いきなり男女

[1/9]


げ───っ!うっそーー!!
どうしよーどうしよーどうしよー!!

スーパーの彼が隣にいるーーーっ!
もしかして、これって、チャンスじゃない??

ん〜チャンスって事はさ、声掛けるべきだよね?でも声掛けるなら何気を装ってかけたいっ!


しかし、名前も知らない、歳も、彼女アリナシとか…
ただよく行く近くのスーパーの店員ってだけ。

・・・・・・・


…あーどっかで見たことある。

あっどうも、俺〇〇スーパーで働いてるんですよ。


あっそうなの?良く利用させて貰ってるよ!、けどあそこっていつ行っても人多いし忙しそうだよね!でも安いから助かるんだけどね。


――ええ、確かに…又お待ちしてますね。


…………終わっちゃった。


って……脳内劇場ですら終わりってどーいう事よ…才能なさすぎでしょ!(涙)

くっそぉ〜こんな事なら、練習でも何でもして逆ナンやっとくんだった〜!


何でも話せる親友が左隣にいるんだけど…声かけてって頼んでもし、親友をいいなぁ〜って思われたり何かしちゃったら悪酔いしそーだしなぁ……


はがゆいなぁ、


あー神様───っ!
勇気を〜
せめて〜〜〜
声が聞いてみたいーーっ!


いきなり男女。





[ 83/205 ]

[*prev] [next#]

[list]

[しおりを挟む]


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -