嫉妬と視線
「あんたの事、ずっと好きだったんだ。だから、付き合ってくれない?」
「え…」
目を見開き、驚きの表情を浮かべるごんべい。
高校の放課後、突然告白してきた相手は、学校一の人気を誇るヒーローヒロ。
その整った顔立ち、スポーツ万能で成績優秀と、非の打ち所がなく、学校中の女子達の憧れの的である。
そんな彼が何故平凡な自分に告白してきたのか、ごんべいは不思議であった。
「あ、あのヒーロー君…。私、ヒーロー君みたいに取り柄とか無いし、普通だし…私より可愛い子一杯いるけど…」
しどろもどろになりながら、ごんべいは答える。
自分の取り柄になる所など、ヒロに比べたらまるで無いからだ。
「ナナシの可愛い所、一杯あるけど?何やるんにも一生懸命やってるし。その時の顔…俺好きなんだ」
ヒロはそう言い、ごんべいとの距離をゆっくり縮める。
「…俺と付き合ってよ、ごんべい…」
「ヒーローく…ん…」
ごんべいが言葉を発する前に、唇はヒロによって塞がれていた。
こうして、ごんべいは学校一の人気者、ヒーローヒロと付き合う事になったのだった。
「ナナシ、これ準備室まで運んでくれ」
「は、はい」
日直のある日の放課後、ごんべいは教師から重いダンボールを運ぶようにと頼まれ、一人遠い準備室まで運んでいた。
「うー重い…なんで三階なんかに準備室あるのよ…っ」
重いダンボールを掴み階段を登っていると、ビリビリと腕が痺れていく。
それを必死にこらえ、ごんべいは脚を踏み出していく。
「おい大丈夫か?」
「へ?」
ひょいっと、重いものから一気に解放される。
「すげー重そうだったからさ、持ってやるよ」
「あ、ありがとう」
ダンボールを持ってくれたのは、クラスメイトの男子だった。
重たいものから解放され、ごんべいの腕は一気に軽くなる。
「ここでいいんだろ?」
「うん。ほんとありがとう、運んでもらっちゃって」
「あんな重いもの女には無理だよ、じゃあな」
男子は爽やかにそう言い、行ってしまった。
「さてと、私も早く帰らないと」
帰りはいつも、ヒロと帰る事になっている。
学校中公認のカップルとなり、意外にも二人の仲を裂こうとする者はいなかった。
「急がないと…」
教室に戻ると、もう誰も残っていない。
ごんべいは慌てて鞄の中に教科書などを詰め込む。
すると、 ガラッとドアが開き、誰かが教室の中へと入ってきていた。
「…」
「あっ、ヒロ。ごめんね、遅くなって…」
ごんべいは鞄の中にやっと教科書をしまいこみ、カチッと音を立て鞄の蓋を閉める。
「帰ろ…んっ?!」
鞄を持とうとしたごんべいだったが、それは叶わず、ヒロによって腕を掴まれ唇を塞がれていた。
「…さっき、男と話してただろ?」
「え…」
目の前には、ヒロの整った顔。
それが少し歪み、じっとごんべいを見つめている。
「…あ、日直の荷物を運んでくれただけだよ」
「…いつも言ってるだろ。俺以外の男とあんまり話すなって」
「ごめん…」
ヒロの鋭い瞳に吸い込まれる様に、ごんべいはそう呟く。
付き合い始めてから分かった事だが、ヒロはかなり嫉妬深い性格であった。
ごんべいが少しでも他の男子と話せば、彼の機嫌が悪くなってしまう。
極力ごんべいは男子と話す事を控えていたが、それでも無理はある。
「でもヒロ、絶対男子と話さないなんて無理だよ。私はヒロが好き。他の人の事なんて何も思ってない」
ごんべいも負けじとヒロを見つめそう言うと、彼はニヤリと意地悪く微笑む。
「…だったら、それを証明してよ」
「え…きゃっ」
ガタンと音が上がり、ごんべいは机の上に押し倒されていた。
目の前には再びヒロの整った顔、先程とは違い、ニヤリと意地悪く笑みを浮かべている。
「俺の事本当に好きなら、ここでシても怒らないよね?」
「!や、やだヒロ…だってここ教室…っ」
とんでもない事を言い出した彼氏に、ごんべいは嫌々と首を振る。
「…じゃあ、俺の事嫌いなわけ?」
ごんべいの態度に、ヒロは再び鋭い瞳を浮かべる。
「違う、ヒロの事好きだよ!でも…っん…!」
「ん…もう黙れよ…」
「んっ…!」
ごんべいの唇は、ヒロの唇によって塞がれてしまった。
背中は硬い机の感触、反対側はヒロの熱い身体の感触を感じ、ごんべいはどうしたら良いか分からない。
誰もいない放課後とはいえ、教師や生徒が来ない可能性が無いとは言えない。
ごんべいは如何にかヒロを退かそうと両手で彼の肩を掴み押そうとするが、まるでビクとも動かない。
それどころか、無理やり唇をこじ開けられ、舌を絡ませられていく。
「んんっ…んぅ…」
「ちゅ、ん…逃げるなよ…ごんべい…」
逃げようとするごんべいの舌に吸い付き、ちゅぱちゅぱと音を立てていく。
そして、ヒロはキスを続けながら彼女の制服の上に手を這わせていく。
その手は大きな膨らみの上で止まり、指を食い込ませると、ぐにゅぐにゅと揉み始める。
「ん、ん…や、ん…っ」
「ん、ふ…ごんべい…」
乳房を揉まれ、ごんべいの身体にビクッとなる甘い痺れが現れ始めていた。
既に、ごんべいはヒロに何度も抱かれており、彼女が感じる所を彼は知り尽くしている。
制服の上からではあまり目立たないが、ごんべいは巨乳の持ち主であり、ヒロはそこが彼女が感じる場所である事を理解していた。
唇を解放し、首筋へと舌を這わせながら、ヒロは器用に制服のブレザーを脱がし、ワイシャツのボタンを外していく。
「んぅ…ヒロっ…お願いやだ…っ」
誰かが来てしまう事が、ごんべいにとって何よりの恐怖。
ごんべいが懇願しても、ヒロはやめるつもりはない。
「…ごんべいは俺以外の男と話した。だからこれはお仕置き」
「お仕置きって…っあ…っ!」
ブラウスのボタンが幾つか外されると、そこからブラに包まれた乳房だけをヒロが外へと溢れさす。
ワイシャツの中からブラだけが溢れ、ヒロは思わず頬を赤く染める。
「…ほんと、ごんべいのおっぱい可愛い…」
そう呟くと、ヒロはごんべいのはだけた鎖骨に唇を当てキスを落としながら、ブラの上から乳房を掴み、ぐにゅぐにゅと揉み始めていく。
「ぁ…ん、ぁ…っ」
ブラの上から乳房の形が変わるぐらい、ぐにゅぐにゅと揉まれ、ごんべいの中に甘い痺れがビリッと走り始め、思わず声を漏らしてしまう。
「ちゅ…そう、その声…もっとごんべいの声聞かせてよ…」
頬を赤く染めたまま、ヒロはごんべいの漏れ始めた甘い声に興奮し始めていた。
鎖骨にちゅっちゅと音を立てながらキスをし、乳房に指を食い込ませながらその柔らかさを堪能していく。
「あ…ぁっ…ヒロ…」
「ん、ごんべい…」
好きな人に触れられ、甘い痺れとなった快楽は、ごんべいの身体を侵食し、段々と理性というものを奪っていく。
そして、乳房を一通り揉み上げると、ブラの中央でその存在を強調し始めた突起を見つけ、指先でスリスリと刺激を送る。
「あんっ!あ…ん、ぁっ…」
甘い痺れが乳首から全身を駆け巡り、ごんべいの中から抵抗という文字が消える。
「…もうこんなに乳首硬くして…ごんべいは敏感だよね…クス」
ヒロはそうクスリと笑いながら、ブラ毎乳首を摘むと、くいっと捻っていく。
「ああっ…あんっ。だってヒロが…触る、から…」
「そう。俺がごんべいの可愛い乳首を触ってるから…」
ヒロはそう答え、捻った乳首を今度はコロコロと転がしていく。
「あんっ、あっあん…っ。良い…あん」
ブラの下で、パットに擦れながらコロコロとヒロの指に合わせ転がる乳首。
ごんべいはヒロ肩を掴んでいた両手を彼の背に回し、快楽に身を任せた。
すると、乳首の動きが止まり、ヒロの舌も鎖骨を舐め上げる事を止めていた。
与えられていた快楽が止まり、ごんべいはもどかしさを感じヒロを見やる。
すると、彼は彼女ではなく、教室のドアの方を鋭い瞳でジッと見ていた。
「おい、誰かそこにいるんだろ、入って来なよ」
「えっ…?!」
ヒロの言葉に、ごんべいは慌ててはだけたブラウスを直そうとするが、ヒロの手がそれをさせなかった。
ガラガラと教室のドアが開き、おずおずと一人の男子生徒が入ってくる。
それは、先程ごんべいの荷物を運んでくれた男子であった。
「…わりぃ…体育着忘れちまって。取りに来たら…声が、したから…」
ごんべいの乱れた姿を見ないようにしながら、男子は呟く。
その頬は、ヒロよりも真っ赤に染まっていた。
ヒロは彼の言葉を聞き少し黙っていたが、ニヤリと妖しく微笑む。
「…あんたさ、ごんべいの事好きなわけ?」
「ッ…ま、まあ…正直言うと、ヒーローと付き合う前から目付けてたって言うか…好きだったって言うか…」
「!」
ごんべいはそんな事全然気づかなかったと、驚きの表情を浮かべる。
恥ずかしそうにそっぽを向く男子に、ヒロは更に驚きの発言を上げる。
「ふーん、じゃあさ、俺とごんべいがする所、見る?」
「!?」
「ちょ、ちょっとヒロ何言ってるの!」
ごんべいも流石に黙っていられない。
そんな事絶対嫌だと、机から起き上がろうとするが、再びヒロが覆い被さってくる。
「ごんべいに触るのは絶対無し。けど、見てるだけならここにいていい。どうする?」
「ッ…」
ヒロのとんでもない提案に、男子は何も言えず、黙ったままだ。
「ヒロ…!私嫌だからね!見られるなんて絶対い…あんっ!」
ごんべいの最後の言葉は、再び喘ぎ声に変化する。
ヒロがいつの間にかブラのカップを掴み、上にずり上げていた。
その際、カップが乳首に当たり強い快楽を引き起こし、ごんべいは思わず声を上げてしまっていた。
「ッ…」
ごんべいの甘い声を聞き、男子は視線を彼女へと移す。
そこには、露わになった惚れた女の大きな乳房、ピンク色の乳首が少し濃くなり、きゅっと引き締まりピンっと硬くなっている姿であった。
「クス、まああんたは好きにすれば?帰ってもいいし、見ててもいいし…」
「ヒロっ…やだって…っ、ん、っ」
抵抗するごんべいの言葉を黙らせるように、ヒロは彼女にキスをする。
舌を絡ませながら、剥き出しになった彼女の両方の乳房に指を食い込ませ、ブラの上からでは味わえない、その柔らかさを堪能する様に揉み始めていく。
「んん…っ、ん、ふぁ…っ」
「ちゅ、ごんべい…ほら、もっと可愛い声上げなよ…」
キスを終え、ヒロは乳房を揉みながら掌に押し潰されている乳首を擦る様な動きを見せる。
「んんっ…やだ…っヒロ…っ」
「…仕方ないな。じゃあ…もう食べちゃおう…ん、ちゅうぅ…」
「あぁんっ!」
抵抗しようとヒロの肩を掴んでいたごんべいの両手が力を失い、ガタンと机の横に力なく落ちた。
ヒロは左の乳房の根元をギュッと掴み乳首を突き立たせると、その乳首をいきなり口の中に含み、ちゅうちゅうと強く音を立てて吸い始めていた。
そして、右の乳房もぐにゅぐにゅと揉み込み、人差し指の指先でスッと乳首を撫でていく。
「ああんっ。あんっ、あぁんっ…やぁ、いやぁ、ああん」
首をフルフルと横に振るも、口からは喘ぎとなった甘い声しか溢れない。
彼女は乳首が弱い事を、彼氏であるヒロはとっくに分かっていた事であった。
「ッ……」
立ち去ろうとしていた男子であったが、ごんべいの喘ぎ声を聞き、彼は教室を出る事は無く、二人の元へと歩み寄る。
それを見やり、ヒロはニヤリと笑うと、再び口の中の乳首をちゅうっと吸い、右の乳首をコロコロと指先で撫で転がしていく。
「ああん!やだぁ…ヒロやあんっ、あんっ、あぁん」
嫌なのにと、ごんべいは戻りかけた理性が再びどんどん無くなっていくことを感じ、嫌々と声を上げる。
「ッ…ナナシ…」
二人の少し離れた所まで近づいた男子は、惚れている女性の甘い声と乱れた姿に、頬を真っ赤に染め、瞳も潤んでいた。
「あ…」
そして、ごんべいは彼の制服のズボンの中央が大きく膨らんでいる所が視線に入ってしまった。
(私であんなに興奮してくれてるの…?)
今までにない感情に、ごんべいは包まれていた。
自分を見て興奮してくれるという事が、こんなに嬉しいのかと、ごんべい自身不思議な感じがしたが、もう抵抗するのは止めようと、彼女は思った。
「ちゅ、ん…ほらごんべい…ごんべいの可愛い姿を見てあんなに彼が興奮してる…」
ちゅぱちゅぱと乳首に吸い付いたり抜いたりしながら、ヒロは興奮した彼のズボンの中央を見やる。
「ああん…ヒロ…して…もっと、して…」
真っ赤な頬を浮かべ、自分を見つめる男子が愛おしく思い、ごんべいはヒロに懇願する。
「…」
ごんべいの言葉を聞き、ヒロは妖しく微笑み、そのまま今度は指で愛撫した右の乳首へと舌を這わす。
「あぁっ…」
指で愛撫されきゅっと引き締まった乳首の根元に、熱い舌がゆっくりと先端へと向かって舐め上げられ、ごんべいは声を漏らす。
そして、舌が先端へと辿り着くと、そのまま一気に口の中に含まれ、ちゅううっと乳首の硬さを味わう様に吸われる。
「ああんっ」
ごんべいの喘ぎと共に舌で愛撫された左の乳首に指が這わされ、濡れている為湿っているが、それでも親指と人差し指で根元を摘み、確実にきゅっと捻っていく。
「ああん、あんあんっ。あん、あぁん…」
ヒロの頭に両手を回し、ごんべいは首を仰け反らせながら喘ぐ。
それに導かれる様に、ヒロは更に激しく右の乳首を吸い、左の乳首を上へと引っ張り、くいくいっと強めに捻っていく。
「あんっあん。あっあっ…あぁん…」
乳首から伝わる愛撫は腰の奥を熱くし、自然に甘い蜜を溢れさせていく。
「ナナシ…ッ…」
気がつくと、男子はズボンを少し下ろし、熱く硬くなった自身を取り出しており、ごんべいを見つめながら自分で上下に手を動かしていた。
(ああ…私で興奮してくれてる…嬉しい…)
自分に興奮してくれている事が嬉しく、今までにない高揚感がごんべいを襲っていた。
男子の行動を見て、ヒロも乳首への愛撫を止めると、そのまま一気にスカートの中へと顔や手を移動させていく。
「あっ…」
「…彼も僕も…ごんべいも…みんな興奮してるからな…」
ヒロはそう言うと、下着を慣れた手つきで足首まで下ろし片方を抜いてしまうと、そのまま露わになったごんべいの脚の間に顔を埋めた。
「あっヒロ…はあぁんっ」
教室中に、大きくなったごんべいの甘い声が響き渡る。
乳首の愛撫によって快楽の証である蜜が、ヒクヒクと疼きながら入り口に溢れていた。
そこにヒロは舌を当て、下から上へと蜜と入り口を舐め上げる。
「あぁあん、あんっあぁん…」
「ん、じゅるっ…凄い蜜だよごんべい…」
スカートが邪魔で見えないが、脚の間にいるヒロは、舌先を細かく刻む様に動かし、蜜を舐め入り口を刺激している。
「はぁあん、あぁん、ヒロ…」
「く…ッ…な、ヒーロー…頼む、俺にも…」
自身で慰めていた男子だったが、彼もごんべいの乱れる姿に限界を感じたのだろう。
彼女に歩み寄り、剥き出しの乳房、濡れて光る乳首へと手を伸ばそうとした。
「…おい、触るのは駄目だって言っただろ」
一端スカートの中から顔を上げ、ヒロは顔を歪ませて言う。
「っ…けどよ、ナナシのこんな姿見たら…ッ」
「…ごんべいは僕の女だ。見るのは良いけど、触ったら……」
ヒロは鋭い瞳を浮かべ、男子に突き刺す様な視線を送る。
「っ…分かったよ…くそ…ッ…」
男子はヒロの視線に根負けし、再びごんべいを見つめながら自身を上下に擦り始める。
「…ごんべいは僕だけのもの。誰にも渡さない…ん」
「ヒロ…あんっ!あぁあんっ」
ヒロの言葉が嬉しく、彼を見つめようとしたが、彼は再びスカートの中へと顔を落とす。
ヒクヒクと疼く入り口をツンツンと突き、ねっとりと下から上へと舐め上げる。
「はあん、ああん、あぁん…良いよぉ…」
「く…ナナシ…良い声…出しやがる…っ」
隣の男子も、ごんべいの甘い声とその姿に更に自身を硬く熱くさせている。
見られているからこそ、ごんべいも余計興奮を覚えていた。
「ちゅ、ん…そう。ごんべいの声は最高だよ…それを聞かせて上げただけでも、有難いと思うんだな。…じゅるっ」
「はああんっ」
ヒロの舌が、入り口から直ぐ上にある赤い実を見つけ、ペロリと舐め上げる。
それだけなのに、ごんべいは全身がビクッと痙攣するような強い痺れを感じた。
ごんべいが乳首の次にクリトリスが感じる事を、ヒロは知っている。
彼女をイかせる為、彼はクリをチロチロと舐め上げ、細かく刺激を送る。
「あぁあんっ、あん、あんっ。ヒロだめぇ…やん、やあぁん」
開かれた両脚がツンと痺れと共に突っ張る様な感覚を感じ、それは快楽の果てへと達する事を物語っていた。
「嫌じゃないでしょ…?こんなにクリも硬いのに…直ぐにイかせてあげるから。…彼ももう、限界みたいだからな…」
ヒロがチラリと見やると、男子はごんべいを愛おしそうに見つめ、自身を強く擦っている。
彼が達するのも時間の問題だろう。
ヒロは舐めていただけの動きを変え、いきなりクリに吸い付くと、乳首と同じ様にちゅうちゅうと吸い上げ始めた。
「はああぁん!あぁんやだぁ…ヒロだめぇ、だめぇ…っ、あぁあんっ」
クリをヒロの温かい口内に吸い込まれ、じんわりとした快楽が一気に全身へと広がる。
強めに吸われた後は、口内に含んだまま上下左右に舐め転がされ、その後再びちゅうっ、蜜と一緒にじゅるじゅるとイヤらしく音を上げて吸い上げられる。
「あぁああんっ!だめぇイく…イっちゃ…あんっ、あんっ、はあぁあんっ!」
「く…ナナシ…っ…!」
脚先がビクッと震え、乳首はピンッと尖り、強い快楽の波が身体を震わせていく。
ごんべいが果てたのと同時に、男子の自身の先端から熱い欲望が放されていた。
「あっ…はぁ…はあ…」
快楽の波が落ち着くと、ごんべいは男子を見やる。
そこには、じっとごんべいを熱い瞳で見つめ、そして彼女の視線に気がつくと、恥ずかしそうにそっぽを向く彼がいた。
「悪い…ナナシ…俺…」
「ううん…私、こそ、ごめんね…」
今更ながら恥ずかしいという思いが感じ、ごんべいは頬を染める。
「…」
それを見たごんべいの彼氏であるヒロは、面白くないと感じたのか、彼女の下着やブラ、ブラウスなどを素早く元の状態に戻す。
そして、ごんべいを抱き起こし、サッと手を繋ぐ。
「…行くよごんべい」
「えっ…?ヒロ、で、でも…」
男子の事が心配なごんべい。
彼はまだ呆然としており、暫くは動けないだろう。
「これ以上ごんべいの姿をあいつに見せたくないから」
「ヒロ…」
嬉しいと思う反面、男子の前ですると言ったのはあなたでしょ、とごんべいは思ったが、敢えて口には出さない。
その後、ごんべいはヒロに何度も彼のものを突かれ、何度も何度もイかされた。
口に出していたらもっと激しくされただろう、ごんべいは心の中に留めておいて良かったと、心から思うのであったー。
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