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[8]アート(ハマトラ)
by 蓮華
2014/02/02 17:11
『ねえ、アート?』
「ん?」
『どうして…私は、後ろから抱き締められてるのかな』
「…」
『アート?』
「……ごめんね。後、もう少しだけ…」
『…いいよ、このままで』
「え?」
『最近、アートスッゴく疲れてる』
「そんなこと…」
『隠さないで。私、ミニマムホルダーでも非力だから…、アートの役に立ててない。だから、私がアートに…出来ることなら、何でもする。他に、何かしてほいいことはある?』
「…」
『アート?』
ぎゅっ
「ずっと…」
『?』
「ずっと、傍にいてくれないか、アリア」
『!…それって』
「プロポーズ…かな(クスッ」
(非力なんてとんでもない)
(君が居るだけで、僕は頑張れる)
(だって、ずっと好きでずっと見てきたんだ)
(答えは勿論…"YES"しか、受け取らないからね…僕の愛しいアリア)
な ん だ こ れ は
[7]番外(黒子)
by 蓮華
2014/01/27 04:58
『(何かニュースでも見るか…)』
ピッ
「《では、橙野さん。今回のオペを成功させた秘訣とか、あったりします?》」
『父さん…?』
「《秘訣、ですか。強いて言うなら、愛娘の応援ですかね。前日に電話したら、"父さんならできる。頑張って"って──》」
ピッ
『(全く、何を言うんだあの父親は…)』
「《お次は、ICPOの橙野さんにお話を訊きたいと思います》」
『今度は母さん…?』
「《今回の国際指名手配犯を逮捕出来たこと、まずは誰に報告したいですか?》」
『まさか…』
「《そうですね。やっぱり、愛息子と愛娘かしら。二人共日本に帰国してて、可愛くて!!一日も早く会いた──》」
ピッ
『母さんもか…!!………次は、まともなニュースを…』
「《では橙野選手、今一番会いたい人はいますか?》」
『!』
「《複数でも構いませんか?》」
「《ええ》」
「《ありがとうございます。今一番会いたいのは、妹と彼女ですかね。もう、二人共可愛くて──》」
ブチッ
『……………ニュース、当分見たくないな…』
そして次の日、色々な人にからかわれる棗ちゃん
[6]番外NG(黒子)
by 蓮華
2014/01/18 15:53
『楽しく食べられれば、良いよ。ホラ、焼けた』
「うおうまそー!!棗ちゃん、料理とか得意そうだよな!!あ、俺は高尾和也。良かったら名前で呼んで!!」
『ああ…和也?』
「「「(もう名前呼び!!?くそっ、高尾に天罰がくだればいいのに…!!)」」」
「いただきまーす」
バタッ
「「「…え?」」」
『ん?……あぁ、それは…』
「あ、私が焼いたやつだわ!!」
「「「(天からじゃなくてカントクから!!?つか、どうやったら人が倒れるお好み焼き作れるんだよ…!!)」」」
「(コレは……食わないようにしよう)」
密かに棗ちゃんが作ったお好み焼き食べてる笠松さん
[5]番外NG(黒子)
by 蓮華
2014/01/17 08:30
「君!」
『?』
「何で土足なんだね?」
「「「え」」」
『あ…ハイヒール』
「いや何で!?」
「此処体育館!!」
「土足厳禁だから!!」
『ああ、忘れてた…殴らないで、蹴れば良かったか?』
「やめて!!」
「棗の脚力でそんなことしたら、火神が死ぬから!!」
「…」
そして忘れられる審判
[4]小湊春市(ダイヤ)
by 蓮華
2013/12/31 21:03
『あ、春市君見て見て!!』
「ん?…ああ、子猫だね。可愛い。何処から来たのかな?」
『うーん…お母さんとはぐれちゃったのかな?おいでー』
ニャァー
『ふふ、人懐っこーい!可愛いなぁ…』
「…」
『よしよし、…あはは、くすぐったいよーっ』
「…」
『えへへ、ぎゅーっ』
ニャォーン
「……椿姫ちゃん」
『?』
「その猫の親じゃないかな、あれ」
『?…あ、ほんとだそっくり!!じゃあ、お母さんとこ行っといで。ばいばーい』
「…」
『よし、じゃあそろそろ……春市君?』
グイッ ぎゅっ
『!?…え、あの…っ//』
「子猫だけ狡いよ。俺にも、椿姫ちゃんを独り占めさせて」
『!…は、はい…//』
(子猫に嫉妬するような俺だけど…)
(それだけ君を愛してる)
(こんな俺だけど、来年も一緒にいてね)
(ふふ、勿論だよ春市君っ!!)
はい、一足先に
はっぴーにゅーいやー
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