小ネタ
日記やリアタイ、ツイッターから再録した会話のみの文章。基本ぐだぐだ。
*たまに現パロや学パロもある
*下品なものは一応ワンクッション
*思いついたものを何でも投下するのでいつも以上に時代・年齢考証皆無
*そんなに頻繁に書かないCPは「○○
家」のカテゴリに突っ込んでる。そのため、+も×もごっちゃ混ぜ注意
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久作「兄上は変わられましたな」
半兵衛「どこが」
久作「なにもかもです。以前はもっと男らしかったのに、このごろはおなごのような服ばかり好んでらっしゃる。涙もろくもなったし、怖いものも増えた。なにゆえ、そのようになってしまわれたのですか」
半兵衛「好きな人ができたから、かな」
久作「えっ」
半兵衛「人は誰かを好きになるとね……その人に守ってもらいたい、あるいは守ってあげたいという気持ちが生まれる。優しい気持ちにもなる。その優しさが、私をこのようにさせてしまったんだ」
久作「難しゅうて解せませぬ」
半兵衛「それでいい。要するに昔の怖いもの知らずで無愛想だった竹中半兵衛は、もはやこの世には存在しないんだ。これからは天下泰平と愛する人のために、一途に生きていくつもりだよ」
久作「なんだか、かっこいいですね。おれも兄上のように生きたいです」
半兵衛「それはやめておいた方がいいよ。私のように生きるとろくな人間にならない。久作は今までどおり、久作らしく生きなさい」
久作「は、はいっ!」
半兵衛「それでよし」

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昔も今も変わらないのは良き兄弟仲。

半兵衛「それ、なに食べてるの?」
官兵衛「わたがしだよ。城下の屋台で売ってたから、買ってきてみたんだ」
半兵衛「珍しいね。官兵衛がそんなの食べてるなんて」
官兵衛「おいしいよ。すごく甘くて。食べたいなら、もうひとつ買ってくるけど」
半兵衛「いいよ、買ってこなくて。だって、私はこうして」(ちゅっ)
官兵衛「あっ、そこは」
半兵衛「ごちそうさまです。官兵衛どの」
官兵衛「……!」
半兵衛「このわたがしよりも甘いことしよっか。私と」
官兵衛「半兵衛がそこまで望むなら、拒まないよ。好きにしてくれ」

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わたがしおいしいですよね!
お祭りだとかなり高いけど好き。

半兵衛「暑くて眠れないね」
官兵衛「今年の夏は酷暑だな。こんな時間まで、暑く感じるなんて」
半兵衛「ほんと……まいっちゃうよ。このままだと一晩中、眠れないかもしれないね」
官兵衛「じゃあ、布団を別々にしようか?寝苦しいなら離れて寝た方が」
半兵衛「そ、それは嫌!たしかに、二人でくっついて寝てると暑く感じるけど……官兵衛と離れたくない」
官兵衛「離れるって言っても、そんなに遠くにいくわけじゃないし」
半兵衛「それでも嫌なんだ!私、官兵衛がそばにいてくれないと……寂しい」
官兵衛「わ、わかった。一緒にいるから。どこにも行かないから。泣かないでくれ」
半兵衛「……ありがと」
官兵衛「じゃあ、そこの戸を開けて外の風をいれようか。蚊帳をはってさ」
半兵衛「うん、いいよ。私も手伝うね」

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半兵衛の泣き落としに勝るものなし。これも彼の得意技です。

秀吉「こたびの城攻め、いかなる策を用いようか」
官兵衛「敵方は兵力が多いものの、食料が少ないのでここは」
半兵衛「色仕掛けで」
官兵衛「なんでそうなる」
半兵衛「なんか、最近まんねりってやつ?だし〜。新しい戦法でガツンといきましょうよ」
官兵衛「城攻めにマンネリもなにもあるか!秀吉さま、この状況なら兵糧攻めが」
秀吉「いや、半兵衛の策でいこう。いいではないか。斬新で」
官兵衛「秀吉さままで!」
秀吉「おなごで敵を惑わせ、弱ったところをつくとは。さすがは半兵衛よのう」
半兵衛「いえ、おなごはつかいませぬ。私が単身で城内に入って行います」
官兵衛「ちょっと待て。なにゆえ、半兵衛が色仕掛けを」
秀吉「いやあ、よい!実に素晴らしいぞ、半兵衛。わしが惑わされたいくらいだ」
官兵衛「なに言ってるんですかあなたは!とにかく色仕掛けはなしです。それが半兵衛なら尚更賛成できません。兵糧攻めでいきますよ、お二人とも」

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結局は兵糧攻めを行うことにしました。城は三木城だと思ってください。

清秀「養護教諭なのに妙にケガが目立ちますね」
村重「う、うるさい」
清秀「これしきの傷、ご自分で治せないはずがないのに。まさか、まだあの方にセクハラしてるんですか」
村重「しとらんわ、アホ。これは、その……」
清秀「どうでもいいですけど、いい加減にしないともっと痛い目にあいますよ。嫌われないうちに諦めたらどうです?」
村重「いやだ。おれは必ず、あいつを摂津に連れて帰る」
清秀「やれやれ、すさまじい執念ですな。それが貴殿らしいやり方だと思いますけど」
村重「おう、正攻法でいくのがおれの流儀だ」
清秀「相手は策士ですからね。惑わされないよう、お気をつけくだされ」

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常にハリセンを持ち歩いてる国語教師の心を、なんとかして射止めようとする養護教諭。彼の挑戦はこれからも続きます。

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