エミルと


「なんかやっと暖かくなって来たよね」

『うん、そうだね。桜も咲きはじめたし』

「満開くらいになったらお花見いきたいね」

『お団子持ってかないとね』

「典型的な花より団子だね」

ラタトスクと


『あー、流星群また見逃したよー』

「何？そんなロマンチストだっけ、お前」

『うわ、今の言葉傷ついたよ』

「いや、だって花より団子派だろ」

『流星群キレイじゃん!金平糖がたくさん降ってくるみたいで』

「…………そう来ると思ったよ」

ヒロトと幼女


『ヒロト！ヒロト!!』

「そんな呼ばなくても聞こえてるよ」

『リンね、あれやりたい！おどってみた？やりたい！』

「踊ってみたって、どっからそんなの覚えてくるんだ…」

『ふーすけがみてた』

「まあ、そうだろうね」

ラタトスクと



『まぁ、こんなつまらない時のためのバトルドームだろ』

「バトルドームを知ってる奴がどれだけいるか」

『世界中の奴らが知ってるだろ。バトルドームだぜ！』

「お前の中でバトルドームがどの位置にいるのか分からない」

ラタトスクと


「最近ネタが浮かばないらしいな」

『あ、それをネタにするつもりですか？』

「ネタに困ってるネタ」

『何それつまらない。捻りがない』

「困ってる割にはネタに厳しいのな」

『当たり前だろJK』

「その顔ウザいからやめろ」