レイヴンと繋がっているところから溢れる体液を指に取り、凡そ性行為には向かない器官へと指を押し進めていく。

「は、ふ…!嫌…、いたい…っ」

奥へと侵入していく細い指ですら、身体が拒む。

「…こっちに集中して」

少しでも痛みを和らげるつもりか、レイヴンが律動を始める。

「あ…ん、あぅ…」

与えられる快楽に幾らか痛みは引いてきたが、指を2本に増やされ、再び痛みがアルエを襲う。

「やめてっ痛い、いた…い…」

ぽろぽろと頬を伝う涙に気付いたのか、レイヴンが涙を舐めとる。

「此方に入れられた事は無いようだな?…少しずつ慣らしていくしかないようだ」

シュヴァーンが苦笑しながら指を引き抜く。



得体の知れぬもの

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