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  ・俺の嫁(候補)が可愛い(サーティーン)


「よおナナシ今日もいい朝だなあおはよう」

『うんおはよー』

眠そうに目を擦るナナシ。
可愛いなあ、流石俺の嫁

「寝癖ついてるぞ」

『え、本当?』


「ああ、俺の嫁なんだからもっと嫁らしくな!」


『…私サーティーンの嫁じゃないけどね。それに付き合ってもないし』


「俺っちはもう告白してんのによぉ返事くれねぇからだろ」


『もうサーティーンから好きだの可愛いだの聞き飽きたからね』


「相変わらず冷てぇなぁー最初は俺に可愛いとか言われて顔真っ赤にしてたのによお」


『そ、それは前の話だから』

そんな話をしていると向からアタリくんが来た


「おー!サーティーンとナナシおはよう!あ、ナナシ寝癖ついてる、俺のアホ毛みたいで可愛いな!」

『え、あ、ありがとう、それとおはよう』

「うわー差別だぁー」

『差別じゃない!』

そう言って俺をポカッと叩くが全然痛くない。
はぁー可愛いなぁー…

「朝から仲がいいな」

『そんな事ないよ』

「えー酷い仲良いだろ?ぼくちん泣きそう」

『勝手に泣いてていいよ』

「え、まさかナナシドS…?俺っちM属性じゃないんだけど」

『ちがう!』

ナナシが可愛い過ぎてついついいじってしまう

「…二人とも落ち着け…な?早く食堂いかねーとルチアーノが怒るからな?」

アタリくんが俺たちを止めた

『「う、、」』

こうして俺たちは食堂へと向かった

なんか最近ナナシが冷たい気がするんだよなぁ
そう思いつつ、俺は食べ物をほう張った

『…』

俺は朝食をすませたから部屋に戻ろうとするとナナシが俺を止めた

「話ってなんだ?は!まさか!返事をする時がきた!」

『ち、ちがう!そうじゃなくて…』

「じゃあなんだよ」

『…なんか今日ご飯食べてるときいつも美味しそうにたべるのに今日は違って何かを考えてたようだったからもしかして私朝嫌になる事言っちゃったかなぁ…て、思ったから…』

え、そんな事考えてくれてたのか?!はぁ…本当に嫁が天使過ぎる…

「んな事ねぇよ最近お前冷たいなーって思ってただけだ」

『…それは…』

「そんなに俺が嫌か?」

『嫌じゃない…』

「じゃあなんだよ」

『…』

「そんなに言えねーことか?」

『………だから…』

「え?もう一回言って」

『…好きだから…だよ…』

「え」

これは流石に予想外だった。
これに俺はキュンときてキスをしてしまった

『んっ?!』

俺は触れるだけのキスをした

「…ナナシ、愛してる」

と、耳元で囁いたらナナシは耳まで真っ赤になった

…だからよぉ、そういう所が俺を揺さぶるんだよ

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