Though was going joked

いつものように同じ席に座って、同じお酒を頼む。
そして、隣にいる飲み友達大吾さんといつものように、お酒を飲みながら会話をする。
そして、相談やら恋話や仕事の愚直を話す。
今は、相談をしている。
勤めてる会社に格好いい男性がいて、性格も優しく、会話も面白く、好きになってしまった。告白をしようか迷ってる話を店のママと話してる所を大吾さんに聞かれてしまった。だから大吾さんにも相談してみる。

「どうしようかな〜」

「好きなら告白しろよ。好きなんだろう?」

「うん……でも私みたいので大丈夫かな?」

「名無し」

「ん?」

「名無しは綺麗なんだから大丈夫だ」

「!!」

「もっと自信もて」

「あ……あ、ありがとう……」

顔が赤くなる。
飲み友達なのに。
「名無しは綺麗なんだから」が、ずっと頭に残ってて、楽しく過ごせず、その日は解散した。







大吾さんが店のママと話している。
話終わると、声をかけてきた。

「……大丈夫か?」

「大吾さん……私失恋しちゃった」

「……」

「彼女いたんだってさ。そうだよね〜あんないい男性いないもん……」

「……」

「本当に……うぅ」

泣きそうになると、大吾は優しく抱いてくれた。
その優しさに甘えて、涙がなくなる位沢山泣いた。



「落ち着いたか?名無し」

「うん。ありがとう大吾さん。スーツ汚しちゃったね」

「気にするな」

「……大吾さんって優しいね……彼氏だったら彼女幸せだね。きっと」

「……付き合ってみるか?」

「えっ!」

「……」

「あ……はは。じょ、冗談がうまいな〜大吾さん」

「本気だ……」

「!」

「好きだったんだ……話す度に」

「……」

「好きだ……名無し」

「だ、大吾さん……」

飲み友達から、男女の関係。
失恋を忘れるぐらい甘いキスと抱かれた。
愛の言葉を耳元で囁いてくる大吾さんに、自分も好きだと答えた。
大吾さんは嬉しそうな顔をしながら、尽き果てた。



「嬉しいよ」

「私も。これからもよろしくお願いします」

「幸せにする」

ふふと笑い甘いキスをした。




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