いつもと違う事


「ロウー出来たよっ」
「…美味そ。流石ごんべいっ」

テーブルに並べられていくごんべいの料理に、ヒロロウは嬉しそうに言う。
恋人であるロウの家で今日は過ごす事になり、ごんべいは手料理を披露していた。

「いただきまーす」

二人で手を合わせそう言い、ご飯を食べていく。

「美味…ごんべいマジ最高」
「そう?良かったっ」

ロウの嬉しそうな表情に、ごんべいも自然に笑顔を浮かべる。
暫くご飯を味わっていると、テレビの画面をロウがじっと見始めていた。

「ロウ、何見てるの?」
「…いや、あーゆうの良いなーって」

テレビの画面には、警察官や看護婦、教師やレースクイーンなど、様々なコスプレをした女性達が映し出されていた。

「む…何よ、ロウってやっぱりスタイル良い美人な子が好きなのね」
「馬鹿、んなわけねぇだろ。ってか、お前だって十分スタイル良いだろ」
「っ…あ、ありがと…」

むっと怒った表情になったごんべいだが、ロウの一言で恥ずかしそうに頬を赤く染めた。
そんな中も、テレビの画面にはコスプレ美女達が次々と映し出され、ロウはじっとそれを見ている。

「ほらロウ、早く食べないとご飯冷めちゃうよ?」

やはり、恋人が他の女性を真剣に見るのは良い気分じゃない。

「ああ」

ロウはやっと食べ始め、その後は他愛もない話をしながら過ごしたのだった。




「今夜、ホテル行こ」

別の日、ロウから送られてきたメッセージに、ごんべいの頭に疑問が浮かぶ。

「え、ホテル?なんでだろ…」

ごんべいもロウもお互い一人暮らしの身であり、ラブホテルに行く事は付き合い始めた頃に行ったきりで、今は殆どない。
しかも、このホテルに行こうとホテルの名前までメッセージ内に書いてある。

「どうしたんだろ。…ま、いっか。たまにはホテルも良いし」

自分で呟きながら、ごんべいは笑みを浮かべる。
久しく行ってない所に行けるのは、思いの方ウキウキしてしまう。
夜になるまで、ごんべいはルンルンとした気分で過ごせるのであった。




「ロウーお待たせっ」
「ごんべいー会いたかった」

構ってちゃんモードに入っているロウは、ごんべいに会うと人目もはばからず抱き着く。

「ちょっとロウっ」
「いいじゃん、1日だってごんべいと会えないの辛いんだぜ?抱き締めるぐらいいいだろ」

そう言い、ぎゅっと抱き締める力を込める。

「もう…まあ、ロウらしいけど」

ごんべいはふふっと笑いながら、彼の差に自分も手を回す。
ひとしきり抱き締め合うと、ロウは目的のホテルへと向かって歩き出した。

「ねえロウ、どこのホテル行くの?」
「ここ」

ネオン街にある一つのホテルの目の前に立ち、ロウはニヤリと笑う。
中に入ると、普通のホテルと変わりはない。

「広くて綺麗だねっ」

久しぶりのホテルにごんべいの気分もより一層高くなり、部屋を見渡しながら言う。
そんな彼女を他所に、ロウはクローゼットからあるものを取り出していた。

「な、ごんべい、これ着て」
「えっ?な、何それっ?!」

ロウが持っているものを見て、ごんべいは驚きの声を上げてしまう。

「何って、コスプレの衣装」

彼が答えた様にその手にはナース、警官、セーラー服など、様々な衣装を持っていた。

「な、なんでそんなの着なきゃならないのよっ!…もしかして、ここに来た理由って…」
「ああ、ごんべいにコスプレさせるため。それが一番の目的」

ロウは悪びれた様子もなく、はっきりとそう言った。
だが、ごんべいは首を横に振り否定の意味を現す。

「…嫌、着たくない」
「なんでだよ。今日はごんべいを襲ったりしねぇからさ。あくまで、お前のコスプレした姿見てたのしみたいだけだから」
「…」

ホテルに来たのだからそういう事をする覚悟でごんべいはいたが、はっきりしないと言われると少々複雑だ。
だがコスプレするだけならと、ごんべいは自分で自分を割り切る。

「…分かったわ。じゃあ本当に着るだけね?エッチな事…しないって約束してよ?」
「ああ、約束する。ごんべいが色んなコスプレした姿見たいだけだから」
「じゃあ待ってて、着替えてくる」

約束したロウを信じ、ごんべいはコスプレ衣装を受け取ると、バスルームへと入りドアを閉める。
衣装を見ると、ナース、警官、巫女服など、どれも個性的なものばかり。

「この前テレビで見て刺激されちゃったのかな。けど、どれから着ようかな」

うーんと頭を悩ませると、ごんべいは一つを手に取り着替えていく。



「お待たせ」
「ッ…」

バスルームから出てきたごんべいを見て、ロウは一瞬で顔を赤くさせていた。

「ロウさん、痛い所ありませんか?」

ピンクのナース服に身を包んだごんべいは、看護婦になりきって聴診器をロウにかざしながら言う。

「ッッッ…」

想像以上のごんべいの可愛いさに、ロウは彼女を見る事が出来ない。
コスプレしたごんべいを見る事が目的であったが、理性が一瞬で吹き飛びそうになり、彼は彼女から視線をそらす。

「ロウさーん?」

そんなロウの顔を覗き込みながら、ごんべいは言う。

「うわっ!ど、どこも痛くねぇから」

ロウは慌てて言い、ごんべいから再び視線をそらす。

「もう、折角コスプレしたのに、変なロウ」
「…な、それより他の着てきてよ。他のも見たい」
「分かった、待ってて」

パタンと浴室のドアが閉められると、ロウはふうっと息を吐く。

「…やっべ…大した事ねぇって油断してた…。あんな可愛いと思わなかった…」

コスプレした惚れた女性の姿と言うのは、理性を一瞬で破壊出来る力を持っているという事を、ロウは初めて知ったのだった。

「お守りお一つ、如何ですか?」

ドアが開き、ごんべいは笑顔でそう言いながら、ロウの前に立つ。

「…すげぇ良い…」

巫女の姿をした彼女を見て、ロウははっきりと頷く。

「ふふ、ありがと。コスプレなんて最初は嫌だなって思ったけど、着てみたら楽しいっ。…ロウさん、何か悪いもの憑いてないかしら?」

コスプレアイテムのお札を取り出し、ごんべいはロウを見つめる。
丈の短い赤いスカートから露わになっている彼女の太腿に、彼は釘付けになっていた。

「…ああ、悪いもん付いてる。だから巫女さん、清めてよ…」

そう言いながら、ロウの手は自然とごんべいの太腿へと這わされる。

「ちょっと、ロウさん駄目ですよ?」

やんわりと、ごんべいは太腿に置かれた手を掴む。

「駄目じゃねぇだろ…?悪いもん憑いてるからさ、巫女さん清めてよ…」

そう言ったロウの声は、先程よりも低いものになっていた。
ごんべいの手を物ともせず、そのままスカートの中へと手を這わせていく。

「!だ、駄目!しないって約束したから着たのよ?最後の一つ着てくるからっ」

ロウの声が低くなる時は、もうスイッチが入ってしまっているという事をごんべいは充分理解していた。

「もう、しないって言ったから着たのに…でも、似合ってるって事かな」

似合わないと言われるよりは、全然良い。
ごんべいは最後のコスプレを身に付け、ドアを開ける。

「お待たせ、どう?」
「ッ…」

ごんべいが警官の様に敬礼すると、ロウが再び息を呑む音が聞こえた。

「今思ったけど、警官のコスプレもミニスカなんだよね。コスプレだから当たり前か…ね、ロウどう?似合ってる…っ、きゃっ!?」

ごんべいが気がついた時には、ロウによってひょいっとお姫様抱っこされ、大きなダブルベッドに押し倒されていた。

「…おまわりさん、可愛いな。可愛すぎてつい押し倒しちゃった」

ニヤリと、構ってちゃんから意地悪モードに入ったロウはそう笑う。

「!か、可愛いすぎてって…!今日はしないって約束したでしょ…っ、ひゃあっ!」

ごんべいが反論する前に、ロウは彼女の首筋に舌を這わせていた。

「悪い、無理。ごんべいが予想以上に可愛くてさ…我慢出来なくなった」

笑みを浮かべたまま、ロウはごんべいの首にちゅっとキスをし、手はスカートをたくし上げずっと触れたかった太腿を撫でていく。
すると、ごんべいがビクンと身体を震わせ、声を漏らす。

「やぁ…っ、変態…っ!強制わいせつ容疑で逮捕するからっ」

ごんべいは首を横に振りながら、ロウの両肩を押し戻そうとする。
が、その力は強く全く効かない。

「…出来るもんならしてみろよ、可愛婦警さん。ほら、俺を退かしてみろよ…」
「っっっ…」

低い声でそう囁き、妖しく笑うロウ。
さっきまではロウが自分に息を呑んでいたのに、今は自分が、彼を見て思わず息を呑んでしまっている。

「変態容疑で…逮捕するから…この変態…っ」

ごんべいが言い返せたのは、それだけであった。
彼女の言葉を聞き、ロウはくくっと笑う。

「ごんべいになら、喜んで逮捕されるぜ?てか…変態って言われると益々そそられるんだよな…ん」
「!やぁっ…あんっ」

また言い返してやろうと思ったのに、首にまたキスをされ、太腿をするりと撫でられると、たちまち甘い声を上げてしまう。

「…ほら、婦警さん…逮捕してみろよ…?」
「っ…今は、見逃してあげる…」

惚れたものの弱みであった。
ごんべいの言葉にロウは満足そうに笑うと、そのまま太腿を撫でていた手を奥へと這わせ、下着の上から指を当てていく。

「ふあっ!」
「婦警さん、感じちゃってた?濡れてる…」

ごんべいの下着は、既に湿り気を帯びてしまっていた。
ロウの指が上下になぞられていくと、蜜を溢れさせる入り口がビクンと疼き、更に下着を濡れさせていく。

「やぁあ…っ、だって…ロウが触るから…っ」
「だって俺、ごんべいの事大好きな変態だから」

そう答えると、ロウは下着の中に指を忍ばせ蜜の入り口に触れていく。

「あぁっ…!」
「だからもう我慢出来ねぇ。…好きだ、ごんべい…」
「ロウ…私も好き…っん、んんっ」

押さえていたものが外れたかの様に、ロウはごんべいの唇にキスをする。
何度も角度を変え唇の輪郭をなぞり、そのまま舌を挿入し、彼女の口内を掻き乱す。
そうしながらも、下着の中の指が一本、二本と数を増やし中へと挿れられ、膣の壁を擦られていく。

「んんっ、あんっ…!ふぁ…ん、ロウ…っ」
「ん、ちゅ…ごんべい…」

ごんべいの唇を堪能すると、ロウはそのまま片手で器用にコスプレのボタンを外す。
二つ目のボタンを外した時、ぷるんっと揺れながらごんべいの乳房が露わになり、ロウは尽かさずそちらへと唇を這わす。

「あっ…あぁんっ!」

這わせた先にあった突起を口の中に含むと、ごんべいがビクンと震えながら甘い声を響かせる。

「ん、ちゅうっ…」

既に硬く尖ってしまっている乳首をちゅうっと音を立てながら吸うと、その硬さが唇を通して伝わる。
それを味わいたいと、更にちゅうちゅうと強く吸っていく。

「ああん…っ!あんっ、あぁん…ロウ…っ」
「ちゅっ、ん…ごんべい…乳首硬…美味い…」

一度ちゅぱっと引き抜き、乳首の根元に舌を当てる。
そのままゆっくりと根元から先端へと舐め上げ、先端をチロチロと尖らせた舌先で突いていく。

「あぁん…あっ、あん…ああん…」

硬い乳首は、ロウの舌に合わせ角度を変えながらコロコロと転がり、甘い快楽を引き起こす。
膣の中にあるロウの指もグチュグチュと音を上げ、何度も指を抜き挿しさせていく。

「はあんっ!あん、あぁん…あっあん、ああん」

ビリっと電気の様な快楽が身体を走り、ごんべいはロウの肩をギュッと掴み、首を仰け反らせ喘いでしまう。
仰け反らせた事で、乳首がロウの方へと突き出されてしまい、彼は誘われる様に再び乳首を含み、ちゅうちゅうと吸い上げる。

「あぁんっ、あっあっ、ああん…っ、いい…よぉ…っん、あぁん…」
「婦警さん、感じやすいんだな…ほら、乳首もこんなに硬いし、ここも蜜で溢れてるぜ…?」

ロウの言葉に、ごんべいは顔を少し上げた。
彼がチロチロと硬い乳首を突きながら、膣から抜いた指を絡ませ、糸が引いてしまっているのをごんべいに見せる。

「あっ、いやぁ…だってぇ…っ」
「ふ、ほんと…ごんべいって可愛い」

恥ずかしそうに顔を背けるごんべいを見て、ロウは満足そうに笑う。
好きな子をいじめてその反応を楽しむ、彼は根っからのドSであり、ごんべいに対してだけは変態かもしれない。
彼女の反応をもっと見たいと、ロウは下着を掴み脱がしながら、乳首からスカートの中へと顔を移動させていく。

「あっ、ロウだ、だめ…っ、あっ、あぁんっ!」

ごんべいが気付いた時には既に遅く、ロウはたくし上げられたミニスカートの中へと顔を埋めていた。

「じゅるっ、ごんべいの蜜甘…ん」

蜜で蕩けてしまっている入り口に舌を当て、下から上へと丁寧に舐め上げていく。

「はあぁんっ、あんっ、ああん…はぁん…」

ロウの熱い舌の感覚が、ごんべいに再び強い快楽を引き起こし、甘い声が部屋中に響き渡る。
それに煽られる様に、ロウは舐めながら時たまちゅっと入り口に吸い付き、そのまま蜜を吸い上げていく。

「あぁあんっ、やぁ、あぁん…っ」
「ん、は…ごんべい…ッ…」

夢中でごんべいの蜜を舐めたり吸ったりするロウの頬も、既に真っ赤に染まっていた。
じゅるっ、ちゅうっと、水音を大きく上げながら、ロウはとめどなく溢れるごんべいの蜜を吸ったり舐めたりし、彼女に快楽を送っていく。

「はぁああん…っ。あん、あんっ、あぁん…いい…よぉ…っん、はあぁん…」

ごんべいは大きく喘ぎながら、腰を自然に浮かせ、自ら脚を更に開く。
くちゅりと蜜の入り口が鳴り、それに誘われる様にロウはそこへ吸い付き、じゅるじゅると音を上げる。

「あぁあぁん…っ、だ、だめ…だめぇ…っ、あんあんっ、はぁっ、あぁん…」

快楽と共に身体が震え始め、ごんべいは首を横に振りながらロウに訴える。
彼もごんべいが達してしまいそうな事は分かっており、そのまま入り口の上にある突起を舌で触れ、ペロリと舐める。

「ふぁああんっ!」

その突起を触れられた瞬間、ごんべいが大きく震え開かれた脚を閉じようとする。
だが、ロウがそうはさせず、直ぐにチロチロと尖らせた舌先で突起を突いていく。

「はあぁあんっ…!あぁっ…あん、あぁああん」

力が入ってしまったごんべいの内腿が声と共に抜け、再び左右に開かれていく。
ロウは突起を弾いた後、下から上へと舐め上げる。

「ああぁんっ、あぁん…だ、だめ…ロウっ…だめぇ…っ、はあぁあん」

全身が強張り、ごんべいは再び腰を浮かせてしまう。
彼女が達してしまうのは、もう時間の問題であった。
ロウは舌を蜜の入り口に当て、グチュグチュと音が上がるほど、素早く上下に舐め上げる。

「はあぁあんっ!あんあんっ、だめぇ!あっあっ、あぁああん!」

ごんべいは思わず脚の間にいるロウの頭を掴み、そのまま腰を浮かせ全身をビクンと大きく震わせた。

「…可愛かったぜ、婦警さん」

ごんべいが達してしまった事が分かると、ロウは顔を上げニヤリと笑う。

「はあ…はあ、ん…もう…変態なんだから…っ」

赤く火照った頬を膨らませ、ごんべいはロウを見つめながら言い返す。

「ああ…言っただろ、ごんべいにだけは俺は変態だぜ?てか…そう言われるとやっぱ余計燃えるな…」

自分はやはりドSだと、ロウは自分でそう実感する。
ごんべいの為なら、変態でもドSでも何でも構わない。
彼はそう思いながら、ズボンを少し下げ、ごんべいの蜜の入り口に熱くなった自身を当てる。

「あっ、あぁっ!」

達したばかりのそこは、ロウのものを悦んで受け入れてしまう。
先端部分がズプリと音を立てて入り口の中へ入っていくと、直ぐに根元まで呑み込んでいった。

「あぁんっ…!」
「く…すっげキツ…ッ」

ごんべいを何度も抱いているが、今日は締め付けがいつもより強かった。
コスプレしているせいなのかは分からないが、ロウはそれでも彼女が感じていると分かり嬉しい。
警官のコスプレをしたごんべいの腰を掴み、ロウは自身を抜き挿ししながらその締め付けを味わっていく。

「あぁあんっ!あっあっ、はあぁん」
「ッ…」

奥を突き上げる度に、ごんべいが甘い声を上げながらぎゅっとロウのものを強く締め付ける。
それが堪らない快楽をロウに呼び、彼は腰を浅く突いたり、深く突いたりしごんべいの中を確実に突き上げていく。

「ああぁあんっ、あんあんっ、あぁん」

抜き挿しされるロウのものを強く締め付けながら、ごんべいも彼に合わせ腰を動かす。
そうする事で、更にロウのものが奥深くへと当てられ、そこから広がる甘い快楽が堪らなく気持ちが良い。

「はぁあんっ、あん、あんっ、はあん、ロウ…っ」
「ごんべい…ッ、んな、締め付けんな…ッ」

整った顔を歪め、まだ出すまいと自分を我慢させていたが、ごんべいの声と強い締め付け、何より彼女のコスプレした姿にもう限界であった。
ロウは膝立ちし、ごんべいの腰を掴み持ち上げる。

「はあぁんっ、ロウの奥に…っん、あぁんっ」
「悪いごんべい…ッ、もう限界だ…ッ」

ロウはそのまま自分とごんべいの腰を動かし、パンパンと肌のぶつかり合う音が上がるほど、激しく強く自身を打ち付ける。

「あんあんっ、あぁああんっ!ロウ…っ、そんな、あんっ、ああぁあん!」
「く…ッ…!」

ごんべいがビクンと腰を震わせると、ロウも自身を波打たせ、熱い欲望を彼女の中に果たせた。

「はあ…はあっ…ロウ、激しすぎ…はあ…」

荒くなった息を整えながら、ごんべいはロウを見つめながら言う。

「仕方ねぇだろ…ごんべいが可愛い過ぎんだよ。…な、またコスプレして」

目をキラキラさせ、まるで子供の様にロウはごんべいに言った。
そんな彼が可愛くて、彼女は断りきれずコクンと頷く。

「いいよ?でも、今度はロウもコスプレして」
「は、俺も?」
「うん、二人で、ね?」
「…ッ、分かった」

ごんべいの笑顔が可愛くて、ロウも頷く。
二人は暫く、甘いひとときを楽しんだのであったー。


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