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12/20(Thu):お知らせ
感謝企画締め切りました。
これから活動を新館一本に絞ります。
図書室、知人、ボーカルの改訂が残っているのに訪問してくださり、ありがとうございます。
御礼は新館の方にアップします。
投票してくださった方、ありがとうございました。
12/07(Fri):更新
新館にて「旅の終わり」試運転開始
11/15(Thu):ちょっと時間ができたので
ちょっと時間ができたのでレイアウト変更
感謝企画が終わったら新館に活動を移します。
10/22(Mon):お知らせ
本日から3月20日まで一切のネット活動を停止します。
それでは、お元気で。
10/22(Mon):ちょっと休憩
名賀くんと真朝ちゃん
「あっ、こっち見た!ああああ、向こう向いちゃったよ。かわいいなあ、朝陽は……」
「我が弟ながら気持ち悪い」
ベビーベッドの姪に夢中。
10/22(Mon):ハロウィン
ハロウィンが近いので
真司さんと恭介さん
「恭介は俺にコスプレしてほしいのか?」
「待って真司に女装は似合わないむしろ俺がやるいややりたいわけじゃなくてつまり真司にコスプレしてほしいとは思わないよ!」
毎度お馴染み、昼休みの図書室。
男前な彼の女装なんて考えただけで無理だと思い、慌てて彼を止めた。
彼は「コスプレイコール女装なのか」と呟くと妙に納得したようにひとり頷き、「じゃあ、楽しみにしている」……ってえええええ!
期待のこもった視線がまったく嬉しくない、そんなとある日の午後。
10/22(Mon):葵くんの愚痴
葵くん、学校が面白くないようです。
「小学校のときより先生が冷たい」
「あ、それわかる!」
なにやら意気投合する息子と親友。真司に言わせれば中学も十分に過保護だ。
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「お父さんが、ホモだって言われた」
ビービー泣きながら言う葵の頭をあいつが撫でてやるのを見ていた。
「友達なだけだから、心配しなくていいよ」
苦笑しながら告げるのを、見ていた。
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「後添いを迎えてください。これ、伯母さまから預かったお見合い写真」
聞きたくなくてその唇を塞いだ。
「お前は、俺に抱かれるのがそんなに嫌か」
「そういう問題じゃないよ。わかってるでしょう」
泣いてる顔を見たくないのに。
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「お父さんと恭ちゃんってどんな関係なの?」
興味津々の茜、まったく茜ちゃんはおませさんだなあ、じゃなくて。
「えーっと」
困った顔した真司がこちらを見る。
「茜ちゃんのお母さんの従兄で、お父さんの親友だよ」
「それは建前でしょう?」
誰だよこんな子に育てたのは! あ、俺でした。
10/22(Mon):習い事
拍手ありがとうございます。
真司さん子育て奮闘記
久々にあいつが実家に帰ったので、たまには父親らしいことをしようと思ったはいいとして。
「あれ、やってみたい」
茜が指差したのはテレビ。バイオリンを大きくしたようなものを弾いている女性。もちろん、チェロの存在もヴィオラの存在も知っているが見分けがつかなくて。
「うーん……」
曖昧に笑って誤魔化し、夕方帰ってきたあいつへ中々切り出せずにいる。
「真司、どうしたの?」
葵たちを寝かしつけた後、悩む真司に向き直ったあいつは少し怯えていて、だけどそれに構う神経も失せて。
「昼間、茜がチェロかヴィオラかをやりたいって言ったんだがどうすればいいか迷ってる」
「金銭面?」
「もあるけど、送り迎えとか先生とか」
ふうん、と気のない返事をしたあいつは皿洗いを始めてしまう。
しかしそれもすぐに終わってしまって、振り返ったあいつは困ったように笑っていた。
「送り迎えは俺がやる、けど」
言い淀んだあいつが目尻を拭い、信じられないことを言う。
「俺、ヴィオラならみることできるよ。チェロは、すみれちゃんのをまだ伯母さまがとってるはず……。すみれちゃんの家は防音部屋もあるよ。よくアンサンブルやってたし」
「お前、いったいどんな家庭に育ったんだ」
「んー」
誤魔化すような苦笑い。育ちが違うと言われているようで腹が立つ。
この前、葵が英語とドイツ語をやりたいと言ったときもあっさり教材見繕って教えはじめるし。
「ただ、茜ちゃんを風花、葵くんと薫くんを夏扇に行かせるならやっておいて損はないよ」
視線を断ち切るように見せられた背、その首筋に噛み付いた。
10/21(Sun):ケータイ
真司くんと恭介くん。
中3くらいか大学生かどちらでもいい。
彼はとことん無駄を嫌う。
一日にメールを確認するのは2回。それもパソコン。
ケータイのアドレスを知っているのは家族と恭介だけ。
無駄な話というのが嫌いで、だから外から入ってくる情報は一元管理できるパソコンに集約したのだとか。
だからその日、すぐに返事が来て驚いたのだ。
10/21(Sun):使途不明金
同居中に使途不明金があったら。
真司に使途不明金があった場合
おかしい。恭介は首を傾げる。銀行の残高が家計簿に記載された分と異なる。
真司が恭介に内緒で使いこむとは思い難い。しかし恭介自身も使っていない。
家計簿への記載忘れということだろうか。
帰ってきたら訊いてみよう。
恭介の場合
おかしい。真司は首を傾げる。銀行の残高が家計簿に記載された分と異なる。
恭介が真司に内緒で使いこむとは思い難いが、人間魔が差すこともある。帰ったらとっちめるか。
秋一の場合
外出先でたまたま記帳をした瑞樹は残高の少なさに目眩がした。
おかしい。しかも引き出されたのは今日。
急いで家に帰れば焦げくささと甘ったるさが瑞樹を襲う。
「あ、お帰り。遅かったな」
「……秋一。上機嫌なところを悪いけど、これはどういうこと?」
通帳を目前に突きつけ迫ると秋一は曖昧に笑った。
「笑って誤魔化すなー!」
瑞樹の場合
金銭感覚がないことを言い訳にして普段、瑞樹に金の管理を頼んでいたことを後悔した。
たまたま記帳しにいったら残高は殆どなくて。
帰ってきても瑞樹にも何も言えなくて。
もしかして、浮気相手に貢いでいるとか。誰かに脅されている、とか。
「ないな」
自分で否定しとりあえず瑞樹の背中を蹴りあげた。