癒やしは貴方と私
「ふう…」
大学の講義の真っ最中、先生に見つからない様ごんべいは溜め息を吐く。
大学生ともなると、皆講義を選んで好きなものを受けているが、根っからの真面目なごんべいは、殆どの講義に参加しサボる様な事はしなかった。
それでも、やはり退屈な時はあるもので、欠伸が出そうになるのを溜め息に変え、見つからない様にやり過ごす。
「今日はここまで」
先生の言葉に、彼方此方からふうーっという一息が付く。
次はお昼な為、皆安堵の表情を浮かべている。
ごんべいも素早くノートなどを片付けると、学食へと向かう。
学食は既に混み合っていたが、どうにか座る所を見つけ、今日のお勧めランチ、ハンバーグを頬張る。
「…やっぱり来てないか」
携帯を見て、ごんべいは先程よりも大きな溜め息を吐く。
待ち望んでいる人から連絡が入ってなく、ごんべいの表情は暗くなる。
「ねえごんべい!」
友達が、ごんべいと同じランチを手に目の前に座る。
「今日さ、合コン出てくれない?」
「え、今日?いきなりね」
「人数どうしても足らなくてさ、ごんべい彼氏いるから誘わなかったんだけど、今回ばかりはどーしても足りなくて。駄目?」
「うーん…」
いつもならごんべいは直ぐに断るのだが、今回ばかりは迷っていた。
ごんべいには、年上の彼氏ロウがいる。
年が離れている為か、ごんべいをとても可愛がってくれ、彼女にとってロウは彼氏でもあり癒やしであった。
ロウが甘えさせてくれるからこそ、ごんべいは大学の勉強も頑張る事が出来ていた。
だが、最近ロウの仕事が忙しく、なかなか会う事が出来ずにいた。
彼と会えないストレスは、滅法溜まる一方だ。
「ね、お願い。彼氏さんには内緒でさ、今回だけ、お願い!」
「うん、いいよ」
ごんべいはあっさりと返事する。
ごんべいは昨日の夜の時点で、会いたいとメールを送っていた。
今日は週末、ロウも仕事は明日は休みの筈。
なのに、現時点でロウからの連絡は何も無い。
ごんべいの中に、寂しさと共に怒りが湧いてきていた。
(ロウの馬鹿…)
ごんべいは、ハンバーグランチを食べながら、友達と合コンの話で盛り上がり、ロウの事を忘れようとしたー。
「今日の子みんな可愛いー!」
「マジ来て良かったー」
居酒屋で合コンが始まり、男性陣がごんべい達を見て声を上げる。
いかにも軽そうな男達で、ごんべいは開始早々帰りたくなった。
(ロウと全然違う…)
ロウは、落ち着いた大人の男性で、ごんべいをいつも甘えさせてくれる癒やしであった。
目の前にいる男達とは比べ物にならないと、ごんべいは改めて思った。
早々に切り上げたかったが、友達の手前もあり適当に楽しむ振りをする。
「ねえ、君ごんべいちゃんだっけ?」
ごんべいの横に、男性陣の内の1人が座る。
見ると、友達も他の子も皆お目当ての男性と隣に座り、会話を楽しんでいる。
「可愛いよね、ね、彼氏とかいるの?」
見るからにチャラい彼は、身を乗り出してごんべいに近づいて来る。
ごんべいが最も苦手なタイプであった。
どう返そうか迷っていると、ごんべいの携帯の着信音が上がる。
その画面には、ロウの名前。
「あ、ごめん。ちょっと電話だから」
ごんべいは男を切り抜け、居酒屋の部屋の外へと出る。
「もしもし」
「ごんべい?ごめんな、メール返せなくて」
優しいロウの声を聞き、ごんべいは気持ちが安らぐのを感じる。
「ううん、仕事忙しかったんでしょ?」
「ああ、ちょっと立て込んでて。でも、やっとひと段落したから」
先程までロウに腹を立てていたごんべいだが、彼の声を聞いた途端、そんな気持ちは一気に吹っ飛び、ただ一言自分の素直な気持ちを呟いた。
「…ロウ、会いたい」
「ああ、俺もだよ。今何処にいる?迎えに行くよ」
「うん」
ロウに居酒屋の場所を説明し、電話を切る。
先程とは気持ちが打って変わり、晴々とした気分でごんべいは部屋へと戻る。
友達に事情を説明し、先に引き上げさせて貰い、ごんべいは居酒屋の外へと出て、愛しい彼の到着を待つ。
「ロウ、早く会いたいよ…」
早く彼に会いたい、ごんべいの思いはその一つだった。
「ねえごんべいちゃん、なんで先に帰っちゃうの?」
先程のチャラ男も合コンを抜け出したのか、いきなりごんべいの横から現れ肩に手を回してきていた。
「待ち合わせしてるんで。手、退けてもらえます?」
ごんべいはそう冷静に返し、男の手を退けようと掴むが、その手は一向に離れようとしない。
「待ち合わせなんてすっぽかしちゃいなよ。な、俺とこのままイイ事しに行かない?」
香水の匂いが鼻を掠め、ごんべいは思わず顔を歪ませる。
「お断りします」
ごんべいはハッキリとそう言い、男の手を必死に退かそうとする。
だが、男の手が動いたと思ったらそれはごんべいの胸へと移動していた。
「つれない事言うなよ。…あんたのおっぱい、初めて見た時からデカいって思ってさ。…揉ませろよ」
男の肩にあった手がごんべいの自慢の大きな胸を、服の上からぎゅっと掴んできていた。
「!いやっ!!」
ごんべいは声を上げ抵抗するが、男の力は強い。
「マジデカいじゃん、しかもこの柔らかさ…たまんねぇ…」
ごんべいの胸の柔らかさと大きさに感動した男は、ぐにゅりと揉み始めていた。
「離して!!」
ごんべいは、男の手をつねってやろうと声を上げる。
「俺の女に何をしてる」
「い、いててて!」
男の手はごんべいの胸から離れ、何者かによって上に捻り上げられていた。
「ロウ!」
「ごめんな、ごんべい。遅くなった」
爽やかな笑顔でロウはそう言うと、男の手を離す。
「今度俺の女に手を出したら承知しないからな」
ロウの顔は笑っているが、その笑顔は怖い。
「ちっ…!男がいるくせに合コンなんか参加してんじゃねえよ!」
男はそう吐き捨てると、何処かへ去ってしまった。
「合コン…?」
ロウが、男の放った単語にピクリと耳を立てる。
「あ、あのねロウこれは…」
「…ごんべい、とりあえず車に乗って」
居酒屋の駐車場にあったロウの車の助手席に、ごんべいは乗り込む。
「ロウ…あのね、友達にどうしても人数足りないって頼まれて…」
「うん、分かってるよ。君が好きで合コンなんかに行ったりしないって分かってるから」
車を走らせながら、ロウはそう優しく言う。
「…俺も悪い。君にすぐ連絡出来なかったんだから。ごめんな、ごんべい」
「ううん。私も、ごめんね…」
ロウもごんべいも、お互いの非を認め素直に謝る。
そして、車を片手で運転しながら、ロウの左手がごんべいの右脚の太腿へと伸びていく。
「…久しぶりに、君に触る気がするな」
ロウの指がするりと太腿を撫で、さわさわと動いていく。
それだけなのに、ごんべいの身体は鳥肌が立ち始めてしまう。
「…ロウ…っ」
「ん?どうしたごんべい…」
頬を染める年下の彼女の反応が可愛くて、ロウはわざと質問をする。
「っ…分かってるでしょ…っ」
「わからない、ごんべいはどうしたい…?」
ロウはそう静かに呟くと、太腿をツーッとなぞっていく。
それだけで、ごんべいの身体はビクンと跳ねてしまう。
「ひゃあ…っ!」
「…凄い敏感になってる。…な、どうしてほしい?」
車を走らせている為、ごんべいの表情を見る事は出来ないが、ロウは彼女の雰囲気だけでもと思い、意地悪く質問を続ける。
「…ロウに、触って貰いたい…っ」
「よく、言えました」
ロウは満面の笑みで、ごんべいにそう答えたのだった。
ロウの車は、1件のラブホテルの中へと入っていく。
「さ、どうぞお姫様」
ロウが助手席のドアを開けてくれる。
その手を取り、ごんべいは車から降りるとそのままロウに抱き着いた。
「ロウ…会いたかった…」
「…俺もだよごんべい…」
ごんべいをぎゅっと抱き締めてから、ロウはホテルの中へと入り、部屋を慣れた手つきで取るとエレベーターに入る。
部屋に入ると、ロウはごんべいを抱き締め直す。
「ずっと君に会いたかった…」
「私も。…ロウに会えなくて…辛くて…」
「うん、俺も同じ。…ごんべいに会えなくて辛かった。君は俺の癒しだからね…」
ロウにとって、年下であるごんべいは妹みたいな存在でもあるが、れっきとした大事な彼女であり、癒やしの存在でもあった。
ごんべいもそれは同じだった。
「…ロウ…もっとぎゅーってして…」
「うん、これでいい?」
ロウは、ごんべいを抱き締める力を強める。
大好きなロウに包まれ、ごんべいは幸せな気持ちに満たされる。
「ありがと。…すっごく癒されるよ…」
誰にも甘えたりはしないが、ロウにだけは思う存分甘えられる。
ごんべいは、彼の服に頬を擦り擦りとした。
「良かった。俺もごんべいとくっついてるだけで、凄く癒される」
暫くお互いの温もりを確かめ合っていた2人だったが、先に痺れを切らしたのはごんべいの方であった。
「…ロウ…私に触って…?お願い…」
身も心も、大好きなロウで一杯にしたかった。
その言葉を聞き、ロウはごんべいを抱き締めるのを止め、彼女の頭を優しく撫でる。
「こうかい?」
またも、ロウはごんべいが可愛くて意地悪な反応をしていた。
「それも気持ち良いけど…っ。でも違う…っ」
ごんべいはそう言うと顔を上げ、ロウに自らキスをする。
「…こういう、事…して…」
「うん、分かったよごんべい」
ロウは笑顔で頷くと、そのまま今度は自分からごんべいの唇を奪う。
ごんべいからした軽いキスではなく、舌を入れ彼女の歯列をなぞり、舌を見つけ絡ませていく。
頭を撫でていた手はするりと下に下がり、ごんべいの自慢の胸を包み、やんわりと揉み始めていた。
「ふ…ん…ぅ…」
「ん、ちゅ…ごんべい…」
ごんべいも自ら舌をロウの口内に入れ、絡ませ合う。
ひとしきり激しいキスを交わすと、ロウはごんべいの手を引き、ベッドに座らせるとそのまま押し倒した。
「君に癒やしをもっと求めてもいい…?」
「うん…お願いロウ…私も癒されたい…っ」
ごんべいの了解を聞くと、ロウは彼女の服の上から再び左の乳房を掴むと、優しく揉み始めていく。
片手は服の裾を掴み、するりと肌を露わにさせていく。
「あ…ん…」
ロウの手が這わされ、ごんべいは吐息を漏らす。
服が完全に首の所までたくし上げられると、露わになったごんべいのブラの上をロウの手が這い、やんわりと包み込んでいく。
「ふ…ぁ…あ…」
「…あんな男が君のこのおっぱいに触れたの、許せないな…」
ブラ毎ロウの掌が乳房を包むと、ぐにゅぐにゅと揉み始めていく。
「ぁ…あん、ロウ…」
「…俺が消毒する。君は俺だけのものだから」
乳房を揉んでいると、ブラの上からでもその硬さが分かり始めた突起の存在が見つかった。
それをブラ毎一緒に摘むと、ごんべいの身体がピクンと跳ねる。
「あんっ!やぁ…っ」
「…ごんべいのこれ、凄い硬くなってる…」
摘んだ突起を、そのまま捻りながら上へと引っ張る。
「やんっ!ロウ…あんっ」
乳首の愛撫に弱いごんべいは、堪らず声を上げてしまう。
ロウは乳首を引っ張るのを止めると、ブラの裾を掴みぐいっと上へと持ち上げていく。
その途中、硬くなった乳首がブラに当たり擦れると、ごんべいの身体がまた跳ねていた。
「あんっ!」
ごんべいが喘いでいる間に、ブラが完全に上へとたくし上げられ、ぷるんっと大きく揺れ、彼女の豊満な乳房が飛び出した。
窮屈なブラから解放された乳房はプルプルと揺れ、乳首はピンッと完全に硬くなりそそり立っている。
「…ごんべいのおっぱい、相変わらず綺麗だ」
ロウは両手でごんべいの乳房を掌に包み込むと、円を描く様にゆっくりと揉み始める。
「はん…ぁっ…あ…」
ブラの上からよりも、ずっと強い快感がロウの手から伝わり、ごんべいは甘い声を上げる。
「気持ち良い?ごんべい…」
「あん、はぁ…ん、気持ちイイ…」
素直にごんべいは頷く。
ロウはごんべいの谷間に顔を埋め、舌を這わせていく。
両手は乳房をひとしきり揉んでから、中央にそそり立つ硬い乳首の側面に親指だけで触れると、ゆっくりと乳首を左右に倒すように指を動かす。
「はあぁ…あ、あんっ」
ごんべいの喘ぎと共に、乳首は更に硬さを増し、ロウの指に合わせコロコロと転がっていく。
今度は人差し指の指先で乳頭の部分を押さえると、ゆっくりと上下になぞる様に転がしていく。
「あんっ、あっ…あんっ!」
乳首から伝わる快感は凄まじく、ごんべいは喘ぎながら腰をくねらせてしまう。
その合間に、ロウの舌が谷間から右の乳房の方へ移動し、乳輪に沿って舌が這わされる。
早く乳首を舐めてもらいたいのに、ロウの舌は乳輪を這うのみで、一向に乳首に触れてはくれない。
乳首の根元に舌が当たると、思わずごんべいは身体を跳ねらせるが、そのまま舌は乳首から離れていく。
「あ、ぁん…ロウ…意地悪いや…ぁ…」
「意地悪なんかしてないけどな…どうしたのごんべい?」
頬を染め、我慢を訴えているごんべいが可愛くて、ロウは同じ様に意地悪く質問をし、舌ではなく指で乳首を摘みコリコリと擦り上げる。
「やあんっ。お、願い…乳首…舐めてぇ…」
「…素直で良い子だ…」
ごんべいのお願いを聞き届けると、ロウの舌が彼女の右の乳輪をくるりと舐める。
そして、そのまま一気に乳首を口の中に含んだ。
「あぁんっ!!」
待ち望んだ快感に、ごんべいは大きく声を上げてしまう。
口の中に含んだ乳首の根元を、優しく甘く噛んでいく。
左の乳首も、根元を摘んで上へと引っ張っていく。
「ああん!あっ…あっ…」
乳首から伝わる快感は強烈で、ごんべいは悦びの声と共に腰をくねらせる。
噛んだ右の乳首を、今度は舌先で当て、ゆっくりと転がし、左の乳首も人差し指で押さえコロコロと円を描く様に転がしていく。
「はあん!あぁん、あんっ」
「ん、ちゅ…ごんべいの凄く美味しい。…もっと、してほしい?」
「ああん、ん、して…ほし…いっ…」
「…本当、君は素直な良い子だよ…ちゅ」
ロウは、ちゅっちゅっと、強弱を付けて乳首を吸う。
そして、中指の指で乳首を左右に撫でると、硬い乳首は彼の指に合わせコロコロと転がっていく。
「あぁん、あんっ!」
「ごんべい…」
久しぶりに聞く可愛い彼女の甘い声に、ロウは既に限界であった。
だが、彼女の1番敏感な所にも触れておきたい。
ロウは、乳首をちゅぱっと引き抜くと、お腹に舌を這わせていく。
両手は、スカートの中に手を入れ太腿を撫でながら、下着を掴みスルリと下へ下ろしてしまう。
蜜で既に濡れているそこが下着が取れヒンヤリとし、ごんべいは身体を震わせる。
だが、直ぐにそこはまた熱くなる。
ロウの唇がお腹から、たくし上げられたスカートを飛び越え、蜜で濡れたそこに這わされていく。
「あっ!やだ、ロウ…っ」
思わずびっくりして脚を閉じようとするが、ロウがそれをさせなかった。
両手で脚を開かせ押さえると、そこに顔を埋め蜜をペロリと舐め始めていた。
「はああんっ!やぁあ…はあんっ」
「ちゅ…ふ…ごんべい…舐めても君の蜜が溢れてくるよ…」
「やぁあ…言わないで…ロウ…あぁん」
ロウは、次々に溢れ出る蜜を舌ですくい、舐めとっていく。
「はぁん、あぁん」
ロウの舌が動く度、ごんべいは声を大きく上げ、脚を自ら開いてしまっていた。
それに気付いたロウは手で押さえるのを止めると、指をもう1つの敏感な突起に伸ばす。
指でクリトリスを捕らえると、上下になぞる様に指をゆっくり動かし始める。
「やああんっ!はぁんっ!」
クリトリスの刺激は今まで以上の快感で、ごんべいは思わず仰け反って声を上げてしまう。
指でひとしきりクリトリスをなぞってから、今度は温かい舌で同じ様に下から上へと、丁寧になぞりながら舐めていく。
「あぁあんっ!だ、だめ…やぁあんっ!」
久しぶりの愛撫は、ごんべいの身体を直ぐに限界へと導く。
頭の中が白くなり始め、愛撫されているクリトリスがビクビクッと震え始める。
それに気付いたロウは、舌先を尖らせクリトリスを激しく突く。
すると、ごんべいはあっという間に快楽の頂点へと登りつめていく。
「あぁあんっ、イく…っ、イっちゃう!はぁああんっ!!」
大きく声を上げ、首を仰け反らせ、脚を震わせごんべいはイってしまった。
イった事が分かると、ロウは顔を上げごんべいを見つめる。
「ごんべい…気持ち良かった?」
「はあっはあ…っ、ん…気持ち…良かった…」
潤んだ瞳で、ごんべいは頷く。
「…良かった」
ロウは一言そう笑顔で呟くと、服を脱ぎその引き締まった身体を露わにさせる。
そして、ごんべいの両脚を開かせると、熱いものを彼女のイったそこに押し付ける。
「あぁ…っ」
「君が可愛いからだよごんべい…責任取ってくれる?」
ごんべいの答えを聞く前に、ロウは自身を彼女の中に挿入していた。
「あぁんっ!ロウの…熱い…っ」
「く…ごんべいの中も、熱い、よ…っ」
イったばかりのごんべいのそこは、挿入されたロウのものを逃すまいと、熱くきゅっと締め付けていく。
その締め付けさに心地良さを感じながら、ロウのものは奥へと進んでいく。
「あっ…は…っ」
「…全部…君の中に入った…」
右手で、愛しい彼女の頬を優しく撫でると、ロウはそれに嬉しそうに答える。
そして、腰を動かし始めると、溢れ出る快感にお互い顔を歪ませていた。
「ああんっ!はあぁ…っ」
「く…っ」
ごんべいの両脚を更に開かせ、ぐいっぐいっと反動をつけ自身を最奥へと突いていく。
「はあぁん!やっあぁん!」
ロウの硬いものが当たる度、ごんべいの身体は震え快感を引き起こす。
「ごんべい…っ」
ロウはごんべいの脚から手を離し、彼女の背中に手を入れるとそのまま起き上がらせる。
反動で、ロウのものが中でぐいっと動き、快楽を引き起こす。
「ああんっ!」
喘ぐごんべいを抱き締める様に彼女と肌を触れ合わせ、腰を持つ。
ごんべいの腰を大きくリバウンドさせると、ロウのものは奥へと更に入り、お互いに快感を呼び起こす。
「あぁあんっ、はあんっ、イいよぉ…っ!」
ロウの肩に捕まり、ごんべいは自ら腰を動かしていく。
「は、く…っ、ごんべい…っ」
お互い腰を打ち付けあっていると、限界は直ぐにやってきていた。
ロウが腰を素早く動かし、リズミカルに自身が最奥を突くと、ごんべいの身体は震え後ろへと仰け反っていた。
「ああん、あんっ!また…イくっ、イっちゃう!はあぁん!」
「ああ…っ、俺も、限界だ…く…っ!」
ごんべいとロウはお互い快楽の頂点に達すると、彼は自身を震わせごんべいの中へ白い欲望を放した。
「あぁ…っ、はあ…はあ…」
ごんべいは息を整えながら、ロウに熱い身体を任せる、彼はそれを受け止めぎゅっと、彼女と繋がったまま抱き締める。
「…凄い、癒やしになったよごんべい」
久しぶりにする彼女との肌を重ねる行為は、ロウの身体も精神的にも癒やしを発生させていた。
「私もだよ…ロウに会えて…触れてもらって…凄く良かった。また…頑張れる」
「俺もだよごんべい…。君があまりにも可愛いからね…」
ぐいっと、ロウのものがごんべいの中で波打ちまた刺激を惹き起こさせる。
「あんっ!ロウの…また…っ」
「言ったろ、君が可愛いから…」
「ロウ…嬉しい…あぁんっ」
ロウのものが中で動くと、ごんべいはまた喘いでしまう。
「今日は帰さないから。ごんべい…愛してるよ」
「はあん…私も…ロウを愛してる…」
お互いの愛を確かめる様に、2人はまた癒やしを求め激しく腰を打ち付け合うのだったー。
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