「じゃ…此処、ちゃんと慣らさないと、ね?」

と、再び指をアルエのナカへと侵入させ、奥を突きあげる。
時折壁を指の腹で擦ってあげれば、丁度良いところに当たったのか、アルエの口から甘ったるい声が溢れた。

「此処か」

アルエのイイ所を発見し、クスクスと笑う。
そこだけを攻めてやると、ガタガタとアルエの身体が震え始めた。

「イイの?此処。どんな感じ?」
「は…あっ、あん、あ、あぅぅうっ」
「教えて。どんな感じ?気持ち良いの?」
「やぁ…っ、気持ちイ…、ひゃうっ、おかし、く…なっちゃ…!!」
「そっか。なら、一度イっちゃいな」

触れられていなかった芽を弄られ、強烈な刺激が走る。
途端に指を締め付けられ、それだけで達したことが分かった。
くちゅ、と音を立てながら指を引き抜いてやると、中に溜まっていた蜜が溢れ、シーツとレイヴンのズボンを少しだけ汚した。

「可愛いわね…。ちゃんとイケたかな?」
「はぁ、はぁ…あぅ…」
「それじゃ…おっさんも気持ち良くさせてね?」



自身の味

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