| 「結婚しよう」 いきなりそんなことをいいだした秀に、 俺はどきりとした。 俺はもう18で、 秀ももう18で、 結婚できるっちゃできるし、 俺もアイドル活動はじめたから 独立はしているわけで… でも俺たちは付き合っていないのだ。 いや好きだけど！秀のこと好きだけど！ まだ告れてないだけで！ つまり恋人でもなんでもない俺たちが結婚まで踏み込むことは、あったらいいけど、まずない。 つか俺からじゃなくて秀からプロポーズされてるし。 「あの…さ？俺ら付き合ってもいないし…さ？」 「好きなんだからいいじゃない」 「や、でも順序ってもんがよ…！」 「私、みんなと一緒なの嫌いなの」 「はぁ…」 こいつに何をいっても理解できないらしい。 ああ、もう 「わかったわ、翔。」 「なんだよ…」 「お付き合いを前提に結婚して」 幸せ掴み。 嬉しいけど、 やっぱりプロポーズとか 逆じゃねぇのか…？ リクエストありがとうございました！ 大変遅くなって申し訳ありません！！ ちょっと翔ちゃんより強い女の子が書きたくてww ←→ |