小ネタ
日記やリアタイ、ツイッターから再録した会話のみの文章。基本ぐだぐだ。
*たまに現パロや学パロもある
*下品なものは一応ワンクッション
*思いついたものを何でも投下するのでいつも以上に時代・年齢考証皆無
*そんなに頻繁に書かないCPは「○○
家」のカテゴリに突っ込んでる。そのため、+も×もごっちゃ混ぜ注意
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秀吉「昨夜の話だがそなた、半兵衛からの誘いを断ったそうじゃな」
官兵衛「はい。たしかに断りましたよ」
秀吉「なぜだ。そなたと半兵衛は昵懇の仲ではないか。それなのに、どうして。据え膳くわぬは男の恥であるぞ」
官兵衛「存じております。されど、このところ半兵衛は体調が思わしくなかったのです。病み上がりの体に無理をさせてはいけないと思い、夜伽を断りました」
秀吉「半兵衛は体調不良を起こしていたのか」
官兵衛「二、三日前まで風邪で寝込んでいました。病み上がりゆえ、まだ体力も十分に回復してないようです」
秀吉「なるほど。では、半兵衛の体を気遣って断ったのだな」
官兵衛「そういうことです」
秀吉「官兵衛はまことに心の優しい男じゃな。よき恋人をもって、半兵衛はいつも幸せだろうよ。半兵衛に伝えてくれ。
無理をせず、ゆっくり体を休めるようにとな」
官兵衛「かしこまりました」

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うちの両兵衛は精神的には半官だけど肉体的には官半。どっちもうまいです…ムシャ(

長康「秀吉さまが半兵衛どのを好いてるという噂を聞いたのですが、本当なのでしょうか」
半兵衛「ええ、本当みたいですよ。告白されたこともありますし」
長康「ご、ご本人からですか!」
半兵衛「はい。でも、丁重にお断りしましたよ。私には心から愛する人がいますし、なにより秀吉さまの恋人としては相応しくないと思ったので」
長康「半兵衛どのはまことに思いやりのある方ですね。それに一途で素直だし。わたしも貴殿のようになれたら」
半兵衛「いかがなさった」
長康「な、なんでもござらぬ。では今日は、この辺で失礼いたしまする」

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ときどき半兵衛のもとに遊びにくる長康。二人は仲良し。

官兵衛「またこのようなところで怠けているのですか」
半兵衛「だって眠いんだもん」
官兵衛「いいかげんにしないと、お仕事終わりませんよ」
半兵衛「いいよ。べつに」
官兵衛「よくないです。半兵衛どのがお仕事をしないと、某にまわってくるんですから。きちんと終わらせてください」
半兵衛「わかったよー。でも、そのかわり条件出すからね」
官兵衛「条件とは」
半兵衛「ちゅーしていいなら起きる」
官兵衛「は、はい?」
半兵衛「私が官兵衛に口づけしてもいいのなら、起きてお仕事するって意味だよ」
官兵衛「それで本当に起きるんですね」
半兵衛「もちろん」
官兵衛「それなら、いいですよ。好きなようにしてくだされ」
半兵衛「じゃあ、お言葉に甘えてさっそく」(ちゅー)
官兵衛「こ、これで満足ですか」
半兵衛「うん……と言いたいところだけど、好きなようにって言われたからかな。なんだか私、官兵衛のこと抱きたくなっちゃった」
官兵衛「もうやめてください」

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ちょっとわがままな今孔明さまに振り回される年下軍師どの。結局このあと食われました。

官兵衛「実はずっと、黙っておりましたが某には五つになったばかりのせがれがいるのです」
半兵衛「存じてますよ。実際にお会いしたことはありませんが」
官兵衛「なんと!そうでしたか。そのせがれを連れてまいりましたので、この機会に半兵衛どのに会わせたいと思っているのですが……」
半兵衛「ええ、かまいませんよ。私もちょうどお会いしたいと思っていましたし」
官兵衛「ならば、さっそく。松寿丸、入りなさい」
松寿「は、はじめまして。黒田官兵衛が嫡男、松寿丸と申します」
半兵衛「……!」
官兵衛「半兵衛どの、いかがなさった」
半兵衛「か、可愛い」
官兵衛「え?」
半兵衛「可愛いと申したのです。私にもせがれがおりまするが、我が子よりも松寿どののことを好きになってしまいました」
官兵衛「ちょ、ちょっと、半兵衛どの。いくらなんでもお世辞が」
半兵衛「お世辞などではございませぬ。私は本気です。松寿どの、ぎゅーってしてもいいですか」
松寿丸「はいっ! 半兵衛さま」
官兵衛「だ、だめだこりゃ。完全にひとめぼれしてる。あっ、あの、半兵衛どの。某には」
半兵衛「ふふっ。あとで、ですよ」

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半兵衛と松寿丸の初対面はこんな感じです。
最後の方で官兵衛がちょっとやきもち。

長政「父上は夜襲と朝駆け、どちらがお得意なのですか」
如水「だしぬけに異なことを聞くのだな」
長政「次のいくさで参考にしようと思いまして」
如水「ほう、長政がそのようなことを考えるとは珍しい。いいだろう。教えてやる」
長政「かたじけない」
如水「そうだな。どちらかといえば、は朝駆けだな」
長政「なにゆえに」
如水「朝駆けならある程度の情勢がわかる。それに、敵味方の区別もつけやすい」
長政「なるほど。されど、それでは敵に見つかってしまいませぬか」
如水「夜のうちに接近し、明るくなってから攻撃をしかける。それならばよいであろう。敵の混乱も大きいしな」
長政「さすがは父上ですな!」
如水「しかし、そなたが行うときは夜襲の方がよいかもしれんな」
長政「どうしてですか」
如水「ほれ。そなたは朝が苦手であろう。だから、夜の方が成功しやすいと思うのだが」
長政「それなら、ご心配なく。戦場のおれは普段とは違いますゆえ」
如水「そうか、それならば朝駆けもできるな。頼もしく成長してくれて嬉しいぞ」
長政「父上にほめていただけるなんて……恐悦至極に存じます。ついでに、もう一つ教えていただきたいことがあるのですが」
如水「そなたの頼みとあれば何でも教えよう」
長政「ありがとうございます。さっそくですが、好きな相手を襲うには油断してる白昼と雰囲気の出る深夜、どちらがよろしいのでしょうか」
如水「長政よ。念のため聞いておくが、それは誰を襲うというのだ」
長政「もちろん、父上にございまするよ」(にっこり)
如水「そのようなことならば教えぬ。去ねっ!」

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父上の気を引くために奇襲の話を持ちかけてから本題に入ろうとした長政ですが失敗したようです。
やはり、知略では官兵衛にかなわず。

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