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エルナト(Elnath)

種族/性別:フライゴン/♀
身長/年齢:174cm/22歳
性格/個性:なまいき/ちょっと怒りっぽい
一人称/二人称:アタシ/アンタ、お前
能力:呪い(10分間相手の視力を極端に低下させる)

誕生日:2/20
誕生石/誕生花:オニキス白・茶(夫婦の貞節)/シャクナゲ(大志をいだく、野心)

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女嫌いの女奴隷。女を排除し男には徹底的に媚びる、愛称はエルナ。以前の女主人に物以下の扱いを受け続けた結果、完全に女性を憎むようになってしまった。貴族であろうが奴隷であろうが女は敵。だが反抗をしたところで更に酷い仕打ちが待っていたため次第にどうでもよくなってしまい、内に溜め込んだ感情は女主人に捨てられたことにより大爆発起こして性格が大きく捻じ曲がった。
体中に「おいた」をした時の制御装置と言う名の拷問道具が取り付けられていて、暴れる度にぼろぼろになっていた。度重なる拷問の影響を受けて子供は一生望めない身体になり果てる。捨てられた時に拷問道具は外されたが、唯一額のヒッピー・バンドは強力な電流発生装置である。
口は非常に悪いが、奴隷歴はそこそこ長いので一通りの業務に支障はない。しかしあからさまに男性を贔屓するのは相変わらず。また戦闘用の奴隷としての訓練を積まされていたので戦闘力として換算するとそこそこの価値はある。

シャンティーさんに嫌と言うほど構われ面倒なあまり「何でも言うこと聞くからどっかいけ」と突き放したところ逆に専属へスカウトされた。当初はなに言ってんだこいつと馬鹿にしていたものの、昔の主人と違う様子に僅かだが絆されている。しかし全く敬う気配はないし、仕事も禄にしない。よく追い出されないなーと客観的に観察するのが最近の日課。

呪いの能力で相手の視力を10分間極端に落とすことが出来る。しかし自分のスタミナと連動しているので、動き回ってしまうと能力が弱まり5分ほどで少しずつ能力が解除されてしまう。戦闘奴隷としての教育は施されていたので、能力と戦闘術を絡めて戦うことが得意だが長期戦は苦手分野。

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[set] 2015/02/28 11:05

アルタルフ(Altarf)

種族/性別:ワルビアル/♂
身長/年齢:181cm/24歳
性格/個性:さみしがり/逃げるのが早い
一人称/二人称:僕/君、あなた、〜様
能力:移動(触れているもの(者・物問わず)と自分の場所を任意の場所へ移動する)

誕生日:7/13
誕生石/誕生花:クリソベリル結晶(ロマンチックなシグナル)/ガクアジサイ(謙虚)

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捨て子の奴隷。感激屋で泣き虫、愛称はアル。物心つく前に、育てきれなかった当時の両親によって道端に置き去りにされた。拾われた先は奴隷を欲しがっていた貴族で、奴隷として生きざるを得ない環境の元で育った。貴族に尽くすことは当たり前、貴族の幸せの為に命を捧げるという教育を受け、理不尽に扱われることに疑問を感じていない。拾われた主人にアルタルフという名前を与えてもらった。
主人は激情家で些細なことに苛立ち、暴力を受け続けた。主に刺青を無理やり入れられることが主で、身体の表面積の半分ほどは刺青で埋め尽くされている。しかし、主人が病死してしまい奴隷市場に送られた。何度か能力で逃げ出そうかと考えたものの、自分は物であり思考は不要とその都度諦めている。
まともな教育を受けなかったために、喋り方が拙く「てにをは」と呼ばれる助詞を使わず喋る。また考える時間が非常に長いのでレスポンスが長い。字も書けないので身振り手振りが比較的多め。

奴隷のまま一生を終えて死ぬと考えていたので、理由はどうであれ手を差し伸べてくれたティナさんを神のように敬っている。ティナさんが幸せであれば自分の命はどうでもいい派。奴隷だった頃から仲良くしていたトマさんと一緒に働けてそれだけで幸せとのこと。

移動の能力で任意の場所へ移動は出来るものの、「自分以外は触れていないと移動が出来ない」「場所の交換は不可」「自分の知っている場所のみ」など比較的制約は大きい。また瞬発的に移動出来るわけではなく、場所を思い浮かべる必要があるので焦ると高確率で失敗する。

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[set] 2015/02/28 10:19

スピカ(Spica)

種族/性別:プクリン/♀
身長/年齢:161cm/29歳
性格/個性:おくびょう/物音に敏感
一人称/二人称:わたし/あなた様、〜さん
能力:治癒(10分前後、歌の力により聴覚から作用し治癒効果を促す)

誕生日:3/6
誕生石/誕生花:虫入り琥珀(静と動)/ヒナギク(純潔、お人よし)

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魅惑的な歌声の持ち主、卑屈でネガティブな女貴族。元々愛玩奴隷として市場に売られていた。奴隷歴は長く、ヒトとして扱われることはほぼ皆無だった為自分の価値を低く見る傾向にある。慰み物・性的奉仕など言われれば泣きながら全てこなしてきたので、その手の貴族からは非常に重宝されていて、自由と言うものを逃げ出すまで知らず育っている。
今まで5人ほど主人が変わり、一番最後の主人は女漁りが酷く病的に金銭に執着していた。毎日のように乱暴に抱かれて心身喪失に陥り、最後の足掻きとして屋敷にあった金銀財宝を持って逃げ出した。
それが影響してか、二股や愛人と言う関係が非常に恐ろしく、自分にそういった話が持ち出されるたび泣きながら相手の頬を叩いて逃げている。
元奴隷ということだけあり、奴隷に対しても敬語で接し、貴族に畏怖の感情を抱いている。無駄にネガティブだが、少しずつ周囲に触れて明るい性格へと変わってきた。が、結局結構卑屈。
奴隷時代に作法を教わった影響で貴族としては困っていないが、毎晩のように悪夢にうなされるのが悩み。いつか報復されて殺されると毎日怯えている。
また、靴を履くと拘束される感覚になるため裸足で過ごしている。

部屋は非常に殺風景で、必要最低限の調度品とベッドが端にぽつんとある程度。レティさんが専属として来てからは少しずつ部屋が賑やかになってきた。しかしそれが嫌ではなく、寧ろ毎日の楽しみになりつつある。
貴族になり初めて嗜好品としてコーヒーを飲んでから、いたく気に入って毎日目覚めの一杯を豆から挽いて飲んでいる。振舞うことも好きなようで、部屋へ来たヒトには挽き立てコーヒーを必ず淹れているらしい。

生まれつき声に治癒の力が微弱ながら宿っていたらしく、今では自分の唯一誇れる歌声を能力として使役出来るようになった。しかし、普通に歌うことと治癒の力を併用して歌うことには大きな違いがあり、長時間治癒の歌を歌い続けると声帯が焼き切れるような感覚に陥ってしまう。その為10分前後が限界。
更に、聴覚を刺激して効果を与える為聴こえてしまえば敵であろうが味方であろうが関係なく回復してしまう。

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[set] 2015/02/28 10:01

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