Memo | ナノ
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10/21(Sun):知人

秋一さんと瑞樹さん
勝手に先に行くし勝手にいなくなるし、ふざけるなと言いたいけれど、時折振り返るその瞳が不安げに揺れるから許してしまうのだ。

「……君、本当に俺のこと好きだよねえ」

途端に先に行ってしまう君なので。

「ほら、拗ねないで」

追いかけるのは俺の特権でしょ?


10/20(Sat):話の流れを考えてみる

改訂のネタばれというかあらすじというかなので変わるかもしれませんが苦手な方がスルーしてください。






図書室の主
一年:さらっと
二年:どろどろ+学園祭+修学旅行
三年:真司が受け入れられ始めて恭介嫉妬
一年:修学旅行+生徒会執行部役員立候補+当選+ふられる
二年:生徒会長と委員長代表の攻防
三年:受験+プロポーズ

知人と言い張る君
-Part1-
瑞樹と秋一の一週間
-Part2-
秋一失踪+柚葉との諍い+家庭の事情

Vocal Soul
先輩組+後輩組+クラスメイト+ヒサ


10/20(Sat):旅の終わり

葵くんと恭介さん。
題名はもう決めているのです。
“旅の終わり”
でも、図書室と知人と旅の改訂が終わるまでじっと我慢。。。

-------

母の従兄だというその人は父の親友でもあり、葵たち三兄妹にしてみれば母親代わりだった。
休日には母の実家(つまりその人にとっては伯母夫婦の家)に連れて行ってくれたおかげで母亡きあとも母方の祖父母と疎遠にならずに済んだ。

「葵くん」

穏やかに自分を呼ぶその声が好きだった。



10/20(Sat):日常

知人と言い張る君の改訂はで行っています。
他の改訂も移していく予定。
こちらのサイトも残します。
大筋が決まっているけれどなかなかうまくいかない矛盾。
どれも書き出しは気にいってるのに、途中からごちゃごちゃする…。


10/20(Sat):セリフ

断片的な場面
秋一の家の前で足が竦んだ。
「あの子は長男でひとりっこで跡取りなんです。諦めてください」
頭を下げた秋一の母親の気持ちは瑞樹にもわかる。
瑞樹の母親は、瑞樹が秋一を愛していることを知らないのだ。


「まともな同性に惚れても、ろくでもない異性に惚れても面倒なことには変わりがない」
自嘲気味に呟いた真司を抱きしめることができない。
そんね恭介を馬鹿にしたように真司は笑う。
「だから、お前が好きなんだ」

-------

「俺たちは緒方の花嫁姿を想像しこそすれ、こんな結末は望んでいなかった」(「旅の途中」より)
名賀の台詞。一番のお気に入りかもしれない。
姉以外に興味を持たなかった名賀はやっぱり感情が薄いまま、でも姪の朝陽-アサヒ-にめろめろっていう脳内設定。


10/20(Sat):望遠鏡

真司くんと恭介くん
大変だ。大変なことになった。鈴原香丞は生徒会室へと走る。

「大変です! 現生徒会執行部へリコール要求署名運動が!」
「おーちつけってスズちゃん」

倉木ののんびりとした声に目眩がした。

「これのどこが落ち着けと!」
「いや、だからさあ……」
「倉木の言うとおりだ。落ちつけ鈴原。俺だって一般の生徒だったらリコールしたかもしれん」

 言い淀む倉木とどうでもよさそうな緒方、最初から無関心な名賀。普段頼れる先輩たちは自分たちのことに無頓着すぎる。

「だって、提案者は樋山先輩なんですよっ?」

 さあこれでのんびりしてはいられないだろうと先輩たちを睨みつけるも相変わらずで。

「大丈夫だよ、鈴原」

 書類とにらめっこしたままの緒方がやっと顔を上げてくれた。

「あいつは委員長代表。しかも俺の元恋人。リコール請求を拒んだらその時点であいつが疑われるのはわかるだろうが」
「つまり緒方先輩を売ったってことじゃないですか!」
「いや、違うね」

 倉木が鋭く突っ込んだ。

「君は恭介と一緒にいたことがないからうろたえるのさ」




10/20(Sat):CS

ミヤとショウちゃん
幼い頃から人気者で、あぶれたことがなかった。

これは、その罰なのかもしれない。


10/19(Fri):生徒会メンバー

真司の代の生徒会メンバーとヒサの代の生徒会メンバー
生徒会長:2-3緒方真司
高校
 副会長:2-3名賀暁
 総務 :2-6倉木良
 総務 :1-5鈴原香丞
中学
 副会長:3-A御厨陸
 総務 :3-C志藤浩太
 総務 :3-C東 博隆
委員長代表:2-6樋山恭介
クラブ長代表:2-6坂井翔

生徒会長:2-3市村健
高校
 副会長:2-3伊豆龍輝
 総務 :2-3瀬高春
 総務 :2-6垣内遼
中学
 副会長:3-A松口久哉
 総務 :3-A野田衛
 総務 :3-A富阪章吾
委員長代表:2-3俵田幸一
クラブ長代表:2-3篠村幹孝


10/19(Fri):小話

拍手ありがとうございます。風邪は秋一さんでした。
追記は眠たい恭介さん。
ここで眠ったら駄目だとわかっているのに。

閉じそうな瞼を必死に持ち上げ、愛しい彼を見る。

「恭介」

なあに。
返事をしたいのに唇が動かない。

「……恭介」

くすりと笑った気配、掻き上げられる髪。

「おやすみ、恭介」




10/18(Thu):知人

風邪というかなんというか。
瑞樹が体温計片手に秋一へ迫る。


「熱測りなさい」
「嫌だ」
「我儘言わないの」
「だって、測って熱があったら最悪じゃないか」

ぴっ。

沈黙の10秒。

ぴぴぴぴぴ。

「……」
「ほら、秋一、何度?」
「……」
「こら、言いなさい」

ぴっ。

沈黙の10秒。

ぴぴぴぴぴ。

ぴっ。

「……何度測っても一緒だよ。ねえ、何度だったの」

ぴぴぴぴぴ。

「瑞樹、それ、壊れてるぞ」
「え?」
「だって何度測っても39度しか出ない」

 布団に強制連行です。


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