ヒロトと幼女


『ヒロトー！あのね、父の日って知ってる？』

「父の日？うん、知ってるよ。父さんにありがとうを伝える日だよ」

『あのね、テレビでね、キムタクがね、ビールをあげたら喜ぶって言ってたの！』

「へぇ、そうなんだ」

『だから、買いに行こっ！！』

「え？いや、それはムリかなー。未成年だし…」

『なんでー？父さん喜ぶってよ！』

「あー、他のじゃダメかな？」

ヒロトと晴矢と幼女


「あ、こんな所で寝てるし」

「よくこんな日の当たる所で寝れるな、こいつ。暑くないのか？」

「うーん、暑いんじゃない？汗かいてるし」

「起こせよ。風邪引くんじゃねーの」

「そうだね、シャワー浴びさせないと」

エミルと


『エミル、なんで梅雨って梅雨って書くの？』

「なんで、って……」

『エミルなら知ってるはず！きっと』

「んー、合ってるか分からないけど、梅の実が熟す頃に降る雨だから、梅雨って書くんじゃないかな」

『さすがエミルですね』

「なんで敬語？」

ヒロトと幼女


『かしわもちたべたい！！こいのぼりにのりたい！』

「うーん、最初の願いは叶えてあげようかな。二つ目のは俺には叶えられないや」

『！？』

「いや、そんなに驚かれても……」


すっかり忘れてた子どもの日ネタ。

ラタトスクと


『ねぇ、あれ知ってる？』

「は？何、ただの缶詰めだろ」

『すっごい臭いらしいよ。あれ」

「あー、何だっけ?しゅー何とかだろ」

『そうそう、しゅー何とか』

「何だよ、わかんねーのかよ。モヤモヤするな」

『ラタトスクだって知らないじゃん』

「知らないんじゃねーよ、忘れただけで」

『エミルなら知ってるかなー』

「聞いてみろよ。アイツなら知ってるだろ」



気になった奴はググれks。