幸せ過ぎてこわいよ スネアイ


「幸せすぎてこわいって?」
「ああ」


意外だなあ、アイクがそんなこと言うなんて。
そう言ってスネークは微笑し、アイクの頭を少々荒く撫でた。
アイクはそれが気に入らないのか眉間に皺を寄せる。

「何故笑う」
「アイクがそんなこと言うだなんて、思いもしなかったから」

ぎゅう、と優しく包み込むように抱きしめ、スネークはアイクを胸におさめた。
それに少し遅れてアイクも両腕をスネークの背に回す。

「安心しろ、俺は絶対お前を離さないから」
「絶対に、か?」
「絶対にだ。一生幸せにしてやる」

くすり。表情の変化が貧しいアイクが、頬を緩めた。
スネークは思わず目を瞠る。いつもそうしていれば、男女問わずもてて仕方無さそうなのになと心内で呟く。

「プロポーズみたいだな」

ふと緩んだ顔のアイクから、そんな言葉が零れた。
それを聞いたスネークの瞠っていた目は細まり、口元は綻び閉じていた口からも次第に歯が覗いていった。
そして豪快にはっはっはと声を上げ笑う。それにつられてアイクもふふっと笑った。

「そうだなあ。良いことを言うじゃないか、アイク。そうだ、今のはプロポーズだ」

アイクの返事も聞かず、スネークはアイクに深く口付けた。
何度も何度も舌を絡める濃厚なキス。アイクは反抗も抵抗もする気が無いようで、大人しくキスを受け止めていた。
キスの合間、アイクから漏れる小さな甘い声に満足感を覚えながら、スネークはアイクを抱きしめたまま後ろのベッドへ倒れこんだ。





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初アイク受け文でした・・・^^


title...Aコース様




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