3Bと会話するだけ




「わたしも髪染めたい」
「はァ? 急にどーした」
「『も』ってなんじゃ」
「だって二人は染めてるじゃん」
「ちげーし。生まれた瞬間から赤だし」
「……真田と赤也は黒髪じゃん?」
「そーだな」
「柳生と柳は地毛証明出してるし」
「そーじゃな」
「幸村くんは?」
「幸村も地毛証明出してんじゃん。妹も似たような髪色してたよ」
「お前さん、いつ幸村妹に会ったんじゃ」
「この前家族で動植物園行ったらたまたま会った」
「へー。幸村くん地毛なんだ」
「アンタとは違うのよ」
「だから俺は地毛だぜ?」
「嘘はいかんぜよ、下の毛真っ黒じゃろ」
「雅治も下の毛真っ黒でしょうが」
「いやん、エッチ」
「……やってらんねー」
「とにかく、わたしもなんかいい感じの髪色にしたい」
「日本人代表みたいな真っ黒な髪じゃ、痛むぜよ」
「そーそー、ブリーチ痛ぇしやめとけ」
「ほらやっぱ染めてんじゃん!」



おちなし。


BACK
TOP

×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -