ミセツケ。
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『あぁぁあっ!激しい…っ!ぁっ!あっ!!んー』
「スゴ…エロすぎでしょ…」
『ッ、言わないでぁぁあ!』
なまえのリズムとピストンの律動がリンクする。
体を起こしなまえと見つめ合えば妖艶な女を見せつけるから射精感を生む。
クチャクチャと止まない蜜音を聞きながら今度は体を曲げ下から救うように荒い口づけと突き上げに、僕もなまえも果てるのは目の前…
『んーッ……!』
僕を押し出す勢いの激しいなまえの張りに、深く繋がれていたはずのモノは呆気なくなまえの中へ欲望を吐き出させたのだった。
『あ…ごめん、寝てた…』
「ん、口を開けて寝てる顔見てた」
『もう!』
クスクスと額を寄せ合い笑うこんな日が来るなんて思ってなかった。後にからかわれる事になり知る、案外早くから僕たちは相思相愛だった事に。
これまで互いに埋まることはない年の差に遠慮がちだった僕らは、これからの2人の未来の為になら時々の言い合いは必要とする。
そんな遠慮はしないこれからを歩いて行けるだろうと信じてやまなかった。
今度は誰にも邪魔されないなまえの部屋に僕を入れてよね。
END
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