▼主人
凛兎さん宅、ティナさん
手を差し伸べてくれたご主人様、敬い過ぎて最早信仰の対象。
トマさんと離れ離れになってしまって塞ぎ込んでいた自分を専属としてスカウトしてくれたことに強い感謝の念を抱いています、最早運命の女神様。
下手なりに起床の介助や着替えなど、ひたすらがむしゃらに頑張っています。
「ティナ様、おはようございます…………ごはん、そろそろ出来ます。」
「………………ティナ様、幸せなら……僕、幸せ。」

▼(無自覚)片想い
奏汰さん宅、ヒイラギさん
毎回毎回無様な姿を見せているものの、気付かないうちに目で追っていたり、話し掛けたり。
それが恋とは気付かず好い人だから好きと勘違いしている模様。
ヒイラギさんが笑った顔が好き、いつかもっといっぱい笑って欲しいとこっそり想い続けています。
「…………ヒイラギ様、お花好きだから……花、プレゼントします……」
「笑って、ください……僕、ヒイラギ様、笑顔……好きです……」

▼親友
千柚さん宅、ユーストマさん
互いに奴隷だった頃からよく一緒に過ごしていました。
先にいなくなってしまうと知った時、ずっと「おめでとう、おめでとう」とエールを送っていた模様。
現在は同じ場所で働けてご満悦です。
「あ、トマさん……いいにおい…………」
「今日も、僕、頑張る……トマさん、頑張って……」

花梨さん宅、フェリオさん
一足先に専属になってしまったので話せなかったものの、晴れて専属デビューしたので時々こっそり後を付いていっています。
主人へ対する感情の違いに戸惑うものの、幸せならそれで良いんじゃないかなと持論を展開することも。
「……フェリオさん、幸せなら……多分、間違ってない……」
「…………？？僕、フェリオさん、言いたいこと……分からない。」