ひくつく其処へ自身を宛がうと、一気に最奥まで貫いた。

「ひあぁんっ!!」
「ん…アルエちゃん、力抜いて…ゆっくりで良いからね」

食い千切らんばかりにきゅうきゅうと締め付けられ、眉間に皺が寄る。
何とか達するのを堪えると、ゆっくりと律動を始める。

「ふあぁっ!やん、あっ、あっ…」
「おっさん、その声だけでイケそうだわ…」

堪えきれずに洩れるアルエの喘ぎ声を聞き、レイヴンは苦笑する。
最奥を貫いてやれば、悲鳴にも似た声をあげられ、ガタガタと身体を震わせながらしがみついてくる。
その姿がなんとも愛しくて、頭をくしゃりと撫でる。
頭を撫でると、アルエは気持ち良さそうに笑った。

「撫でられるの、好きだわね」
「だって、大切にされてるって…実感出来ますから…」


(やば…、本当に台詞だけでイきそうだったわ)


アルエの台詞に気分的に達してしまいそうになったが、堪える。
ずん、と最奥を貫いてやると、アルエの身体が痙攣し、ナカを締め付けられた。
それだけでアルエが達したのだと分かる。



揺さぶられるままに

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