小ネタ
日記やリアタイ、ツイッターから再録した会話のみの文章。基本ぐだぐだ。
*たまに現パロや学パロもある
*下品なものは一応ワンクッション
*思いついたものを何でも投下するのでいつも以上に時代・年齢考証皆無
*そんなに頻繁に書かないCPは「○○
家」のカテゴリに突っ込んでる。そのため、+も×もごっちゃ混ぜ注意
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半兵衛「私の病気って、異国のお医者さまでも治せないものなのかな」
官兵衛「治せないだろうね」
半兵衛「そう……だよね。変なこと言ってごめん」
官兵衛「別に変じゃないよ。半兵衛が思っていることは労咳で苦しむ他の人たちも、みんな思っていることだからね」
半兵衛「他の人たちも私と同じことを……そう考えると、なんだか少し勇気がわいてきたよ。苦しいのは私一人じゃないんだって」
官兵衛「その調子だ、半兵衛。君の病はいつかきっと治る病気になる。だから、それを信じて闘おう。一緒に」
半兵衛「うん。その日がくるまで私、頑張るね」

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不治の病と宣告された半兵衛に官兵衛が与えられるのは、希望という名のわずかな薬。

官兵衛「あれ?
竹中先生、まだ授業中のはずなのにどうして職員室に戻ってきてるんですか」
半兵衛「えっ。ちょっと休憩しにきただけですよ」
官兵衛「休憩って……!あと十分で授業終了じゃないですか」
半兵衛「まあまあ。そんなことをおっしゃらずに、黒田先生もどうです?こちらの涼しいところで休憩しませんか。次の四限目くらいまで」
官兵衛「いや、授業がありますので結構です」
半兵衛「それは残念。では、また放課後にでも」(にっこり)
官兵衛「まったく。しかたのないお方だ。五時限目はちゃんと最後まで授業してくださいね」
半兵衛「はーい」

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有能だけど不真面目でマイペースな竹中先生。
でも、その性格は生徒たちに好まれているようです。
竹中先生がこんなことをしてるときは自習になるので←

村重「官兵衛。今日はお前に、ちょっと話がある」
官兵衛「大事な話でございますか」
村重「そうだ。単刀直入に言うが、この城はもうじき落ちるかもしれぬ」
官兵衛「えっ」
村重「織田方の攻撃が激しくなってきた。兵糧もなにもかもが、あと数ヶ月と経たないうちになくなる。おれのいのちも危うい。それゆえ、こたびは愛しいお前に別れを言いにきた」
官兵衛「別れ?」
村重「ああ。この城が落ちて捕らえられたら、おれは絶対に許されないであろう。そうなる前に、潔く城内で果てようと思うのだ」
官兵衛「ご自害なさるおつもりか」
村重「そのつもりだ」
官兵衛「思いとどまってくだされ。まだ死んではなりませぬ」
村重「なぜだ」
官兵衛「今、村重どのを失っては悲しむ人々が大勢いるからです」
村重「おれを必要とする者がいるのか」
官兵衛「ええ。負けるとわかっていながらも、必死で戦っていらっしゃるご家来の方々や貴殿の大切なご家族。それから、ほら。目の前にもいるではありませんか」
村重「官兵衛。まさか、お前もなのか」
官兵衛「もちろんです。貴殿は某の大切な友人ですからね。だから、生き延びてくだされ。後生でございます」
村重「わかった。
お前がそこまで言うのなら、おれは生きることを選ぼう。無事に脱出できたら、そのときは」
官兵衛「存じておりまする」
村重「ありがたい」
官兵衛「それでは再会の日まで、お元気で」
村重「官兵衛もな」
官兵衛「はい」

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『おれの嫁になれ』の続きです。
こっちは村重が脱出する直前のもの。
はじめから逃げることを考えていて、それを官兵衛に伝えにいくシチュも好きだけど、創戦ならこんなものもありかと思ってしまった。

※官兵衛と長康
事後っぽい匂わせあるので一応追記へ
見てみる

半兵衛「わっ、知らない間にこんなところ刺されてる」
官兵衛「どれどれ。あー、本当だ。赤くなってる。かゆい?」
半兵衛「……うん」
官兵衛「じゃあ、薬塗ってあげるね。少しヒリヒリするかもしれないけど平気かな」
半兵衛「ありがと。大丈夫だよ。我慢できるから」
官兵衛「しばらくほうっておけば、そのうち治るからね。触っちゃだめだよ」
半兵衛「わかったよ。官兵衛、だいすき」

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太閤5で医者プレイ中に考えたもの。
この時代に虫刺されの薬があったかどうかなんて知らないけど、とりあえず夏らしいものを書いてみました。
官兵衛にはわずかながら医術の心得があるという設定です。

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