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変な家


映画『変な家』を観てきました。と言っても観たのは公開初日の昨日(3/15)なんですけどね。

最初はこのお話のこと全然知らなくて、たまたま映画『ゴールデンカムイ』を観に行った時に予告で流れたんですよ。その時にすごく惹かれて。
「間取りが変な家」についての話なんですけど、すごい『和ホラー』って感じがして面白かったです。

とはいえツッコミどころとか、ちょっと「B級っぽさ」的な部分もあって逆に「フフッw」となってしまったシーンもあるので『傑作!』って感じではないのですが。
個人的には☆3ぐらいかな、と思います。☆4ではないかなぁ。いいとこで☆3.5。笑

どこがダメというか、伸びなかったポイントなのか語ってしまうとネタバレになってしまうので言えないのですが、良くも悪くも『邦画だな』っていう感じでした。

あと原作小説を読了なさっている方が言うには展開が異なるそうです。(ちなみに私は原作小説未読です)
だから『映画は映画』『原作は原作』として考えた方がいいみたいですね。

ただ予告を見た後に調べてみたんですけど、元々はTwitterとかブログ?で投稿されていたんだとか?
そこから『小説』『コミカライズ』と広がり、遂には映画化に至ったんだと。
すごいですよねぇ。

で、恐らく最初のネタであろうブログ記事を見つけたので読んでみたのですが、何か『こういうネタを書きだしている』感があり、これから小説に持って行ったのであればそれは確かに面白そうだな。と思いました。

その後にコミカライズ作品の一巻を読める媒体があったので試し読みしてみて、「めっちゃ怖……」となり、二巻はまだ読んでいません。笑
ホラー好きだけどクッソビビりだから怖いものは怖いんですよ……。(クソザコ)

というか『和ホラー』は背後から迫りくるような、ゾッとさせたり、いきなり驚かせに来るようなもの、後味が悪いものが非常に多いから好きだけど苦手なんですよね。(矛盾)
自分でも矛盾しているな、と思うんですけど、ホラーって読むの体力いるんですよ。私的には。^^;
よくある『怖い物見たさ』ってやつですよね。好奇心、野次馬根性、とにかくそういうものが自分にもあるので、ついつい『怖い』と分かっていても読んでしまう。見てしまう。っていうのがあります。

まあ流石に『夜トイレ行けない』とか『一人で寝られない』みたいなことにはならないんですけど、ふとした瞬間に思い出しては「怖っ」ってなっちゃう感じですね。
クソビビリの癖に図々しいという訳の分からなさですよ。苦笑


それはそれとして、一本の映画としては『よく出来ているな』と思いました。
何で上から目線やねん。って感じなんですけど、やっぱり冷静な自分が「ここはちょっとおかしかったよな」っていう部分を肯定的に受け止めることが出来なくて。
でもキャスティングはとてもよかったと思います。
俳優さん、女優さんたちの演技が本当に素晴らしくて、違和感や『演じている感』をあまり感じなかったです。

時間が出来たら原作小説読んでみようかな、と思いました。

あ、そうそう。それで思い出したのですが、作者は『雨穴(うけつ)』さんって言うんですけど、どうやらYouTubeでも活動されているようで。見に行ったら『変な家』の動画もありました。
こちらは『変な家』の映画の大まかな話を知るのにすごくいい動画だな、と思いました。
この動画に肉付けをしたのが映画、っていう感じ方をしたので。

どことなく浮世離れしているというか、そこはかとない人外感があって、いい意味で不気味な印象ですね。

もし興味があれば覗いて見てください。
映画は好みがあるのでアレですが。私は『良くも悪くも邦画だな』って感じながらも「結構面白かったな」と思いました。
怖いシーンもあるので苦手な方は本当にアカンとも思いますけど。

あと壁とか黒板とかガラスとか引っ掻く音が苦手な人は要注意ですね。はい。


ちなみにレイトショーで見に行ったので、ホラー大丈夫な方は夜に見に行ってもいいかもしれません。苦手な方は昼間にお友達とか家族と一緒に行ってください。笑

ではでは〜!ノシ


2024/03/16 22:51
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