くちゅ、と音を立てて指を引き抜いてやると、ピンク色に熟れたそこがひくりと切なげに震える。
それを見ていたレイヴンが肩を竦める。
「おっさんも気持ち良くなりたいけどね…」
今は指で勘弁ね、ともう一度指を突き立てる。
アルエの腿を伝う蜜を拭いてやることもせず、延々と中を擦り続けていた。
可愛らしい音を立てていたそこが、段々と艶やかな音を立て始めた頃になるとこれ以上は自分の理性が保てないと、限界を悟り、そこでアルエは漸く解放された。
「んん…」
空が明るく霞み始めた頃、アルエが軽く覚醒する。
横を振り向けば、レイヴンがいつもの様に眠っていた。
「変な夢…見ちゃった」
あまりにもリアル過ぎた夢に顔を赤くする。
「つめた…」
シーツにまで染みたそれを発見し、慌てて毛布を被り、もう一度寝付こうとした。
Hitze, die begeistert werden sollte