傷つけ愛 | ナノ


▽ 8話



サーティーンさんから言われた事がとてもショックだった
部屋に入ってまず私がしたのはベッドに座り、ただただぼーとしていた


独り私は独り誰もいない希望なんてものはなにもないただ信じたかっただけ
ここでは受け入れられると思った


でも違かったんだ

独りだ
そう、私は独りなんだ

つかれたな…

_______


…いつの間にか私は寝ていた

起きたら窓からは月の光が差していた
時計を見てみるとあれから1時間半たったようす。

ということは今は7時くらいかな

目、腫れてたらどうしよう
私は鏡で自分の顔をみた


でも目は腫れていなかった良かった…


コンコン


ノックをする音がした


『はい』

「夕食の時間ですわよ」


声からしておそらくヴィオレッタだろう

そして私は部屋を出る


『わざわざありがとねヴィオレッタ』

「ふふっ、そんな事ないわよ私はやることをしたまでよ」


そして私とヴィオレッタは食堂へと向う

行く途中、ヴィオレッタに「暗いわよ、どうしたの?何かあったのかしら」と聞かれた


『疲れちゃったのかな?』

たぶん疲れたせいだな
そして食堂につく


「よお、部外者、よく眠れたかぁ?」


部外者…か、いきなり傷つくな…


『うん、お蔭さまでね』

「サーティーン…貴方酷いわ…部外者だなんて…ナナシはわたくしたちの仲間なんですから」


落ち着いているがヴィオレッタは怒っている様子
サーティーンにもう散々言われたからそこまでは傷つかないけど


なんて強がってるけど本当は傷付いた


『ヴィオレッタ、私は大丈夫だよ、ありがとう』

「…貴方、本当にいいの?」

『うん、別にそこまで気にしてないから』

「ヴィオレッタは優しすぎるんだよ」

「なっ…」


サーティーンの言葉にまたヴィオレッタが怒り出した
本当にヴィオレッタの心の優しさに感動しそう


「喧嘩はストップだよ!喧嘩は夕飯を食べてからにしな!」

と、まといちゃんが料理をドンッと机に持ってきた




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