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memo

誰か(ツナ)の姉ヒロイン
探しても探しても見つからない。
姉さん、貴女はどこにいるんですか
「なあ、リボーン」
「なんだ」
傍にいる家庭教師に尋ねる。あの黒服の連中、今なら分かる。あいつらは間違いなく同業者だ。血によってこの世界に引きずり込まれた俺は、あの時まるで、あいつらの眼中に無いかのように扱われたのに、姉さんは最初から目的であるかのように連れていかれてしまった。
「どうして、姉さんは連れていかれたんだ」
「知りたいか」
「……知りたい、けど。俺はそれ以上に」
姉さんに会いたい、一緒に居たい…!
「俺はもう、姉さんを守れるくらい強くなった、その力を手に入れた。その為に10代目になった!」
「……ツナ」
「分かるだろリボーン…俺の気持ちなんて、とっくの昔に伝えてただろう!」

10代目になったら、姉さんを守れるのか

その力は手に入れられるぞ

姉さんを、取り戻せるのか

…おまえ次第だ

「答えろリボーン…姉さんはどこにいる」
「知ってどうする」
「決まってるだろう、迎えに行く」
「…一つ言っておく。お前の姉は」
記憶を、失っている
「……ぇ」
「記憶自体はある、が。凍らせてあるといったほうが正しいか」
「誰が一体そんな…!?」
「9代目だ」
「!?」
「ツナ…お前は強くなった。今やミルフィオーレの、白蘭の脅威もない」
「…なら、何が足りない……一体どうしたら!?」
「自分自身で見つけだせ。そして記憶を目覚めさせろ」
「おれが、」
「お前には、その力がある」

超直感

「お前と同じ血が、お前の姉に流れてる」
「……見つけるよ、必ず」
たとえ時間が掛かろうとも、いかなる困難があろうとも
「姉さん、」

その時の俺の顔を見たリボーンが、ボルサリーノのツバを引っ張った。

***
ツナはシスコンって云うより近親相姦気味だったらいい。


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9th.Mar.2013


 
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