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<募集期間:2020/04/01〜2020/05/31>


2周年質問箱(〆済)

2020/06/09

[Q.1] 匿名さま 他 (同一質問)


匿名さま、水野さま、匿名さま (受領順)

 Q.1 幸福論の果てに Chapter7.0 1話目にて夜一さんがヒロインさんに向かって『いい事を教えてやろう。それはじゃな、ほ』と話しかけるシーンがあるかと思いますが、この時夜一さんは何と言いかけたのかがずっと気になっておりました。
 + あれに対する答えがはぐらかされてた気がするのですが、結局何だったんでしょうか…?今でも瞬歩だったり、それじゃなくとも抱き上げる時は喜助さんはどう扱ってるんでしょうか!
 + 第7章1話目で夜一さんと主人公が瞬歩について話している時、夜一さんが言いかけた『ほ…』の続きが気になります!


────質問抜粋────



 A. 3名の方より同一質問いただいたので、それに付随した質問も合わせて回答いたします!あの時は結局記載せず、匂わせも書かず終いでした。公開時になんでしょうか?とクイズ形式にした覚えがあります(笑) 拍手レスで回答者に正解をお伝えしたような。なのに肝心なその答えはどこにも載せなかったので、うっかり闇の中でした。気になったまま素通りさせてすみません!

 本当は、夜一さんが、

「いい事を教えてやろう。それはじゃな、抱擁じゃ」

 と言うはずでした。→そのIF会話は追記にて。
 そこでちょうど竜ノ介くんが来て…って場面でしたね。夜一さんは夢主からあの質問を受けた時点で(いやその前から)、浦原さんの心の変化を察していたと思います。なので本当はそれを言うつもりでしたが、結局言えず終いとなりました。薄々気づいた方もいたかもしれませんね。

『ほ』しか書いてないのは不親切だと思いつつ、『抱擁』と書ききると夢主が一気に意識してしまう性格なのでこのようにしました。蛇足ですが、夢主が浦原さんの好意が自分へ向いていると勘づくのは彼女を四番隊へ連れていった時(Ch.7.5-1)かと思います。ただ、浦原さんが同隊行きの話を切り出した時(Ch.5-9)、夜一さんはその時点で全てを分かっていたんでしょうね。流石です。

 + 今でも瞬歩だったり、それじゃなくとも抱き上げる時は喜助さんはどう扱ってるんでしょうか?

 A. 今でこそ抱き上げる時は自身の愛情を自覚していることでしょう!本編中はあまり書いていませんでしたが、個人的にあの瞬歩(Ch.4-11)あたりから浦原さんは夢主に矢印が向き始めているかな?と。あの瞬歩直前で浦原さんが、「……いえいえ」と零したところから、もだもだきてますね。夢主を抱擁してしまった浦原さんは、自覚はまだなものの、なぜか解放したくなかったんでしょう。無自覚でそうしたんだと思います、ですがあの章から少しずつ意識してます。

 Ch.7.5の救出時から回復後、彼は口には出しませんが、疲弊した夢主に対し割れかけた硝子でも触るかのように優しく接しているイメージです。ここら辺では浦原さんが夢主の境遇と気持ちを慮るばかりに儚げな雰囲気が滲んでいたらいいなあと思っています。回答になっていたら幸いです。

 最初の質問から長々と補足して申し訳ありません…!有り難いことに何度も読み返してくださる方がおられるので、この回答たちで想像する際の足しになればと思います。
 また内容ごとに回答を分けるつもりなので、同一の方のご質問は別途回答させていただきますね〜。
 この度は企画に参加してくださり、ありがとうございました!当時を懐かしみつつ回答できて楽しかったです!質問くださった方々へ、開設2周年へのお祝いを始め、労りや温かいお言葉についても本当にありがとうございました。



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