SS


▼01/19 22:43

(指フェチな彼女)
(ちょいいやらしいかも)


「(じーっ)」
「?」
「・・・」
「どうしたんですか?」
「え・・・な、何でもない、です」
「そう?」
「・・・はい」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「ひあっ!んぅ・・・・」(口に指を突っ込まれる)
「指・・・僕の指舐めたそうな顔してたから。舐めていいですよ?ほらほら」
「うぅ・・・」
「早く舐めて」
「へ、へんりょうひまふ(遠慮します)」
「はい?なんです?」
「うぐ・・・」
「ほら早くしなきゃ別のもの舐めさせますよ」
「ひいっ・・・!」
「そう、いいこいいこ」
「・・・うう」


(なんだこれ)

▼01/18 07:34

(斎藤さんです。書きたくなりました)



「・・・これ・・・出来合いのものだろ」
「(ギクーッ!!)」
「・・・」
「・・・ごめんなさい」
「はあ・・・疲れて帰ってきたのに既製品を食べさせられるとはな・・・」
「すみません・・・これからはちゃんと手作りします」
「当たり前だ」
「でも今後、頑張って作った手料理なのに既製品だろとか言われたらたぶん泣いちゃいますよ私。間違えないでくださいね」
「大丈夫だ。おまえの味くらいすぐわかる」
「(きゅん)」



(なんかすみません・・・)

▼01/17 18:16

12/01/17 19:27
FROM:方治
SUB:志々雄様ああああ
―――――――――――

こんばんは志々雄様ああああ!

志々雄様ああああ!
明日の朝10時から会議が入っていますので
忘れないようにしてください。

あ、そうだ志々雄様ああああ!
最近社員の態度が悪いので一度厳しくお叱りになられてはいかがでしょうか。

ではさようなら志々雄様ああああ!



     ーENDー





「方治さんえらく激しい文面ですねー」
「いつものことだ」
「どうしていちいち叫ぶんでしょうか。文字数の無駄なのに」
「だよな」

▼01/15 01:46

「泣くなんて、あなたらしくもない」
「・・・っ」
「よしよし、泣き止んで泣き止んで」
「・・・ぅ」
「もし僕以外の男の前で泣いたりしたら殺しますよ」
「・・・う〜っ」
「なんで泣くんですかもう〜・・・わからないなあ女の人って」

宗次郎の精一杯の愛情表現

▼12/31 13:05

「あのー、いい加減帰ってくれません?」
「やだぁ、寒いもん」
僕の部屋のこたつでぬくぬくしてる奴。
彼女のこたつがぶっ壊れただかなんだかで、一昨日から入り浸っている。
「宗次郎〜、箱からみかん取ってきてー」
「は?」
「ほら、立ってる奴は親でも使えって言うじゃん」
「・・・僕は立ってませんし、あなたを育てた覚えもありませんけどね」
早くぅ、と急かすので渋々こたつから出てみかんを取りに行く。
温もりが一瞬にして逃げ去る。色のよいみかんを四つ取り、再びこたつに戻る。
冷えた足がだんだんと温かくなってくる。
心地いい。
「おいし〜」
本当に美味しそうに食べる彼女を見ていると思わず顔が綻ぶ。
「な、何?」
「いや、可愛いなって思って」
こんな一言で彼女は頬を染めて俯いた。
やばい、本当に可愛い。
抱き締めたい。でもこたつから出たくない。
キスしたい。でも届かない。
こたつなんてなくなればいい。でも寒いからなくならないでほしい。
こんな矛盾した気持ち。
こたつに負ける僕の気持ちもまだまだなのかもしれない。

▼12/26 22:29

「雪だね」
「そうですね」
「かき氷みたいに食べれそうだね、おいしそう」
「雪は空中の塵が集まってできたものですよ?汚いですよ、あはは」
「・・・なんでそんなに現実的なの?」
「さあ」

▼12/21 22:05

言わなきゃ伝わらないような気がして。
伝えなきゃ離れていってしまいそうで。
「好き好き・・・宗次郎すき・・・」「?・・・僕も大好きですよ」
こんなんじゃ駄目。
不安で不安で仕方がない。
伝えたくて仕方がない。
「好き、好き」
「・・・どうしました?」
「どうもしない・・・好きっ・・・な、のっ・・・」
何故だか涙が出てきた。
苦しいほど好きで、それに比例するように不安でいっぱいになって。
「好きっ、だよ・・・宗っ――」
頬に優しく手を添えられ唇が重なった。
いつにも増して甘ったるい。
「・・・なんだかよくわかりませんが、大丈夫ですよ」
「・・・」
「僕はどこへも行きません」
「・・・っ」
「ほらぁ、泣かないで泣かないで。可愛い顔が台無しですよ」
「・・・う、ん」
「ふふ。手、貸してください」
「・・・?」
言われるままに差し出すと、指を絡めて繋がれた私と宗次郎の手。
優しく微笑む宗次郎。
何の言葉を言うわけでもないけど自然と心が和らいでいった。
宗次郎の胸に寄りかかる。
繋がれた手はそのままに、宗次郎はもう片方の手で私の肩を抱き寄せた。


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