ろぐ4

これも考えていたタイトルログ。にんたま作品のログですね。










エンドレス・リピート
キャンディ
あいに沈む
アンダー・アイロニー
アンテナ
ジュピター,ジュピター
アンノウン
青は春めいて

(2015/01/24)



ろぐ3


タイトル及びサブタイトルを考えていたログ。

笛!作品時代も含む。
タイトルのネタも含む。
当時は神話にちなんだ話を書こうとしていた残骸もありますね。

2文字のタイトルは全て笛!現代設定作品のサブタイトルネタ、カタカナのは笛!作品軍人パラレル物のサブタイトルネタ。今見てもなつかしくないという事実が自分的に熱い。











邂逅〜であい〜
再会〜はじまり〜
依頼〜〜
試合〜それぞれの思い〜


抱擁〜心を、繋ぐ〜
重責〜心を、喪くす〜
叱責〜すれ違い〜
喪失〜きみに、あいたい〜
真実〜ぎせい〜
本心〜〜
笑顔〜ぬくもり〜
抑圧
回帰
指先
透明
背中




遐域〜かいき〜
廃熱〜はいねつ〜
延根〜はいね〜
磊塊〜らいかい〜
磊ラ〜らいら〜
曳白〜えいはく〜

親友〜〜
運命〜きみ〜
降雨〜〜
雷鳴〜きず〜
寂漠〜この夜〜
血縁〜〜


モノクロ
ドリップ
エデン
ヘブン
ブレイク
ウィッシュ
ロード
パルス
ミラー
ライン
トリガー
フェアウェル
ベルーフ・ルーフ(天職・評判)
デイヒター
ステントル
アリストパネース

タピータム
デリラ

廻る、おわる、燈る熱
波紋
それは祈りにも似た

(2015/01/24)



ろぐ2




【祈り】











「約束?そんなのしてたっけ?あー悪い悪い、忘れてた。だからまぁつまり、そういうことだから。悪いな」
震える指先でボタンを押した。聞こえるのは愛想の無い電子音だけだ。いいんだ。これでいい。何度も自分にそう言い聞かせた。

携帯を握り締めて上着のポケットに突っ込んで、地面を睨みつけるようにして歩きだした。
冷たい風が容赦なく頬を嬲る。いいんだ。もっとひどく嬲ったっていい。おれは、弱い。

今日したはずの約束を、覚えていないわけじゃなかった。むしろその逆だ。ずっとずっと覚えていた。意識しまくっていた。だけど。同じくらい、恐かった。腑抜けだと言われようとも構わない。俺は確かに、そのとおりなのだから。


恋にのめり込むなんて、馬鹿がすることだ。好きだの嫌いだの愛してるだの寝ただの、そんなことはどうでもいい。どうせいずれは別れるんだし、縁があれば結婚する。結婚すれば家族ってやつになるけど、うまくしないと離婚する。所謂バツが付いたらその後は結構めんどくさい。だからなるべく結婚したら失敗したくない。
まぁとにかく、恋愛の付き合いなんてのは大概いつか終わるんだ。だから後腐れ無いようにしたい。面倒臭いのは御免だ。
そう思っていた。
ずっとそう思っていた、のに。

『兵助。俺、兵助が好きだ。』
あろうことか数ヶ月前、想いを告げてきたのは男だった。
なんだこいつ、頭おかしいんじゃねぇの。そう笑ってやろうかと思った。もっと傑作なのは、相手がもう結構長いこと友人のひとりとして数えていたヤツだったことだ。なんだよおい、もしかしてお前、俺のことそういう目で見てたわけ?そう思ったら傑作だった。笑う準備はできていた。なのに。それなのに。
相手の真剣な瞳を見たら、笑いもなにもかも、引っ込んでしまった。それだけじゃない。あろうことか、こくんと頷いてしまったのだ。
どうして頷いたのかわからないままでいると、相手はそろりと俺に手を伸ばして、そして強く強く俺を抱きしめた。何が何だかわからなくて、それでも相手の瞳が真っ直ぐで強くてほんの少し潤んでいて、そして俺に触れた手が震えていて、それをごまかすみたいに強く引き寄せられたことは今でもよく覚えている。

馬鹿みたいだ。
その日家に帰ってから、幾度もそう思ったものだ。ただ、身体にあいつの腕の感覚が焼き付いて、風呂場で馬鹿みたいに身体を洗った。


はぁ、と吐き出す息は白い。
早く家に帰ろう。昨日買ったコーヒーを飲みたい。絶対あいつは飲まないような、苦いコーヒーだ。それをがぶがぶ飲んで、その匂いが染み付いた俺なら、あいつはもう俺を抱きしめたりしないだろう。


恋にのめり込むなんて、馬鹿のすることだ。


学生が借りるには調度いい安アパートが俺の住み処だった。
さっさと帰って、ききの悪いエアコンを点けて、先週買ったばかりのこのコートをハンガーに掛けて、あぁ、そうだ、コーヒーを飲むんだ。だからヤカンに水を入れて火を点けて。大丈夫だ。やらなきゃいけないことはたくさんある。


乗り心地の悪い電車に揺られて最寄り駅に着く。10分も歩けばアパートだ。ポケットに手を突っ込んで歩いた。携帯の電源は、切ってしまった。鳴って、サブディスプレイを見るのが、今は苦痛だ。
もうすぐ。もうすぐアパートだ。
部屋に入ったら何をするんだったか。靴を脱ぐ。バッグを置く。手を洗ってうがいをして、テレビを点ける。後は。後は何があった。そうだ、コートをハンガーにかけるんだった。兵助、新しいコート買ったんだ、似合ってる、なんて言われたっけ。いや、そんなことはどうでもいい。それから?コートを脱いで、それからどうする?あぁ、あぁそうだ。コーヒーを飲むんだった。あいつが大嫌いだと喚くくらい、苦くてたまらないコーヒーを、

「兵助、」

「―――、」
思考は中断した。ドアの前に。ドアの前に、人影があった。
「竹、谷、」
妙に上擦った声がでた。相手、竹谷は鼻の頭を真っ赤にして、ブルゾンのポケットに手を突っ込んで立っていた。
「なに、何か用かよ」
何だ。何をしに来たんだ。心臓が痛い。どうしてなのかわからない。

(2015/01/24)



ろぐ1

いつか書いたログ。R18ちっくなのでご注意を。














無骨な彼の指に、身体のなかを無遠慮にかき回されたとき、私は一際高い声をあげ、そして、彼の視界に映されたままの、まるで無防備な裸体をしならせ、ああ、ああと痙攣しながら果てた。

はじめて押し寄せたその感覚を、私は尿意であるように誤認し、許してください、もうやめて、どうか、どうかとだらしなく涙を流しながら訴えた。焦りと強烈な羞恥とが、ごまかしようもなく未知の快感となって私に襲いかかったのだ。

(2015/01/24)



眉毛を剃りすぎてる人多すぎじゃね?しかもその上から妙に太い下がり眉を書きすぎじゃね?本物の眉毛のラインをなぞったら人相変わりすぎてビビるレベル

訪問してくださる皆さま、拍手ポチポチ押してくださる皆さまが天使すぎて本当にありがたいです。ありがとうございます!
もう2014年も残り4週間・・・はやいよ・・・!


ちなみにまるで誤爆のようなタイトルですがこれは最近マジでよく思うことでごわす!
マジで無理に書いた眉毛の周辺に本物の眉毛の青剃りラインが世界不思議発見!
まあ本人が良ければいいと思います

(2014/12/05)


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