「働きたくないでござる！働きたくないでござる！」

「働かざる者食うべからずばい」

「ああーんヤダヤダ連れない事言わないで博多く〜ん」

「私の弟にお手を触れないでいただけますかな姉上殿」

「うわっ、居たのかセコム一振…じゃなかった、一期一振お兄様」

「姉上殿が弟達の部屋に居座っていると聞きましてな。どうせまた我が弟達に癒しを求めに来られたのでしょう」

「お宅の弟さん達が可愛いから居ても立っても居られないんだよねぇ…」

「弟たちが可愛いのは当然の事ですな」

「姉上様、厨で燭台切さんにカステラを頂いて参りましたよ！」

「ほらよ、姉御の好きな玉露を淹れてきてやったぜ」

「お菓子食べ終わったら肩揉んであげよっか？」

「お、お前たち！そう寄ってたかって姉上殿を甘やかせるんじゃないと言っただろう！」

「悪いな一兄。俺たちは姉御が可愛くて仕方ねえんだよ」

「くぅーーっ！！もうたまらん！！私も今日から粟田口の藤四郎になる〜〜ッ！！」

「断固拒否致します！！」