冥府の影たち



 ルクスはまともに眠れずに朝を迎えたものの、いつまでも泣き言を言ってはいられなかった。まずは自分の目で現状を把握し、己が愛する『本物』を取り戻すために情報を集めなくてはならない。そう決めて、早々に身支度を整えて部屋を出た瞬間、ルクスは苦虫を噛み潰したような顔をしてしまった。

「おはようございます! おや、いけませんね。目の下にクマが見えますが、満足に寝ていないのでは?」

 愛する男の身体に憑依したアシエンなる化物が目の前に現れ、昨日の事など何もなかったかのように口角を上げながら、ルクスに問い掛けたからだ。
 当然ルクスは相手にする気にもなれず、無視して通り過ぎようとした――筈が、相手に後ろから抱き付かれて拘束されてしまった。

「無視するなんて、『俺』が何か気に障る事をしてしまいましたか……?」
「離せ」
「これからどうするのか、教えて頂ければ離しますよ」
「ほっといて」

 ルクスはそう言って振り払おうと身じろぎするものの、相手は頑なに両腕を放さず面白がってすらいる。このままでは埒が明かないと、ルクスは仕方なく折れる事とした。

「ファダニエル、いい加減にして!」
「えっ、誰ですか? ルクス、まだ寝惚けているんですね」
「もう二度と騙されるか!」

 ファダニエルの腕の中で、ルクスはなんとか身体を捻り、愛する男と同じ顔を見遣ってきっぱりと言い放った。

「まずはこの魔導城を見て回り、現状を把握します」
「あ、いいですね! 私も同行しますよ!」
「お前が? 何故?」

 もうアサヒという男を演じるのは飽きたのだろう。ファダニエルが目を輝かせて言うと、ルクスは感情のない顔で突っぱねた。そして、隙をついてファダニエルを押し返して拘束から逃れ、漸く歩を進めた。とはいえ、行く宛はない。ただ闇雲に歩き回るだけである。
 アシエンなる存在ならば、ルクスを足止めするなど容易いのだが、ファダニエルは今度は大人しくルクスの後ろを付いていく事にした。

「まあ、そうつれない事を言わずに。ゼノス殿下があなたを重宝している以上、私もあなたをサポートするつもりでいるんですよ」
「結構です」
「いや、危険なところに足を踏み入れて、うっかり死なれても困りますし……」

 不穏な言葉に、思わずルクスは立ち止まり、そして振り返った。

「……うっかり死ぬ? この魔導城で?」
「ええ」
「皇族が住まう城で、皇太子の許可を得て滞在している私が、うっかり殺される事があるんですか?」
「はい。ちょっと……いや、結構大規模な改造を行っている最中なので……」

 まるで悪戯をした子どものように無邪気に笑いつつ、口許を両手で覆うファダニエルの様子に、ここは己が知っている魔導城では既にないのだろうと思わざるを得なかった。
 命の危険があるという事は、魔導兵器や危険生物の研究でも行っているのだろう。ルクスは単純にそう思ったのだが、遥かにスケールの大きな話だとは夢にも思っていなかった。

「ファダニエル。良ければ案内して頂けませんか? あなたが傍にいれば、私が死ぬ事はないのですよね?」
「ええ、まあ……善処します」
「は? 善処ではなく絶対に死なせないようにしてください。絶対に」
「はあ、いつからそんなに気の強い子になってしまったんですか?」

 まだアサヒの演技を引き摺っているのか、あるいはこれもまたファダニエルという男の人格なのか。ルクスには判断出来なかったが、目の前の男はアサヒではない事は確かなのだから、そんな事はどうでも良かった。

「きっとこれが私の本性です。こんなに腹立たしい気持ちになるのは、家族にアサヒ様を罵られた時以来ですよ」

 ルクスはそう口走ったものの、あの時家族と縁を切ってでも庇った男はアサヒではなく、アサヒを演じているファダニエルだったのだ。改めて事実を認識し、ますます腸が煮えくり返るルクスを横目に、ファダニエルは実に愉快そうに目を細めていた。



 今度はファダニエルが先行し、ルクスは数歩分距離を置いてその後をついていく。残念ながらルクスが魔導城を訪れたのはこれが初めてであり、宮殿の構造や道順など把握していないのだから、おとなしくついていくしかない。
 魔導技術の駆使により実現した昇降機に乗り、下降していくと、ルクスにとって比較的見慣れた内部構造が視界に広がった。思わず頬を綻ばせると、ファダニエルは不思議そうに首を傾げた。

「ルクス、どうしました?」
「え? いえ、プラエトリウムを思い出しただけです」

 魔導院の授業でも、帝都ガレマルドの魔導城の下層は、かつてエオルゼアに築かれた魔導城プラエトリウムと同様、侵入者の襲撃に備えて軍人が配置されていると習った覚えがあった。皇族が住まう上層とはまるで造りが違うものの、ルクスとしては見慣れた下層の構造に少しばかりほっとしたのが本音であった。

「ああ、そういえばルクスは第XIV軍団出身でしたね」
「腹立たしい出来事しかないので、思い出話はしませんから」
「ええ、分かっていますよ。かの蛮族どもの『英雄』に全てを滅茶苦茶にされた事くらいは、知識として持ち合わせていますので」
「いちいち言わないで。……忌々しい」

 ルクスは吐き捨てるように言ったが、これはファダニエルに対してではなく、かの英雄に対してである。

「……復讐心を忘れずにいるのなら結構。やはり、あなたを『今』易々と死なせるのは惜しい」
「どうせろくでもない事を考えている事くらい、分かってますから」
「いえいえ、利害の一致です。ゼノス殿下と私は利害関係にあり、あなたもまた同様です、ルクス」
「ふん、よく言う」

 上手い事を言ったつもりだろうが、己にゼノスと同じような価値などあるわけがない。ルクスはファダニエルの言葉を話半分に聞いていた。ただ、ファダニエルはルクスの利用価値を脳内で上方修正していた。己の願いを叶える為に、彼女の存在は大いに役に立つだろう、と。

 昇降機が止まり、ゆっくりと歩を進めるファダニエルの後ろを、ルクスは黙ってついていく。ふたりの距離が先程より若干縮まっている事に、ルクス本人は全く気付いていなかった。

「……ファダニエル。本当に改造したのですか? プラエトリウムとそこまで変わらないように見えますが……」
「いえ、まずは驚きが少ないところから紹介しようかと」

 ルクスは怪訝に思いながらも歩を進めていくと、次第に多くの人がここにいる事に気が付いた。ただ、軍人だけでなく、一般人も多く紛れている。
 何かがおかしい。立ち止まって彼らの様子を凝視するルクスに、ファダニエルは立ち止まって振り返り、両手を合わせて小首を傾げてみせた。

「まさに今、働きアリの如く魔導城を改造している最中です」
「……民間人まで? お前、一体何を……」
「えっ、酷いです。まるで私が無理矢理働かせているような言い方――」
「どう考えてもおかしいだろ! 皆、正気じゃない!」

 ルクスはファダニエルに掴み掛かろうとしたが、問い質したところではぐらかされるのは目に見えて分かっていた。ならば、直接この目で確認するしかない。まるで憑りつかれたように作業に勤しむ民間人の元へ行き、ルクスが声を掛けようとした瞬間。

「……うそ、お母さん……?」

 いつも煌びやかな服を纏っていた己の母親を見つけたものの、最早その面影はないほどやつれていた。ぼろぼろになりながら、なにやら闇雲に作業をしていた。ファダニエルの言う『改造』の一環である事は理解しているものの、何故己の家族がここにいるのか理解出来なかった。
 ふと周囲を見回すと、父親も、兄も、そして近所に住んでいた人たちまで、同じようにそこにいた。
 ルクスはこの光景に見覚えがあった。アサヒの言いつけを破ってブルトゥス家の屋敷から飛び出した際、憑りつかれたように魔導城へ向かう人たちを目の当たりにした。その時と、まるで同じだ。

「お母さん、ねえ! しっかりして! 私、ルクスだよ……!」

 縁を切った事など忘れ、ルクスは母親の前に回り込んで、両肩を掴んで訴えた。
 だが、母の視界にルクスはいない。それどころか、邪魔だとばかりに彼女を手で払って歩き出した。

「そんな……」

 絶句するルクスの後ろで、いつの間にかそこにいたファダニエルが耳元で囁く。

「ルクス、どうしちゃったんですか? 愛するアサヒ様を罵った、かつて親だった『もの』ですよ?」
「お前!! 皆に何をした!!」

 さすがにルクスも平常心ではいられず、今度こそファダニエルに掴み掛って声を荒げた。『テンパード』についてはルクスも知識があったが、そもそもこのガレマルドに蛮族は存在せず、ゆえに蛮神も存在しない。テンパードなど起こるわけがないと端から決めつけていただけに、ルクスは何が起こっているのか理解出来なかった。
 だが、このアシエン・ファダニエルなる異形の存在がやらかした事だけは、根拠はなくても分かっていた。他にこんな事をする者などいない。ゼノスがこんな芸当を出来るなら、とうにやっているはずだからだ。

「えーっと……面倒なので説明したくないんですが……」
「馬鹿にするのもいい加減にしろ!」
「いや、そういうわけではないんですけどね。ええ、私がやりました。精神汚染とでも思っておいて結構です」
「今すぐ元に戻せ!」

 言って素直に従うはずがないのに、ルクスはそう言わずにはいられなかった。だが、ファダニエルは怯えるように眉を下げて、首を左右に振った。

「それが、私も分からないんです……」
「はあ!? お前がやったんだろ!」
「どうやったら解けるのか、まだ研究が足りず……ルクスも実験に協力して頂けるなら、出来るかも知れません」

 完全に口から出まかせではあるにも関わらず、ルクスはファダニエルの言葉を信じかけてしまった。思わず手に込めていた力が緩み、締め上げられていたファダニエルの胸元が解放された。

「……ファダニエル、本当に?」
「いや、でも元に戻す意味なんてあります?」
「お前!!」

 再び掴み掛ろうとしたルクスであったが、ファダニエルは軽快な足取りでそれをあっさりと避ければ、彼女の後ろに回り込んで抱き締めた。決して愛情表現ではなく、獲物を逃がさないという意思表明である。

「ルクス、本当に彼らを元に戻したいんですか? あなたを可愛がる事もせず、とっとと軍へ追い遣って、実家へ帰れば嫌な顔をするようなろくでもない家族を?」
「違う! そんなはずは……」
「冷静になってください。あなたが軍をお休みして実家に帰った時のあの態度、愛するアサヒ様を罵ったあの言動、すべて現実ですよ」
「お前に何が分かる……!」

 もう家族とは縁を切ったはずだった。だが、それでも家族である事に変わりはないのだ。こんな形で人間としての意思を奪われるなど、あってはならない。ルクスの双眸から、自然と涙が零れる。

「それでも……私にとっては、家族なんだ……」

 そう言って嗚咽を零すルクスに、ファダニエルは面白くなさそうに唇を尖らせた。

「ああ、苛々しますね。家族ってそんなに大事ですか? あなたの愛するアサヒ様は、自分を貴族に売った両親など人として扱いませんでしたよ。それはもう、気持ちの良いほどに」

 ファダニエルの言葉に、ルクスは恐る恐る振り返り、その顔を見上げた。アサヒであるはずがないのに、その顔は本人と言っても違いなかった。肉体が同じという意味ではなく、今の言葉はアサヒ本人の意思であるように思えたのだ。

「……ファダニエル、お前は一体どこまで知っているのですか?」
「そう来ましたか。あなたよりは遥かに『アサヒ様』の事を理解していますよ。アシエンとはそういうものです」
「乗っ取った肉体の事はすべて分かるという事……?」
「ええ。何か知りたい事があれば、いくらでもお答えしますよ」

 そう言って微笑を湛えるファダニエルに、ルクスは一瞬心が揺らいだが、雑念を振り払うように首を横に振った。

「それはアサヒ様に対する冒涜です。本人の意思で話す以外の手段で、個人的な事を暴くなど倫理に反しています」
「倫理ねえ……散々人を殺して来たあなたがたがそれを言いますか」
「お前にだけは言われたくない」

 ファダニエルはまだこの場所の見学は序盤だと言っていたが、ルクスはもう部屋に戻りたくて仕方がなかった。家族が精神汚染なるものを受けているのを目の当たりにして、平常心を保ち続けるなど困難であり、いったん心を落ち着かせなければならないと思ったのだ。

「さて、次は……精神汚染を受けていない人たちに顔を見せに行きますか」
「え? そんな人がいるんですか?」
「あ、ちょっと元気になりましたね」
「…………」

 意地悪そうに目を細めて笑うファダニエルに、ルクスは再び苦虫を噛み潰したように眉間に皺を寄せたが、何も言い返せなかった。己が単純な事は明白だからだ。

「まあ、正気を保っているかと言われると、回答に困りますが……」

 ファダニエルの言っている事は正しかったのだが、ルクスにとってはそんな事はどうでも良く、とにかく己とゼノスの他にも会話が成り立つ人間がここにいれば満足だと、気持ちを切り替える事にした。
 昇降機に乗り、向かった先は、研究施設と思わしき内装のエリアであった。

「――ゼノス様! ゼノス様の為に、この身を賭して最高傑作を生みだしてやる!!」

 ファダニエルとルクスの視界に入ったのは、ルゲイエという名の研究者であった。何やら大型の人型兵器があり、まさかそれが元々人間だったものとは気づく由もなかった。

「……ファダニエル。彼との意思疎通は可能ですか?」
「やってみますか? どうぞ」
「……いえ。ゼノス様を敬愛しているであろう事が分かっただけで充分です」

 ルクスは溜息を吐いて、踵を返して研究室らしき場所を後にした。奇妙な機械が大量にあったが、それらがこのガレマール帝国を護る為に有効活用されるのならば、何も言う事はない。
 尤も、ルゲイエの研究に伴う資金はブルトゥス家から湯水の如く注がれている事など、ルクスは知る由もないのだった。



「ルクスもどういうわけか随分疲れているようですし、これで最後にしましょうか」

 ファダニエルは平然と言いながら、ルクスとともに昇降機で上層へと向かった。ゼノスが佇む玉座のある場所である。

「……ゼノス様に会うのですか?」
「いえ、今回は『それ』じゃないです」
「おい、お前今ゼノス様の事を『それ』と言わなかったか?」
「え? 気のせいですよ」

 いっそゼノスと顔を合わせたいのだが、とルクスは肩を落としたが、会ったところで一方的にゼノスに質問をぶつけてうんざりさせてしまうのは、目に見えて分かっていた。
 昇降機が止まり、宮殿通路に出たものの、そこはルクスにとって見た事のない光景であった。
 城内というより、まるで化物の腸のような造形をしていたからだ。

「ルクスがゼノス殿下と対面した時は、皇帝陛下の玉座に待機して頂きましたが、殿下は普段こちらにいらっしゃるんですよ」
「……お前のいう改造とは、こういう悪趣味な造りの事?」
「まあ、見た目だけでなく、色々とやっていますよ」

 決して褒めたわけではないのに、ファダニエルは上機嫌にスキップしながら歩を進めていた。頼むから愛する男の肉体で滑稽な仕草をしないでくれと恨みつつ、ルクスはその後ろをついていく。
 そして、ひとつの部屋へと足を踏み入れた。骨らしきもので作られているように見える、禍々しい玉座にて、ゼノスは当たり前のようにそこに座っていた。

「殿下は就寝中のようです。起こさないよう、そっと歩きましょう」
「……ゼノス様はベッドで就寝されないのですか?」
「さあ。まあ今はうたた寝か何かだと思いますよ」

 適当な事を、この男に聞いた私が馬鹿だったとルクスは後悔しながら、極力ヒールの音を鳴らさないよう、ゆっくりと歩を進める。

 ファダニエルの背中を追っていると、突然ルクスの視界に光が注がれた。
 外に出たのだ。
 久々に外の空気を吸って、ルクスは心地の良さを感じた。――が、それも束の間の事であった。
 バルコニーと称するには禍々しい造りのそこから眺めた景色は、どこまでも広がる帝都の街並みのはずだった。

「……これは……」
「あ、これは私の仕業じゃないですよ。いや、間接的にはそうですが……」

 肉眼では詳細を捉える事は出来ないが、あちこちで炎が、煙が上がっている事だけはルクスにも把握出来た。
 内戦である。後継者争いに伴う、第I軍団と第III軍団の戦いは続いているのだ。

「……ファダニエル。今、『間接的に』と言いましたね」
「あ」
「あなたはアサヒ様のふりをしていましたが……内戦を終わらせるために資金提供をしたのは、第I軍団に対してだけですか?」

 そんなどうでも良い話を覚えていたとは、とファダニエルは気まずそうに目を逸らすも、別に事実を言ったところで何がどうなるわけでもない。少なくとも、今のルクスは無力である。己の庇護がなければ命を落とすであろうほどに。
 ファダニエルは溜息をひとつ吐けば、あっさりと打ち明けた。

「正しくは、第I軍団と第III軍団、両方です。ですからルクス、あなたが私の問いに正解した事は紛れもない事実です」
「……半分不正解じゃないですか」
「まあ、引っ掛け問題でしたので。あの時は面白い回答をしましたね、『ゼノス様ならば強い獲物を求めるはずだから、第I軍団を生かすべき』と」

 お前に対してではなく、愛する男の問いに答えたはずなのに。ルクスは認識したくない事実を次々と突き付けられ、完全に疲弊していた。
 だが、自分でも恐ろしいほどに、眼下に広がる現実についてはすんなりと受け容れていた。これは軍人としての性なのか、それとも。
 内戦を終わらせたいのなら、両方に資金提供するのはおかしい。つまり逆である。
 内戦を長引かせ、被害を拡大させるのが目的だったのだ。

「……ファダニエル。あなたはこの国を滅ぼすつもりなのですね」

 滅ぼすつもりも何も、この国は崩壊を辿っているのだろう。民間人まで精神汚染を受け、どういう意図かは分からぬが、帝国人を奴隷のように扱い、この魔導城を改造している。果たして精神汚染を受けていない帝国人は何人いるのか。この内戦で無事な軍人は何人いるのか。
 帝国人はーーガレアン族は、種を維持できるほど生存する事が出来るのか。

 どちらにせよ、この状態でエオルゼア諸国から攻められたらひとたまりもない。ファダニエルがわざわざ己を連れて『暁の血盟』に喧嘩を売った以上、エオルゼアが帝国に侵攻するのは時間の問題だ。

 ふと、ルクスは思い出した。ファダニエルが己を連れてアラミゴに宣戦布告をしに行った時、この男は何を言っていたか。すべてではないが、断片的には覚えている。
 この男の真の目的は何か。それに気付いて目を見開くルクスを見て、ファダニエルは微笑んだ。

「違いますよ、ルクス。私が滅ぼしたいのは、この世界すべてです」

2023/06/08
- ナノ -