先に棒の先が当てがわれる。こわい、ちんこが、ちんこが壊される。真っ二つになる。ほぼ泣きながら頭を横に振っても、アニキが俺のちんこの先に指を置いて穴を開き、ぶぬっと棒を差し込んだ。

 「ひっっ」

手術したことあるダチが言ってたカテーテルほどの激痛はなく、それよりはこの棒が細い事が窺える。
それでも恐怖にシーツを掴む、ずりずりと何かが逆走する違和感に、冷や汗が止まらない。痛みよりも恐怖が大きかった。

 「っ…うう」

ちんこの内壁を鉄の棒が摩擦しながら奥へ奥へ進んでいく。ずりずりするのが、不思議な感じだった。俺のちんこはそこまででかくないのに、どんどん棒が飲み込まれ、果たしてどこまで行くのか、凄まじく恐ろしい。

 「はっはぁっ」

怖くて目を手で覆う、それから一拍おいて股間の違和感が終わる。おそるおそる見てみると、俺のちんこからは棒の頭しか出てなかった。

 「あ、うそ、やだ…っ、うっ」

ちんこと下腹部がいっぱいのような、明らかな異物感。ちんこから棒が生えてるというあり得ない光景に頭がくらくらする。

 「ほら、全部入った。」
 「やめっ!ひぃっ!ぐりぐりしたら」

アニキが棒の先をぐりぐりと動かし、中を掻き回す。ちんこの奥(どこそれ!!?)を掻き回されちんこの内側の壁を捻るように摩擦され、じんわりと腰が熱くなる。

 「うぅっ、うっ、ひんっ、ひっ!やぁあんっ!!」
 「まぁここまでだと…。きつい?」
 「っう!ん、んーん…やっ、ちくび、きもちい…」

腰を引くと乳首をつねられる。乳首をつねられながら、ちんこを掻き回される。ちんこが何かで埋まり、それが微弱に動くことに、ぞわぞわと鳥肌が立つ。

 「ん、ん…」

手の甲で口を押さえる。ちんこいっぱいなのが、びりびりと心地いい。そんで、そのびりびりは何故か、乳首と連動していた。足の指丸めて足首ぐるぐる回して気を反らす。

 「よし、終わり。もうしばらくこのままにして、尿道拡張しとこう。」
 「っ、あ、そんな、俺これ抜けない…」
 「あとで抜きにくる。」

アニキはそういって部屋を出ていった。俺はちんこから棒を出したみっともない格好で、アニキを待った。



<8日目>

 「ひぃっ!無理!ほんとに!ほんとうに!勘弁してくれよぉ!」
 「何言ってんだか。尿道はここから本番。」

 アニキが本日持ち出したのは、昨日のよりさらに10センチは長そうな棒。しかもその先は折れ曲がっている。昨日と段違いで痛そうである。

 「…やっ、あ…っ」
 「よしよし、ほら入るぞ。」

抵抗空しく、昨日同様棒が入ってきた。昨日拡張したのが良かったか、痛みはとくになかった。

 「はぁ、あん…」

逆走していく棒、内壁を摩擦されることにまたもじんわりと体が熱くなる。息をつくと、埋まっていく棒が見える。

 「あ、あふ、ん、んん…」

昨日同様、棒がちんこを掻き回す。前進する。昨日より深く、棒が侵入してくる。不安な気持ちでそれを見つめる。

 「んー、さて…?」
 「ううーっぐりぐり、あっ、ううっ」

棒をしばらく進めて、もう上手く進めないとこにぶち当たった。あ、ゴールだ、よかった。これでおしまい、かと思いきや、アニキがそこをぐりぐりと掻き回しだした。

 「なにす、な、んんぁっ!!!?」
 「お、いけた。」

 いやだと、抗議しようとした瞬間、棒がどこかをぐにゅりと突破し侵入した。そんで強烈な刺激がケツの奥で炸裂する。

 「はひっ!ひっ!ひぃいっ!いあっ!くうぅっ、うっ、あう〜っっ!」

 何事かと目をちかちかさせても、外からはちんこから棒が出てるようにしか見えない。俺のちんこも立ってない。なのに、それなのに、射精なみの、いや射精以上かも、の快感が走り続ける。開けっぱだった口から涎が垂れる。頭が真っ白になる瞬間が延々続いて、呼吸が乱れる。

 「んひっひっ!はひぁっ!あひぃっ!ひっ!ひぐっ!ひうぅ〜〜〜っ!」

びくびくと、勝手に腰が痙攣する。海老反りになって、目を見開く。乳首でイったときの波を越えたあの感覚、あれが延々続く。出さずにイキっぱなしのえぐいムラムラ感。しかも乳首のときより、ずっと長い。快感を登りきったら降りれるはずなのに、降りれない。ずっと頂点で停止。イキ声止めらんね、イキすぎて歯がガチガチと鳴り出す。

 「あふっあああっ!んんん"〜〜っ!ん"っんっア!んんん"っ!」
 「ふーん、ここが前立腺?よくわかんないなぁ…。」

 アニキもよくわかんないのか、なにかと俺の反応を見てる。俺はアニキに見られてるのに、イキっぱなし。見られてるからなんて照れも遠慮も出来ずに、足がくがく痙攣させて、みっともなくベッドで半ばブリッジしながら枕を掴む。ちんこが、ちんこの穴抉られてるのに、なんでこんな、気持ちいい、精液出してる時の背筋を走る快感、顔中涎と汗と涙で汁まみれにしながら、もはや日本語じゃないことばっか口に出る。

 「ひぃいっ!あぐぅっ、ちんぽが、あはぁっ!あんん〜〜〜っ、あん!いい、だめっ、はくぅううっ!くぅっ!おっ!お"んっ!んっクひっ!ひゃめっ、あながぁ…んんんん"んー〜〜〜んっ!」

 アニキが中の棒をぐりぐりと掻き回す。頭がスパークする。乳首も同時にイク。乳首とここ、繋がってる?自分でおっぱい揉みながら、アニキにちんぽの穴掻き回されて、ちんこの奥がじくじくずんずんと甘く疼きまくった。いい、すごい、もう何もいらない、おれ、この棒とアニキだけあればいい、なんでも捨てれる、もうどうにだってなっていい。

 「あひひぃっ!ひぃんっ!あ…あ…あふ…」
 「…よっと。…入れるのも出すのも難しいな。」

 アニキは掻き回しながら抜こうとしていたようで、奥をぐりぐりしながら棒はようやく引き抜かれた。余韻は未だ濃くちんこの奥で疼いて、足の痙攣も止まらない。
長い長いイキっぱなしが終わって、全身にどっと疲れが出る。指一本動かしたくない。足がつらなかったのが幸いだったと思う。そんくらい体力使って長いことイってた。
とりあえず尿道でイけた、も、だめ。


尿道ならば失禁という方は9日目
微飲尿

<9日目>

 「ふぅう…」
 「なんだ、物欲しそうな顔して。馬鹿だなぁ。」

 アニキが取り出したのは、どんくらいか分かんないけど兎に角前日、前々日より長いカテーテル。痛いやつだと思うのに、意識とは反対に熱い息と涎が垂れる。物欲しそうな自分が恥ずかしい。変態に矯正されてるようで、少し怖くもあった。

 「入れるよ。」
 「っはい、っんん、あ、あん、ん…」

前日までの拡張のお陰か、痛みはあったがそこまでひどくなくカテーテルは侵入してきた。また、また昨日のとこ触っちゃう、この管が昨日のとこを通過するのを考えると、乳首がじくじくと痛む。自分で乳首転がしながら、カテーテルの動きを見つめる。

 「あっ、んん!ん、あっくる!その奥きちゃ、きちゃう…!」

ちんこの中がいっぱいになってくる。昨日と同じように、ちんこの奥で止まる管。それが中でぐねぐねと動かされ、さらに奥に進もうとしてるのが分かった。びくっと尻の筋肉が硬直する。俺は前日のことを思い出して、期待でついつい甘えた声を出してしまう。

 「コツつかんだかも、ほら。」
 「っ!!ひぃあっ!ああぁあんっっ!んーっ!んーっ!ちんこはいったぁあっ!いひぃーっ、あんあんっ!あふぅうううん〜〜っ!!」

ぐねぐねしていた管が奥にくる。待ち望んでたそこに、カテーテルが到着する。いい、いい、前日と同じくあひあひ言いながら、ちんこの中を探られる。いいよぉ、ちんこの奥で、じくじくするの、ずんずん気持ちいいのが、来る、乳首揉み潰して、さらにちんこの奥を感じる。

 「いいっ!あひひぃっ!んんっく!んぅっ、んは、は、ひぃあんんーっ!ちんこ、あぎゅっ!んはっ!はっはぁっ!んんぅううう〜〜〜〜っっ!」

カテーテルは昨日のとこを通過して、さらに奥に進む。俺はそんなことより、今通過されてるとこ、そこが凄まじすぎてどうでもよかった。動くとちんこが怪我しそうなのに、上体をもんどりうってないと脳味噌溶けそう。足はアニキに固定されてるから、大丈夫、だけど。ずーんずーんと、一ミリ進む度、大きい波が俺を襲う。イキ狂いそう、ちんこ穴イキ狂いになったら、どうしよう、それでも乳首揉む手を止められない。

 「ひぐ!!!おっ!おひっ!ひんんん"ん!??」
 「ここがそれか。出る?」

ちんこの快感を手繰っていた最中、唐突に他の感覚が混ざってきた。どうやらアニキがカテーテルを進めた先がいけなかったらしい。
やばい、ションベンしたい!
ションベンしたいと気づいたのと同時に、どうしようもない強烈な尿意が襲う。アニキにこくこくと頷くと、自分の意識とは別にションベンするところが動きだす。

 「んああひひぃーっ!あう!あ!あ!あ!あ!あ!もれっ!もれてるぅううっ!ションベンもれてるぅーっっ!ひくぁっ!あん"んんん〜〜〜っ!」
 「出た出た、あーあ、ひどい。」

 ちんこの先から外に出ていたカテーテルの中が黄色く染まる。駄目だと思う間もなく、カテーテルの先からションベンがベッドの上に撒き散らかされた。突き上げるような絶頂の中で、恥ずかしさと気持ちよさが混線する。どんどん白いシーツの上に黄色い水溜まりが出来てく。

 「ん、いただきます。」
 「ひっ!駄目だっ!だっ!あふっ!あはぁっ!んっんっ!だ、め、あんん…ションベン、飲んじゃ、っあ!やだ…っ!あっあふっ!んんっっ!」

まだ漏らしてるのに、アニキがカテーテルの端を口に含んで吸いだした。ションベン、飲まれちゃった…。その恥ずかしい事実に顔が火照る。反面どこか興奮もしてた。
このあとカテーテルが抜ける時に、また気持ちいいとこ直通過すると思うと、もう今から。


おわり


prev next

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -